黒澤元国の飲みに行こうよ! 本日20時放送です。
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/6684.html
どうもkurogenkokuです。
さて事業再構築補助金のホームページから気になったことをいくつか。いずれも「認定支援機関」の支援スタンスについてです。ご覧になった方もいらっしゃるかどうかわかりませんが、村上経営支援部長のインタビューが公開されています。
【第1回公募終了 ~その傾向と参考事例~】
傾向と対策が気になったのではありません。村上経営支援部長も憤慨している認定支援機関の行為です。
具体的な名前を出していませんが、金融機関の中に事業者に20%もの成功報酬を要求しているところがあり、村上経営支援部長はそれを「相当不謹慎」という言葉を使って批判しています。村上経営支援部長もおっしゃっているとおり、「成功とは事業化がうまくいって、企業が儲かる状態になること」です。補助金に採択された時点で成功なんて勘違いも甚だしいです。
本件、おそらく金融機関が成功報酬をすべて受け取っているわけではなく、成功報酬を目的としたコンサルタントと提携し、本補助事業を手数料ビジネスとして活用しているのが、実態と思われます。
そのような相当不謹慎な行為に対し、kurogenkokuは以下のような対応が適切と考えます。
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このような行為を行っている認定支援機関と提携しているコンサルタントの名称および具体的事案を公表する
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事業者本位とかけ離れた行為を平然と行う認定支援機関がどこにいるのか、教えていただきたいものです。
加えてこんなケースも散見されているようです。
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●事務局からのご案内
第1回公募で採択を発表した案件の中に、重複案件と思われる事業が発見されましたので現在調査中です。不正が判明次第、厳正に対応いたします。公募要領4.(7)⑩にありますように、他の法人・事業者と同一又は類似内容の事業については、厳正に対応いたしますので、十分ご注意ください。
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いわゆる「事業計画書を使いまわして採択させる行為」です。これは先ほどの成功報酬よりも悪質ですが、やはり成功報酬を得ているコンサルタントの仕業かと思います。厳正に対処すべきです。
以下は余談になりますが、本審査を行っている方々の目利き能力の低さも気になります。
上記のような不正を許してしまっていること。また私の支援者で一社だけ不採択になってしまった方がいて、不採択理由のコメントを取得していただきました。その指摘事項が悲しくなるくらい酷かった。この人たち、全く事業の目利きができていないと思わしき内容で、開いた口がふさがりませんでした。ただしこれは私だけに言えることではなく、それもまた公正なルールの下で行われたジャッジなので素直に受け止めます。次に申請し、別の審査員にあたれば採択される可能性は高いと思っています。
長々と憤慨エントリーをしてしまいましたが、結局、我々は自己の利益を目的とした補助事業支援を行うのではなく、事業者本位で経営支援に関わるべきといった話です。