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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

【1129冊目】新和風のすすめ

2021-02-18 05:52:00 | 読書部

kurogenkokuです。
1129冊目は・・・。




新和風のすすめ
秋岡芳夫 著  菅村大全 発行  モノ・モノ文庫

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工業デザイナーの秋岡芳夫が亡くなる7年前の1989年に上梓した書籍『新和風のすすめ』を文庫本としてモノ・モノが復刊しました。”消費者をやめて愛用者になろう”というスローガンにはじまり、“新和風”という暮らし方の提案にいたるまで、秋岡芳夫のメッセージが凝縮されています。
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【購入はこちらから】
https://teiza.jp/?pid=155788771


本書ですが、発行人の菅村大全さんからいただきました。菅村さんは、このブログにも何度か登場しています。秩父の伝統産業の復刻について菅村さんのお力添えをいただいたこともありますし、私も菅村さんの事業承継支援のお手伝いをさせていただきました。


■自分にとっての専門家とは。。。
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/4165.html

■消費者をやめて愛用者になろう ~ある事業承継支援の話
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/5752.html


本書は、そんな菅村さんが今のビジネスを継承するに至った「故・秋岡芳夫」氏の想いが詰まった著書を、モノ・モノ50周年を記念して復刻したものです。拝読させていただきましたが、和の世界おけるデザインってこういうことなんだと、とても考えさせられるものがありました。書店では販売しておりません。お買い求めは以下よりお願いします。

【購入はこちらから】
https://teiza.jp/?pid=155788771

【低座の椅子と暮らしの道具店】
https://teiza.jp/




【目次】
Ⅰ章 日本の感性を呼び戻そう
Ⅱ章 クリエーティブに生きる
Ⅲ章 これからの「暮らし提案」
Ⅳ章 人と人、人とモノの「和な関係」


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業種別支援策リーフレット

2021-02-17 05:50:00 | 中小企業診断士

年度内に片づけなければならないものが山積みに。


どうもkurogenkokuです。


知っているようで知らないのが、以下のサイトです。新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者に向けた支援策が網羅されています。
※2月9日(火)に内容が更新されています。

【業種別支援策リーフレット】
https://www.meti.go.jp/covid-19/leaflet/


その内容は大きく「飲食業向け」「製造業向け」「卸売業向け」「小売業向け」「宿泊業向け」「旅客運輸業向け」「貨物運輸業向け」「文化芸術・エンターテイメント、スポーツ関係向け」「医療関係向け」に分けられています。事業者はもちろん、支援機関、金融機関の皆さまにはぜひフル活用をお願いします。



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産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案

2021-02-16 05:50:00 | 中小企業診断士

事業再構築補助金の「特別枠」とか本当に要らない(ぼそっ


どうもkurogenkokuです。


標記の件について、閣議決定されており、今後ルールが大きく変わります。

【参考資料】
産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案の概要
https://www.meti.go.jp/press/2020/02/20210205001/20210205001-1.pdf



特に、我々にとってつながりの深い「中小企業等経営強化法」にかかる部分は以下のとおりです。

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1.中小企業の事業・規模の拡大を促進するため、経営革新計画・経営力向上計画について、中小企業から中堅企業への成長途上にある企業群を支援施策の対象に追加。
2.事業承継に先立ち実施するデューデリジェンス等を経営力向上計画の対象とし、中小企業経営資源集約化(M&A)税制(M&A後のリスクに備える準備金・設備投資・雇用確保の促進)を措置。
3.中小企業者とともに事業継続力強化に取り組む中堅企業に対し、連携事業継続力強化に必要な資金について金融支援を措置。
4.先端設備等導入計画を生産性向上特別措置法から移管し、恒久化。
************************************


ポイントは支援対象に中堅企業が追加されたことでしょう。


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ある方の再生に向けた取組みのその後

2021-02-15 05:44:00 | 中小企業診断士

歳のせいか夜中に何度も目が覚める。


どうもkurogenkokuです。


昨日の日経新聞の社会面。

以前、ご紹介しましたが2020年9月に「ABEMA Prime(ABEMA/newsチャンネル)」にkurogenkokuがゲスト出演(『コロナ関連倒産の実態!倒産とはなにか?』)した際、番組でご一緒させていただいた福井寿和さんの「その後」が紹介されていました。


【関連記事】
昨日のテレビ放映について
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/6398.html


【番組を見逃した方は】
報道リアリティーショー#アベプラ
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p2206


【福井さんのブログ】
全店舗閉店して会社を清算することに決めました
https://note.com/aomorio/n/nd4264eabe912


早期に清算の意思決定をして、福井さんは経営者保証ガイドラインを活用した転廃業手続きにチャレンジしています。9,000万円の負債を金融機関が債権放棄できるかどうかにかかっているため、まだ私的整理が確定したわけではありません。
この経営者保証ガイドラインを活用したスキームですが、①経営者が誠実に情報を開示すること、②会社の資産売却等で金融機関以外の債務を弁済できること、③経営者は華美でない生活を行うこと、などいくつかの条件を前提に金融機関が債権放棄します。
金融機関にとっては、会社を破綻させて経営者の私財を回収するよりは、早めの法人整理をした方が回収できる額(経済的合理性)が大きい、経営者にとっては法的整理ではなく私的整理での手続きになるため、破綻ではなく清算扱いとなり、再起を図りやすいなどのメリットがあります。



実はこのスキーム、kurogenkokuにも支援経験があります。
弁護士さんに「もう自己破産しかない」と最後通告を受けてから、一縷の望みをかけてkurogenkokuのもとにやってきた社長。kurogenkokuが着目したのが、当該企業については①~④の諸条件が揃っていたことでした。経営者保証ガイドラインの活用を実行に移すためには、公正に債権者と債務者の調整をできる機関の力を借りることです。
その組織は、(株)地域経済活性化支援機構(REVIC)です。同社に弁済計画の作成をいただき、金融機関との交渉にあたっていただいた結果、〇億円の債権放棄に合意。私的整理が成立しました。いまその社長は、某社の取締役として活躍されています。


新聞には書いてありませんでしたが、福井さんのケースも(株)地域経済活性化支援機構(REVIC)の「特定支援業務」を活用しているのではないかと思います。すでに福井さんは別会社を立ち上げ、資金繰りに苦しむ中小企業の支援を行っているようです。自身の経験を生かし、多くの企業を救っていただきたいですね。kurogenkokuも頑張ります。


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事業再構築補助金の事務局が決定

2021-02-14 15:22:00 | 中小企業診断士

休日なのにメールがたくさん。休日くらいは仕事から解放されたいので、問い合わせのメールは平日に送っていただきたいですね。
そんなことを思いつつも、丁寧に返事を返しているあたりがサラリーマンぽく無いです(笑)


どうもkurogenkokuです。


事業再構築補助金の事務局が予想通り「パソナ」に決まりました。
https://www.chusho.meti.go.jp/corona/2021/20210212.html

評価結果も載っていますので、お読みいただけるとよいかと思います。
https://www.chusho.meti.go.jp/corona/2021/download/20210212.pdf



この結果ですが、1兆1400億円以上の予算を処理できる事務局って、「パソナ」以外にないと思います。予想通りと書きましたが、この予算額を見たときから「パソナ」以外の選択肢はないと思っていました。

思い起こせば、持続化給付金。
ゴールデンウイーク前に予算が成立し、早くてもゴールデンウイーク直後の受付かと思っていたら、まさかの5/1の募集開始。「1日でも早く困っている方に給付金を届けるんだ」という執念を感じた瞬間でした。
ところが、文春砲で「前田ハウス事件」が取り上げられ、「電通」は叩かれ、スピード感を優先して汗をかいた結果が、出来レース扱いに世論が変わってしまう。

確かに不正があったのであれば問題ですが、全国400万者以上の給付金処理を手掛けるなんて、それなりの予算は必要でしょうし、スピード感を優先するならいまでも「電通」しかなかったと思っています。「予算成立⇒事務局公募⇒公募要領の作成」で1か月もかけていたら、それこそ政府や経済産業省はたたかれたでしょう。


あくまでも個人的な意見ですが、「やむを得ず」っていうケースはどこにでも存在します。利権がらみになってしまっては論外ですが、実現可能性という点も含めて報道されることも必要かなと思っています。


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