goo blog サービス終了のお知らせ 

モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

【2次試験事例Ⅰ】kurogenkoku版 解答骨子

2019-10-26 08:24:00 | 中小企業診断士

今日は秩父で診断士理論政策更新研修を開催します☆


どうもkurogenkokuです。


AASさんのホームページに今年の診断士2次試験の問題が公開されていたので、先ほど事例Ⅰを解いてみました。
このブログは知人以外の受験生読者は少ないと思われるので、解答骨子のみさらりと公開します。本試験であれば、解答用紙に記入する時間を20分くらいかけていると思われるので、解答骨子は60分で仕上げました。
上位を狙いに行くのではなく、「冒険しない解答」を意識したということでご理解ください。個人的には第3問が難しく感じました。


【AASさんのホームページ】
https://www.aas-clover.com/testinfo/download-2


*****以下、kurogenkoku版の解答骨子*******

第1問 与件に、「それはビジネスとして成り立たず、売上減少と費用増大という二重苦を生み出すことになってしまった」とあるのでそこを意識して書きたいところ。一方、問われているのは「最大の理由」なので表現方法には工夫が必要。

(解答骨子)
葉たばこ乾燥機の延長上でビジネスを展開したこと。
   ↓
①健康志向の強まりや受動喫煙の社会問題化で市場が縮小
②減価償却済かつ補修用性能部品の保有期間をすぎている部品の在庫点数が膨大
   ↓
売上減少と費用増大を招いた



第2問
問われているのはその背景にある企業風土だから、与件前半部分から、イノベーションの足かせになっているようなところを、営業体質と紐づけながらまとめていくだけ。

(解答骨子)
たばこ業界は参入障壁が高く、産業振興団体等からの補助金支給で安定成長
 ↓
営業努力をしなくても業績は伸長したため、新規事業や全社的計数管理などへの取組意欲を失わせる
 ↓
経営改革を阻害する企業風土



第3問
設問文に「自社製品やサービスの宣伝効果などHPに期待する目的・機能とは異なる点に焦点を当てた」と書いてあるので、プロモーション戦略とは異なる解答を考える。また与件に「新規事業の拡大は機器の開発・製造だけで成就するわけではなく」「営業部隊のプレゼンテーションが功を奏したことは否めない事実」とあるのでそのあたりも意識したい。

(解答骨子)
「試験乾燥」という新サービスの展開
  ↓
製品開発・製造にとどまらず、潜在顧客のニーズ収集や営業部隊のプレゼンテーション、販売チャネル構築など新市場開拓プロセスの確立に貢献



第4問
設問文に「古い営業体質を引きづっていたA社の営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった」と書いてあるので、従来の体質の問題点を踏まえながら、改善点をまとめていくだけ。

(解答骨子)
①古き良き時代を知る古参社員がいなくなったことにより、変革への障壁が取り除かれた
②成果に連動した報酬制度が確立されるなど、社内整備が促進された
  ↓
経営改革を本格化させようとするA社長の意思が、営業社員に浸透し行動変容につながった。



第5問
機能別組織を変えなかったのだから、そのメリットを事例と紐づけながらまとめていく。与件には「大所高所からすべての部門に社長が目配りする体制」とのヒントもある。また与件ではしつこいくらいに同族経営に触れているので、同族経営であることの利点をここで使いたいところ。

(解答骨子)
①農作物の乾燥というコア技術をベースに市場拡大を図る戦略⇒専門性と機動性が発揮しやすい
②同族会社であるA社が大所高所からすべての部門に目配りする⇒組織の統制が図りやすい
     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1049冊目】こども六法

2019-10-25 06:24:00 | 読書部

kurogenkokuです。
1049冊目は・・・。

<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=kurogenkoku-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4335357923&linkId=3051596520d3336a5436b5832b17040e&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr"></iframe>

こども六法
山崎 聡一郎 著  弘文堂


たまたまAmazonで見つけて購入した本。「刑法」「刑事訴訟法」「少年法」「民法」「民事訴訟法」「日本国憲法」に加え、いかにも子供向けらしく「いじめ防止対策推進法」も取り上げています。
とても基礎的な内容(子供でも小学校高学年くらいでないと難しいかもしれません)ですが、kurogenkokuのように法律に無知な大人が読んでも勉強になります。
特に、「民法」「会社法」は診断士試験で勉強しましたが、「刑法」「刑事訴訟法」「少年法」「民事訴訟法」などにほとんど触れる機会がなかったので。

ご興味のある方は購入してみて下さい。

【目次】
第1章 刑法
第2章 刑事訴訟法
第3章 少年法
第4章 民法
第5章 民事訴訟法
第6章 日本国憲法
第7章 いじめ防止対策推進法
いじめで悩んでいるきみに
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空の青さを知る人よ

2019-10-24 00:26:00 | お仕事・私生活

想定外の飲み会で、帰宅が午前様になってしまいました。。。


どうもkurogenkokuです。

先日、ちょっとした時間を利用して映画を見てきました。

【空の青さを知る人よ】
https://soraaoproject.jp/

「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」に続く、秩父を舞台設定のモデルとしたアニメです。全2作と比べて感じたのが、「秩父」という地域を前面に押し出してきたこと。
どことは言いませんが、看板も含め、思いっきり、実名が登場してきます。ファンがたくさん集まりそうな店がちらほら。


さて映画の内容ですが、相変わらず「うるっと」させられる映画ですね。
設定条件が異質ですが、ストーリーの描き方がとてもうまい。エンドロールの最後の最後までくぎ付けになってみなければですね(笑)

ここまでにしておきます。
アニメ見たことのない方でも感動できますよ☆


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1048冊目】ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

2019-10-23 04:48:00 | 読書部

kurogenkokuです。
1048冊目は・・・。

<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=kurogenkoku-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4140816589&linkId=16691b01395a33ca9dded9f59d294927&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr"></iframe>

【kindle版】
<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=kurogenkoku-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B00NQ3QONK&linkId=220880b6ee31416bac51512367aecfd9&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr"></iframe>

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
ピーター・ティール 著 NHK出版

シリコンバレーでも有名な投資家が、シリコンバレーを教科書に、難題を克服してこれまで存在し得なかった偉大な物事を築きあげるために書いた本。スタンフォード大学の起業講義録ということですが、一言で言えば、つかみどころがなく難解です。
「君はゼロから何を生み出せるか」というサブタイトルの答えはほとんど書いていなかったような。

そんな印象ですが、ところどころに「これは」と思うところがあります。たとえば「創業時がぐちゃぐちゃなスタートアップはあとで直せない(ティールの法則)」の紹介がありました。これは思い当たる節がたくさんあります。たくさんの創業者を見てきましたが、開業前の戦略構想がとても大切。スタートでつまづくと取り返すのは困難です。



【目次】
はじめに
1.僕たちは未来を創ることができるか
2.一九九九年のお祭り騒ぎ
3.幸福な企業はみなそれぞれに違う
4.イデオロギーとしての競争
5.終盤を制する―ラストムーバー・アドバンテージ
6.人生は宝クジじゃない
7.カネの流れを追え
8.隠れた真実
9.ティールの法則
10.マフィアの力学
11.それを作れば、みんなやってくる?
12.人間と機械
13.エネルギー2.0
14.創業者のパラドックス
終わりに―停滞かシンギュラリティか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

急遽開催した割には豪華メンバーの揃った情報交換会

2019-10-22 11:07:00 | 中小企業診断士

昨日は東京商工会議所で開催された関東ブロック中小企業相談所長会議に出席しました。
小規模事業者支援法の改正に伴い、新しい情報がいただけてよかったです。


どうもkurogenkokuです。


さてそんな中小企業相談所長会議でしたが、facebookで「東京にいます」フラグを立てたら、ファースト・イニシアチブの藤本隆幸さんから「このまま秩父に帰っちゃうの?」とメッセージが。
急遽、新橋で飲むことになりました。







【汐留シティーセンター42階 和食えん】
https://www.shiodome-cc.com/shopguide/detail.php?id=59

しかもその藤本さんが「今日、黒澤さんが来てるんですけど飲む?」と声をかけたら、以下のメンバーが勢ぞろいしました。





写真見て誰だかわかりますか?

中小企業支援機関に所属していらっしゃる方であれば、おそらく「夢の競演」ということがわかりますよね。お忙しい方ばかりなので、全員集めようとすれば、何カ月も前から調整が必要。それなのに昨日に限り、たった2時間前に呼び掛けて勢ぞろいするとは・・・。


情報交換会の半分くらいはまじめな話。半分くらいはどうでもいい話でした(笑)
どうでもいい話が、結構面白かったりします。

「またやりましょう」と声高らかに解散しましたが、果たしてこのメンバーが一堂に会せるのはいつのことやら(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする