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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

千葉県商工会議所経営指導員研修(2日目)

2019-08-31 08:10:00 | 中小企業診断士

東京で朝を迎えている件。


どうもkurogenkokuです。



昨日は、千葉県商工会議所経営指導員研修「ローカルベンチマーク」の2日目。
初日は事業性評価について、その考え方や実務における取組手法を事例を盛り込みながら、トレーニングしていただきましたが、昨日は、実際にローカルベンチマークのツールを活用し、ケーススタディを盛り込みながら実践的な活用方法を習得いただきました。


いかがでしたでしょうか。


あまり難しくなかったのではないかと思います。
⇒そう感じていただけるとうれしいです。


いままで気が付かなかったこと。
「あ~、こんなことでよかったんだ」ということが分かり、1件でも、2件でも支援先を増やしていただけたら、2日間つかって千葉県まで来た甲斐があります。



さてさて、この研修も今年が3年目。
千葉県の研修は3年サイクルで内容が変わりますので、実は昨日が最後です。3年間で研修を受講された方は100名近くになるのではないかと思います。現場で活躍されることを強く期待しています。

またどこかでお目にかかる機会があるかもしれません。
その時はよろしくお願いします。

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千葉県商工会議所経営指導員研修(1日目)

2019-08-30 07:31:00 | 中小企業診断士

いろいろな行事がブッキングして、さぼっているわけではないのに、欠席連絡しまくっている件。


どうもkurogenkokuです。


昨日と今日と2日間、千葉県商工会議所経営指導員研修を担当しています。
テーマは「ローカルベンチマーク」です。この研修も今年で3年目。毎年、30名前後の参加申し込みがあり、今年も24名の精鋭が参加されています。










初日4時間、本日6時間の計10時間の長丁場です。


昨日は「ローカルベンチマーク」のツールはひとまずおいといて、ローカルベンチマークの本質である「事業性評価」について、その考え方や実務における取組手法を事例を盛り込みながら、学習していただきました。
「ローカルベンチマーク」の研修を「ツールの使い方を学ぶ研修」としてしまうともったいないです。それよりも『企業の将来の成長可能性』を『伸ばす』ような支援手法を提供し、千葉県において元気な企業をどんどん輩出してほしいというのが、私の想いです。


事業性『評価』というと言葉から、企業を金融機関や支援機関が一方的に『評価』するような意味にとらえている人が多いのですが、それは違います。
相互に対話を重ねることによって、「いまを知ることにより、何に取り組めばよいのか理解し、解決策に取り組み、将来の成長につなげる」ことが大切です。つまり事業性評価の対象は「当該企業の未来」であって、現在ではないことを常に念頭に置かなければなりません。


終了後の情報交換会では「腑に落ちた」とおっしゃってくださった方が何人もいました。
「ローカルベンチマーク」は決して難しいものではありません。今日も楽しくやりたいと思います。







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第30回 異業種交流会

2019-08-29 06:51:00 | 中小企業診断士

今日と明日は千葉県商工会議所経営指導員研修を担当。
合計10時間の長丁場。。。


どうもkurogenkokuです。



表題のとおり、昨日は秩父商工会議所の異業種交流会。
第30回の記念交流会です。年3回開催していますから、10年続いていることになります。最初の6回(2年間)は私が担当していましたが、以降はI君が担当。昨日も100名近くの参加がありました。ほんとよくやってくれています。


さてさて記念交流会のテーマは「外から見た秩父」。

講師は・・・
秩父市の竹中郁子副市長
横瀬町の井上雅国副町長 です。


竹中郁子副市長はこの4月から着任されました。前職は厚生労働省です。
横瀬町の副町長は2017年4月から着任。前職は外資系コンサルタント。


異色の2人のお話は大変興味深いものでした。




竹中郁子副市長は専門の「雇用」という切り口で、秩父がおかれた現状と課題、解決策(本人の考えですが)を発表。キーワードは女性、高齢者、外国人ですが、人材不足難に悩む秩父市において、副市長が昨日お話しされたような対策を具体的に講じることができるのか、これからが本当に楽しみです。




井上雅国副町長は「ブランド化」という切り口で、現在、確立されているもの、必要なもの、未来の秩父のブランド化のあり方についてお話しされました。商品サービスのブランドから、地域ブランドの確立へ。さすがコンサルタント出身者です。独自の提案もブランディングの理論に裏打ちされたもので説得力がありました。






終了後の交流会も盛り上がり・・・。






プライベートで開催した2次会、3次会も盛り上がりあがりました。おかげさまでおかげさまで疲労困憊です☆






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【1034冊目】高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

2019-08-28 05:41:00 | 読書部

kurogenkokuです。
1034冊目は・・・。

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高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
菅原 晃 著  河出書房新社

本書は経済学の基礎の基礎を丁寧にひも解いてくれる良書です。
ほとんどがマクロ経済学の分野に該当すると思われますが、三面等価、国際収支表、貿易黒字(赤字)等々のロジックについてどうしてそうなるのかをしっかり説明されています。
⇒ちなみに現在、並行してクルーグマンの経済学を勉強していて、本書を眺めながらさらに理解を深めています。

【目次】
第1章 GDPの三面等価
 1.GDP・GNPとは
 2.名目GDPと実質GDP
 3.GDPは所得総額
 4.ISバランス
 5.ISバランスから言えること
第2章 企業の赤字と貿易赤字の違い
 1.会計表
 2.国際収支表はどのように作られるのか
 3.貿易黒(赤)字の意味
第3章 貿易黒字について
 1.経済成長と貿易黒字
 2.不況で貿易黒字増
 3.日本は貿易赤字国に「転落」?
 4.貿易はゼロサム・ゲームではない
 5.貿易黒(赤)字に意味はない
第4章 リカードの「比較優位論」
 1.貿易の拡大
 2.日常生活は貿易
 3.得意分野に特化
 4.比較優位論は、単純かつ難解
 5.特化
第5章 国債について
 1.日本の国債金利が低いわけ
 2.財政破綻
第6章 財政政策と金融政策
 1.財政政策とはなにか
 2.財政政策・金融政策を検証する(IS-LM分析)
 3.流動性の罠 現在の日本
 4.アベノミクス

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バイアスの排除

2019-08-27 05:07:00 | 中小企業診断士

ヨメがぎっくり腰になってしまった。
大ピンチの巻。


どうもkurogenkokuです。


「バイアス」とは思い込みのことです。これが診断士試験の合格確率を下げる要因の一つだと思っています。
特に悪いのは、事例企業の業界に精通しすぎていて、「この業界だったら、改善策は●●に決まっている」「与件情報の△△なんてありえない」と自分の経験で解答を書いてしまうこと。試験勉強で仲間とディスカッションしたりすることがあると思いますが、絶対に自分の考えを曲げない人に多く見られます。


作問者がその業界に精通しているとは限りません。キーワードとは「与件から言えることをコンパクトにわかりやすくまとめること」と、先日紹介しました。
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/6013.html

あくまで「事例企業に対する提案」を求められているわけで、受験生の有している知識を競っているわけではないのです。


では「バイアス」を避けるためにはどうしたらよいか。
kurogenkokuがやっていたトレーニングは、「与件から言えることをあらゆる角度から探してみること」です。「これが答え」と思っても、やめずに可能性を探し続けることです。

解答可能性を広げることは、「ヒットを積み重ねること」につながります。これも先日紹介したとおりです。
https://blue.ap.teacup.com/motokuni/6010.html


一度、「バイアス」がかかってしまうと、設問1はできたのに、設問2以降の答えが見つからなくなってしまうというような現象が起こります。そうならなたいめにも、「与件から言えることをあらゆる角度から探してみるトレーニング」を心がけてください。
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