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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

Aさんという偉大な先輩とのお別れに

2017-06-30 06:38:00 | 中小企業診断士

いつかその時が来ると思っていても、いざその時が来ると寂しいものです。


どうもkurogenkokuです。


うちの職場の話ですが、本日をもってAさんという嘱託職員が退職します。
Aさんは67歳です。大手メーカーの管理職を務めていましたが、同社を早期退職し、いまから10年ちょっと前、秩父商工会議所に入所しました。
Aさんの仕事は主に会員サポートや雇用対策。その人柄から企業経営者に絶大なる信頼を寄せられていた人です。本来であれば何年も前に退職していてもおかしくなかったのですが、周囲からの「お願い」し、延長&延長で秩父の商工業者のためにご尽力いただきました。


kurogenkokuが入社したのが平成20年4月。
当時のことを思い起こすと、企業支援(特に製造業)の話を正面からできたのはAさんだけです。

Aさんとは毎日のようにランチを一緒に食べています。巡回先の話をすると・・・。

Aさん:「あの会社はいまでも〇〇の仕事をやっているの?」
kurogenkoku:「いや、この間、△△の設備を入れたから、いまは■■の加工をやっていますよ」
Aさん:「そうか、あの仕事だけ続けていたんだったら先がないからね。kuroさんに応援してもらってよかったよ」


Aさんは業務推進役という役職でした。基準会費の支払いがなされていない企業や共済の推進でほぼすべての会員を歩いてきました。

もともと民間企業にいたこともあって、目利き力は抜群です。どの会社が何をやっているか、すべてインプットされています。

だからkurogenkokuもAさんにこんなことをよく聞きました。

kurogenkoku:「▲▲の加工ができる会社があると、秩父管内でこんな仕事を受注できるんだけど、Aさん知ってませんか?」


Aさんはすぐに回答をくれます。

Aさん:「Bという会社に確か※※という設備があったから、もしかしてその加工に対応できるかもしれないな」




Aさんの存在がどれだけ心強かったことか。
Aさんのやってきたこと、企業に対するかかわり方を、職員一同学ばなければいけません。Aさんを支持していたのは我々のお客様です。経営指導員でなくても、Aさんを頼ってきた企業はたくさんいます。

Aさん本人は語りませんが、Aさんの教えてくれたメッセージは単純です。
*************************
大切なのは現場を歩きお客様と数多く接すること、お客様の悩みを聞いてあげること、悩みに対して何らかの手を打ってあげること
*************************

歩くことをためらってはいけません。我々の居場所は事務所ではなく、お客様のところです。
もう一度、原点に立ち戻って考える良い機会にしたいと考えています。

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【841冊目】銀行はこれからどうなるのか

2017-06-29 07:40:00 | 読書部

kurogenkokuです。
841冊目は・・・。

【kindle版】
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銀行はこれからどうなるのか
泉田良輔 著 クロスメディア・パブリッシング


「貸出を伸ばせない」「利ざやが縮小する」「利回りがない」は銀行の三重苦です。そんな銀行が現在とっている行動は「不動産業への貸出拡大」「手数料ビジネスへのシフト」「海外への展開」です。秩父という田舎にいても特にそれを感じています。

著者は銀行として特徴あるビジネスモデルを確立するためには、預金の意味をもう一度理解し、その預金を拡大させるのが第一歩としています。
FinTech時代における、これまでとは異なる新たな経営課題が存在する中で、銀行の立ち位置を再考する良書と言えそうです。



【目次】
第1章 私たちと銀行の関係はどう変わるのか
第2章 銀行のいまを知る
第3章 銀行のこれからを考える
第4章 世界の銀行はすでに動き始めている
第5章 金融にシリコンバレーがやってくる ――誰がどう攻めてくるのか
第6章 日本の銀行が向かう先にあるもの

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【840冊目】A

2017-06-28 06:27:00 | 読書部

kurogenkokuです。
840冊目は・・・。

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中村文則 著 河出文庫


出張中、書店でお勧めされていたので購入しましたが。
正直、この本の面白さがわからないです。

短編小説なので面白そうな話を見つけに行きましたが、最後の最後まで見つかりませんでした。
著者は芥川賞、大江健三郎賞など数多くの賞を受賞されていますが、それでも本書の良さが私のような凡人にはわかりませんでした。



【目次】
「糸杉」
「嘔吐」
「三つの車両」
「セールス・マン」
「体操座り」
「妖怪の村」
「三つのボール」
「蛇」
「信者たち」
「晩餐は続く」
「A」
「B」
「二年前のこと」
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【839冊目】生産性が高い人の思考整理のキホン

2017-06-27 06:13:00 | 読書部

kurogenkokuです。
839冊目は・・・。

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【kindle版】
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生産性が高い人の思考整理のキホン
井上龍司 著 すばる舎


このエントリーを読んだ人は1人一冊購入してください(笑)

kurogenkokuと同期の診断士で、いまの「濃密な交流」をさせていただいている井上龍司さんがお書きになりました。「ぺぱちぇ君」と読んだ方がしっくりくる方が多いですかね。

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次から次へと仕事が舞い込んでくると、気がつけば大量の仕事に追われ、頭の中は常にぐちゃぐちゃ…。やみくもに仕事をしていても、質もスピードも落ちるばかり。しかし、仕事ができる人を見ると、大量の仕事を高い質を保ったまま上手にこなしている。しかも決して仕事漬けになっているわけではなく、プライベートも充実させている。
その明暗を分けたのは「どのように思考を整理しているか」だった。大量の仕事をスムーズに回す方法や、論理的な考え方、効率的にアイデアを出す方法やわかりやすいアウトプットに至るまで、思考整理のノウハウを基礎から徹底解説!
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彼が書く本の特徴はやはりわかりやすさでしょう。
彼は「初心者向けだから、あまり参考にならないかもしれません」と我々診断士に本を紹介していましたが、診断士から見ても彼の「わかりやすくものを伝える技術」は参考になるのです。


本書の中で、個人的には「相関関係」と「因果関係」の違いについて、説明されているところが良かったです。ピアノと学歴の関係の話です。
「〇〇は△△に効果がある」とか本気で信じて商品を購入している人を見ると、相関と因果の関係をとり違えていないか、本書を読むと考え直す機会になるのではないでしょうか。


【目次】
第1章 頭の中がぐちゃぐちゃ。全然はかどらない!
第2章 どんな仕事もスムーズに進む思考整理のキホン
第3章 「論理的に考える」が一発で身につく!
第4章 アイデアを効率的にどんどん出せる!
第5章 言いたいことがいつでもきちんと伝わる!
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全日本裏ゴルフ選手権 in 京都

2017-06-26 07:38:00 | ゴルフ部

休暇をいただいているので、まだ京都にいます。


どうもkurogenkokuです。


年に一度開催される全日本裏ゴルフ選手権。
第10回の記念大会は京都開催でした。

【京都ゴルフクラブ 舟山コース】


距離が短いコースですが、コースの幅が狭くかつ非常にトリッキー。ドライバーを振るところはほとんどありません。

距離が短いので、パーオン狙いで攻めると、グリーン周りのバンカーにつかまるというパターン。

スコアはOUT 53  IN 53 の106 という最悪の事態に。とにかくパターが悪かった。ツーパットがほとんど無いという状況では勝ち目がありません。

というわけで来年に向けて練習しないと。
と毎年同じことを言って、結局ゴルフに行く時間がないから練習できません(笑)


個人的には楽しく飲んで、楽しくプレーできれば良いので気楽にやります。

ほんと楽しかった☆




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