kurogenkokuです。
526冊目は・・・。

だから日本はズレている
古市 憲寿 著 新潮新書
書評を見ていると本書に関して否定的な意見が多いようですが、想像以上に「不快感」は感じなかったです。むしろ個人的には、すべてとは言いませんが共感できる部分もあったし、斬新な視点でよかったというのが正直な感想です。
『「テクノロジー」だけで未来は来ない』の章の中に、こんなに素敵で便利な監視社会、という話がありました。指紋認証でなんでも解決してしまう点と、その一方でそこに「監視」という言葉がつきまとってくる。では「監視」がすべて悪いことなのか。ジョージ・オーウェルの「1984年」を引き合いに出して、「良い監視」と「悪い監視」について論じている点は面白かった。
「ポエム」はさすがに・・・。
【目次】
はじめに 不思議の国の「大人たち」
「リーダー」なんていらない
「クール・ジャパン」を誰も知らない
「ポエム」じゃ国は変えられない
「テクノロジー」だけで未来は来ない
「ソーシャル」に期待しすぎるな
「就活カースト」からは逃れられない
「新社会人」の悪口を言うな
「ノマド」とはただの脱サラである
やっぱり「学歴」は大切だ
「若者」に社会は変えられない
闘わなくても「革命」は起こせる
このままでは「2040年の日本」はこうなる
おわりに 「おじさん」の罪
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