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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

スカウトしたいと思われるような人になれ

2013-07-16 04:53:00 | 中小企業診断士

kurogenkokuです。
先日参加した経営指導員全国研修会。

コーディネータを務めたのは中小企業診断士の坂本篤彦先生。
今回お会いするのが2回目になります。非常に論理明快でわかりやすい講義に特徴があります。

坂本先生は東京商工会議所で経営指導員を務め、その時、中小企業診断士を取得し独立されました。
東京商工会議所に所属している頃の話の中で、印象に残るものがありました。当時の会員企業の社長さんから言われたそうです。

「スカウトしたいと思われるような経営指導員になれ」


我々の仕事ってこの一言に集約されているんだと思います。
スカウトしたいって企業(我々から見ればお客様)に必要とされている人材という意味ですから。

本当に異動するかどうかは別にして、そう評価されるかそうでないかは大きな違いだと感じました。



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【429冊目】結局「仕組み」を作った人が勝っている

2013-07-15 08:15:00 | 読書部

kurogenkokuです。
429冊目は・・・。



結局「仕組み」を作った人が勝っている
荒濱一・高橋学 著 光文社


ここで言うところの仕組みとは「いったん作ってしまえば、自分はさほど動かなくても自動的に収入が入ってくるシステム」であって、「 普通の人が1人で、できる限り小資本かつローリスクで実現できること」です。
著者は①インターネットビジネス、②情報起業、③ビジネスオーナー、④投資、⑤発明の5つにカテゴリー化して事例を挙げています。

でもどうなんでしょうか。
ひとつの事例であってその業界のビジネスモデルというわけではないので、「ただこういうかたちで事業展開して年商●●億円に成長させた経営者がいました」という紹介に終始してしまったというのが個人的な感想です。
ただ、数年後その事業がどうなったのかしっかり調査して失敗していればその旨しっかりと書いているところには好感を持ちました。

「成功には仕組みが必要」という点については同意しますが、本書から何かが学べるとはあまり思わないほうが良いかもしれません。


【目次】
1 「仕組み」とは何か?
2 「仕組み」作りケーススタディ(1) インターネット・ビジネス
3 「仕組み」作りケーススタディ(2) 情報起業
4 「仕組み」作りケーススタディ(3) ビジネスオーナー
5 「仕組み」作りケーススタディ(4) 投資
6 「仕組み」作りケーススタディ(5) 発明
7 ラットレースから抜け出すための「仕組み」作り講座

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【427・428冊目】世直しの倫理と論理<上><下>

2013-07-14 06:59:00 | 読書部

kurogenkokuです。
427・428冊目は・・・。



世直しの倫理と論理<上><下>
小田実 著 岩波新書

特に選挙前だからということでもなく、政治的に参考にしようということでもなく、ただなんとなく読んだ本です。
「気軽に読んでください」と病床から書き綴った本だそうですが、気軽に読めるほど平易ですっと入り込む文章ではありません。

ただ『まき込まれる側の眼でものを見ない限り、そこに徹して見ない限り、問題の本質は明らかになってこない』『まき込まれる側にあくまで徹しながら、長いものにまかれながら、あくまでそうしながら、まさにそのことによって、逆に長いものを巻き返すことはできないものか。』という考え方にはなるほどと思えるところもありますし、そこが「世直し」の原点といっても過言ではないでしょう。

思想的にかなり極端なところもありますが、kurogenkokuのようにドライバーがスライス気味に曲がっていく傾向のある人にとって、フックのかかった本を読むのも悪いことではないと思いました。


【目次】
<上>
Ⅰ 無数のひとりの人間
Ⅱ 「生きもの」としての人間から
Ⅲ くらしと「人間の都合」
Ⅳ 「まき込まれた」歴史、「まき込まれる」現実
Ⅴ 「しくみ」をかたちづくるくらしのなかで

<下>
Ⅵ 「しくみ」のなかの人間・人間のなかの「しくみ」
Ⅶ むくろの考察
Ⅷ 「えらいさん」「小さな人間」「タダの人」
Ⅸ 平等と自由
Ⅹ 「身銭を切る」ことから
XI さて、どうするか

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研修終了

2013-07-13 14:04:00 | お仕事・私生活

kurogenkokuです。
郡山から帰ってきての感想。

「秩父は暑い・・・」

気温は5℃以上違います。


さてさて研修のこと。


パネルディスカッションですが、燕商工会議所の事例が最も響いたかな。

【磨き屋シンジケート】
http://www.migaki.com/

担当のTさんとは以前から面識がありましたが、ここまで(年商10億円)成長させたのはスゴイです。
売れなければ地域ブランドなんて創れないとおっしゃっていましたが同感です。燕はブランド力のある相手とのコラボレーションによって徐々に燕ブランドを確立し成功しました。補助事業で商品開発しても地域ブランドと呼べるほどヒット商品になっている話はあまり耳にしません。そういった点でも燕の事例は参考になると思いました。



その後、基調講演では常磐興産株式会社の斎藤会長の貴重な話を拝聴できました。

3.11の震災時、東京本社にいた斎藤会長(当時社長)。当時のことを赤裸々に話してくださいました。

お客様と従業員の食料3日分の蓄積があることを確認し、斎藤会長はこう言ったそうです。
「お客様と従業員の安全を第1に考えて行動をとりなさい。すべてあなたの判断で意思決定してよい。本部に都度報告しなくてもよい。」

通信回線が混雑しており、現地と東京本部で思うようなコミュニケーションが取れません。逐一社長に判断を仰いでいたのでは到底間に合わない。だから「お客様と従業員の安全を第1に考えること」だけを判断基準とし、すべてを現場に任せた。これもひとつのリーダーシップではないかと思います。
現にその時、ホテルにいた記者がこんな本を書いています。

【フラガール3.11】
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これは読んでみたいです。


震災危機を救ったのは同社の企業風土のおかげとしながらも、このまま仲良し倶楽部になっては企業は長続きしないと、先月の株主総会であえて外部人材を社長に登用。
危機管理もそうですけど、それ以上に企業経営における人や組織の重要性を学べた素晴らしい講演でした。




そんなこんなで非常に充実した2日間。
来年はどうしようかな・・・。


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研修初日

2013-07-12 01:42:00 | お仕事・私生活

おはようございますkurogenkoku@1時30分起床です。
昨日から福島県郡山市に来ているわけですが、予想に反して涼しいですねここは。。。

横須賀O幡くんの事例発表も滞りなく終わり、せっかくだから質問をと思ったら時間がなくて質疑応答不可。
う~ん、残念。

発表者に対して質疑をぶつけるのがマナーだと思いますし、そうすることで参加者の理解も深まるので、このオペレーションには改善を強く要望したいです。

グループディスカッションで各地の支援事例を共有しましたが、ここは正直温度差があるなと思いました。良い意味で高いレベルに各商工会議所が進んでいけたらいいな。

懇親会は。
相変わらずイイです。
福島県の地酒を堪能しました☆




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