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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

【296冊目】「上から目線」の構造

2012-02-29 06:55:00 | 読書部

kurogenkokuです。
296冊目は



「上から目線」の構造
榎本博明 著  日経プレミアシリーズ


いきなりですが。「課題図書」です(笑)


最近いろいろなところで言われている「上から目線」という言葉。私も非常に気になります。特にtwitterなどの情報媒体が発達してくるとなおさらです。


著者はこの「上から目線」の心理構造について、中高年層、若年層いずれの対象からもわかりやすく解き明かそうとしています。本書から「上から目線」の心理構造として着目したところを数点あげてみると。

○「上から目線」の裏には「劣等コンプレックス」があるとのこと。自信がないので、人の視線を過剰に意識する。そして尊大な態度で自分の力を誇示しようとする。

○活躍している自分。周りから称賛されている自分。有能な自分。カッコイイ自分。そうした理想の自己像を夢見ることは誰にでもあるものだ。しかし、理想はあくまで理想であって、実際にはパッとしない自分がいる。輝けない自分がいる。それが多くの人の現実だ。
(中略)
そんなとき、現実の情けない自分を受け入れる辛さから逃れるために、「誇大自己」が築かれる。

○【自己愛性パーソナリティ障害】
①実際より自分の才能が優れていると思いこむ
②限りない成功の空想にとらわれる
③自分は特別な存在で凡人には理解されないと思いこむ
④限りなく賞賛を求める
⑤特権意識が強い
⑥人を平気で利用する
⑦人の欲求や気持ちがわからない
⑧嫉妬深い
⑨尊大で傲慢


現実に起こっていることと照らし合わせて読んでみるとなかなか面白いと思います。
私も気をつけなければ・・・。


【目次】
プロローグ 「上から目線」とは何か
第1章 なぜ「上から目線」が気になるのか
第2章 「上から」に陥りがちな心理構造
第3章 空気読み社会のジレンマ
第4章 目線に敏感な日本人
第5章 「上から目線」の正体


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ここにきて講演や視察依頼が増えてきました。

2012-02-28 06:24:00 | 中小企業診断士

kurogenkokuです。
ここにきて講演や視察依頼が増えてきました。

大晦日の埼玉新聞(サイタマニア)に掲載していただいたことで、アニメに関するまちおこしについての問い合わせが増えてきたこと、もう1つは経営革新に関する勉強を希望する期間が増えてきたことが要因です。
個人的な事情ですが、入院と手術日が決まっていたため、受付はすべて2月末以降に先延ばししていました。


先週金曜日は、とある小中学校の先生とPTAの役員様に依頼を受け、「まちづくりから学んだもの」をお話させていただきました。
教育の現場とはかけ離れているような感じがしますが、「人が最も大切である」という骨の部分は共通しています。
終了後に先生方ともお話させていただき、「ふだん聞けない話で『気づき』が多くとてもためになった」とおっしゃっていただいたのがなんともうれしかったです。


昨日は埼玉県各地の商人経営者で構成される勉強会の方がいらっしゃいました。
アニメそのもののまちおこしはもちろんのこと、そこから個店経営につながる「気づき」のような形でまとめました。

終了後には懇親会の席も設けていただき、多くの経営者と交流を図ることが出来ました。




酒を飲まずにお付き合いです(笑)



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ウォーキング

2012-02-27 06:55:00 | お仕事・私生活

kurogenkokuです。
昨日は雨が降らなかったので、久しぶりに秩父ミューズパークをウォーキングしました。





チビクロと一緒に約1kmをゆっくり時間をかけて歩きました。寒さを忘れるほどの心地よさで、当たり前ですけど体を動かせることの喜びを感じました。

手術直後は80mも歩くと酸素が低下し動けなくなったのがウソのようです。もう少し暖かくなったら走ってみたいと思います。早くフットサルもしたいし。。。


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一歩前進

2012-02-26 08:45:00 | お仕事・私生活
kurogenkokuです。
昨日は退院後で最も体調の良い1日でした。本来であれば「秩父学検定」で執務する必要があったのですが、「まだ無理しなくていいよ」と職場の皆さんにお気遣いいただきました。本当にありがたいと思っています。

手術痕はほとんど大丈夫なのですが、数日前にくしゃみをしたら身体の中に激痛が襲いました。
肋骨の間と腹筋が痛くて夜も眠れず、つらい状態が続いていました。

これまで咳が出た時は胸帯をガッチリ固め、身体を丸めて痛みに耐えなければならなかったのですが、昨日は局部的な痛みもなく、相当に改善しているのがわかりました。

アルコールを飲めばズキズキして痛い部分がすぐにわかりますが、怖いからしばらくはやめときます(笑)

とは言っても右側の腹筋全体がビリビリと痺れているので、もうしばらくはおとなしくしときます。
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初めての資産運用(マンション経営)・・・・・・の長くてしつこい営業電話を体験してみた

2012-02-25 12:52:00 | お仕事・私生活

kurogenkokuです。
昨日の午後。

「融資係の責任者はいますかっていう電話なんですけど、kurogenkokuさんでいいですか?」と女性職員。


そもそも「融資係の責任者はいますか」と言うあたりで何ともおかしい感じがしましたが、とりあえず電話に出てみました。



すると。
めちゃくちゃチャラい声「私、マンション経営の資産運用やってます●●社のSで~す。お客様の老後生活に良い提案がありまして電話しました。」


「ここは職場ですから、個人の資産運用の営業を受ける場ではありませんが」

「いま、マンション経営の資産運用が大変人気がありまして、投資しなきゃ損だと思います。うちの会社では・・・」


私の都合など気にせず、その後も間髪いれず一方的にしゃべりまくります。



“最近テレビで話題のあれか、見たことあるぞ”なんて思いつつも、とりあえずナンバーディスプレイに出ている電話番号をネットで調べながら聞きました。


案の定、迷惑業者一覧に掲載されているもので、特に評判が悪い業者でした。
電話を切ったり着信拒否にしても、違う電話番号から何度もかけてくるらしい。


すると。

「来週月曜日の17時30分にお伺いしますのでよろしくお願いしま~す」

「あっ、残念ながらその時間に来てもらっても会議が入ってるのでお会いできませんね」


「じゃあ、私、水曜日の夕方空いていますから、一度お邪魔しま~す」



そもそもアポイントってのは相手の都合に合わせて設定するものだし、そんな世間知らずのヤツに自分の大切な老後をゆだねるわけにはいきませんからね。


というわけで貴重な時間を15分も使ってしまいましたが、最後は温厚なkurogenkokuが「一喝」して終了にいたしました。事務所が凍りつくくらいの声だったので、関係各位には大変お騒がせしました。


銀行から融資を受けやすい公務員や公的機関の職員には、今後もこういった営業電話がかかってくるものと思われます。皆さんも是非気をつけてくださいね。

ちなみに彼らにとって「違法」とかそういうことはほとんど気にならないみたいです。


p.s
こういう迷惑業者がいる事によって業界そのものの信用性は下がります。真っ当な業者にとっても迷惑な話ですね。
コメント (2)
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