kurogenkokuです。
前にも書きましたが、数名の社長さんと『デザインに関する研究会』を立ち上げています。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/1849.html
昨日の夜は『㈱良品計画 企画デザイン・素材開発室長の安井敏先生』をお招きして、ご講演いただきました。
http://www.cuusoo.com/magazine/d_interview_10.html
安井敏先生とネットワークがある地元企業の社長さんの依頼で実現したのですが、このような会でお話を聞かせていただけるのは異例だと思います。
㈱良品計画のデザインについての考え方(ここでデザインという言葉を使うのはある意味間違いかもしれません)、なぜ今に至ったのかおぼろげながらわかったような気がしました。
おぼろげながらというのは、デザインというものに「これだ」っという明確な答えがあるわけではなく、それを構成している要素に㈱良品計画なりの解釈の仕方がある。
その表層的な部分が「理解できたような気がする」ということです。
kurogenkokuにとってはそれくらい難しく感じました。
安井敏先生のお話の中で『㈱良品計画には、自分のこだわりを持ってモノを選ぶ「これがいい」という態度ではなく、謙虚な心で選びとる「これでいい」という「で」の大切さが製品開発の根底にある』というところが印象に残りました。
そういえば、赤塚不二夫さんの告別式でタモリさんの弔辞にも登場していました。
「貴方の考えは全ての出来事存在をあるがままに前向きに肯定し受 け入れる事です。・・・すなわち『これでいいのだ』と」
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『これでいいのだ』と『これがいいのだ』には大きな差があります。
まあそんなこんなであっという間に時間が過ぎてしまったわけですが。
先週に引き続き、充実した休日を過ごしています。
p.s
終了後の情報交換会でも活発な意見交換が行われました。
