コクドが運営するスキー場は全国に展開されていて、その生存をかけて取捨選択が行われています。
「苗場」をはじめ、プリンスホテルが併設されて賑わいを見せている大規模スキー場から、リフト数本しかない小規模スキー場まで。
どちらかというと小規模スキー場の閉鎖が進んでいる傾向にあるようです。
先日、やはりコクドグループの経営する「水上高原スキー場」を視察(?)してきました。
*「水上高原スキー場」は決して閉鎖予定のスキー場ではないのでくれぐれも誤解の無きよう。
リフトが4本、コースも6本しかないやや小規模なスキー場です。
3月半ばということもありましたが、リフトはガラガラ。
もちろんお客さんの入りは少ないです。
コース的には緩斜面が多く、初心者の方の練習には最適です。
しかし、手を加える余裕がないのか、中上級コースは全く(すべて)圧雪してありません。
人もほとんど入っていないということもあって、「メチャメチャ深くて重い雪」と「コブだか山だかわからない雪」が待っています。
一度バランスを崩せば、深く埋まって動けなくなります。
好きな人にはたまらないでしょうが、このスキー場は初心者か上級者かいずれかでないと飽きてしまうでしょう。
kurogenkokuも太ももがパンパンになってしまい、恥ずかしながら寝ていて足がつりかけました。
もう一つ難点が。
休憩場所はプリンスホテル内しかありませんでした。
つまりトイレに行きたかったり、のどが渇いたりすれば一度下山しなければなりません。
これはかなり不便です。
kurogenkokuはスキー場に出かける前、必ずインターネットの「ユーザーレビュー」でチェックしていくのですが、実は「プリンスホテル」の接客が悪いという声が多く書かれていました。
実際いってみると。。。
結構「接客」については良かったですよ。
もちろんkurogenkokuに応対した方が良かったのかもしれませんが。
サービスにばらつきがあるとすれば問題ですが、決して「接客が悪い」といったイメージはありませんでした。
しかも館内には、無料で利用できる「かけ流し」の温泉(肌がつるつるになる)もあり気持ちよかったです♪
水上の一番奥にあるという立地条件の悪さや、スキーやスノーボード人口の減少という環境も手伝っているのでしょうが、それにしてもお客さんが少ない。
見た目では何ともいえませんが、経営的には決して楽ではないはず。
是非頑張って欲しいですね。