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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

チャネル戦略 part1

2005-12-31 11:11:28 | Web研修
今回からチャネル戦略について整理します。
チャネルとは流通経路のことで製品が生産者から消費者に渡るまでの道のりのことです。

【流通チャネルの機能】
(流通チャネルの意義)

生産から消費にいたるまで次のようなギャップがあります。

①所有権ギャップ
所有権が移転されていないことです。

②地理的空間的ギャップ
生産地と生活地との距離のギャップです。

③時間的ギャップ
生産時点と消費時点の時間的なギャップです。

④情報的ギャップ
生産者は消費者のことを知らないし、逆に消費者は生産者のことを知らないことから発生するギャップです。

⑤価値的ギャップ
製品やサービスに関する価値についての認識ギャップのことです。

これらのギャップを埋めるために流通チャネルが存在するわけです。


(流通チャネルの機能)
流通チャネルの果たす機能にはいかのようなものがあります。

①商流機能
取引機能とも呼ばれ、所有権の移転や代金回収などの役割を果たします。

②情報機能
情報の収集や販売促進情報の提供を行います。

③物流機能
運送や補完などの機能を担います。

④助成機能
金融や危険負担の役割を果たします。


次回もチャネル戦略について整理します。

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『うるう秒』

2005-12-30 21:04:09 | お仕事・私生活
みなさん『うるう秒』って知ってます?

天体の動きに基づく時刻と、原子時計の時刻を合わせるため、2006年は1秒間長くなるそうです。
具体的には下記のホームページで確認してみてくださいね。

http://jjy.nict.go.jp/news/2006leap-info.html

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『5H1W』って?

2005-12-29 10:08:33 | お仕事・私生活
みなさんおはようございます。
でんしゃおことさんから『超難問』な質問を受けてしまいました(^_^;)
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/660.html#comment1443


『5W1H』ならばほとんどの方がその意味を知っているはず・・・。
でも『5H1W』って?

またこのケースでの『官僚制』とは?


う~ん、難しすぎる。。。
kurogenkokuもお手上げ状態です。。。

そこで「モトログ」をご覧になっている方の「知恵」を拝借

【問題1】
でんしゃおことさんの上司が言う『5H1W』とは何か。
コメント欄に100字以内で説明せよ。

【問題2】
でんしゃおことさんの上司は取引先との商談の中で『官僚制』をとりあげました。
この真意を類推し、コメント欄に200字以内で説明せよ。



でんしゃおことさん。
すばらしい上司に恵まれて幸せですね(笑)
しかし、商談が破談してしまうとは・・・。

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まさに『ダメ人間』になっていた。。。

2005-12-28 18:49:34 | お仕事・私生活
さっさと最後の提出物を片づけて、今日は「大掃除」をしていました。


もともと『捨てること』が大好きなkurogenkokuです。
しかし、時間をかければかけるほど出てくるものですね『不要物』


この『不要物』があるがゆえに『必要なもの』を探すのに時間がかかり、作業効率は著しく低下します。


そういえば、以前勤めていた会社では「机の上にものを置いたまま席を立つこと」はタブーでした。
『机の上が雑然としているのは、仕事ができない人間の典型』
よく考えてみれば当然です。


机の上に書類を積み上げて『俺は忙しいんだ♪♪』などと自己満足に浸っているあなた。。。
仕事のできる人間になりたかったら、まず身の回りの整理から始めましょう!!


クライアントもこんな人から『5S』のアドバイスを受けたくないでしょうね。
*『5S』・・・整理・整頓・清掃・清潔・躾




そしてkurogenkokuの机を見ると・・・。


まさに『ダメ人間』になっとる!!



もう一度、初心に返って『あるべき姿』を取り戻しました。



コメント (4)
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『倒産回避・企業再生支援』

2005-12-28 07:04:13 | お仕事・私生活
昨日の『創業』に引き続き、今回は『倒産』です。
といっても具体的な対策等について論じるわけではありません。


kurogenkokuを含め、埼玉県の商工会議所・商工会の経営指導員数名で、月に1度「ネットワーク会議」を開催しています。
今回は『倒産回避・企業再生支援』をテーマに意見交換が行われました。


また特別講師として経営危機コンサルタントの「内藤明亜(ないとうめいあ)」さんをお招きしました。
http://www.interq.or.jp/jazz/nitemare/of-0-0.htm

ホームページをご覧いただければわかりますが「内藤明亜さん」は「倒産の経験者」です。
「倒産の経験者」だからこそわかる「倒産の実情」を本音で聞かせていただきました。


まず前提として、経営者は「経営に関する知識」は有しているものの「倒産や破綻処理に関する知識」はほとんど持っていないことをあげていました。
ゆえに必要以上に倒産を恐れたり、いつかは事業が回復するだろうと勝手に思い込み、適切なタイミングを逸することが多いとおっしゃっていました。

内藤さんが倒産した1994年当時に比べ、倒産に関する法整備は着実に進んでいます。
ですから「倒産や破綻処理に関する正しい知識」を持って対処すれば「復活できる」ことは可能なのだそうです。



内藤さんは『相談のポイント』として以下をあげていました。

①経営者から「実情」を聞き出すこと
ほとんどの経営者は「見栄」を張ってしまうためなかなか本音で語ろうとしません。
いかに「実情」を聞き出せるかがポイントになります。
その際決算書から真実を掴むことも手段の1つとおっしゃっていました。
嘘がつけない勘定科目として「売掛金」「棚卸資産」「支払利息」があることについてはご存じの方も多いと思います。
「売掛金」であれば、月商とのバランスを追いかけていけばいいし、「棚卸資産」については経営者自身が調整しやすいのでやはり過去の実績と照合する必要性があります。
「支払利息」については、まっとうな金融機関の利息と照合して課題になっていないかチェックすることが重要です。

②処理の方針をあらかじめ明確にしておくこと
未払金があればどれだけの債務免除を受けたいのか、また民事再生などの手段を利用する意志があるのかなどです。

③弁護士の選定
内藤さんはすべての弁護士が必ず依頼人の見方になるとは限らないとおっしゃっていてました。
特に限定されて地域で相手方と面識のある弁護士を利用した場合、その力関係によりほとんど力を発揮してもらえなかったケースもあるそうです。

④経営者の不安を拭い去ってあげること
上述しましたが、10年前と比べて倒産に関する法整備は着実に進んでいます。
一昔前は破産の免責期間が3年ほどであったのが、今では3ヶ月で済むケースもあるそうです。
過度に不安にならず、早期に手を打つことが必要です。



主要な商工会議所や、各都道府県の商工会連合会には「経営安定(倒産防止)特別相談室」が設置されています。
相談は無料なので、安心して利用することができます。



また内藤さんも親身になって考えてくださりますので、相談なさっても良いかと思います。
*多少の費用がかかります(詳しくはHPで)

余談になりますが「内藤明亜」という名前は「ペンネーム」だそうです。
内藤さんは自己破産時に書籍を執筆していますが、管財人より「本名は使わない方がいいだろう」とのアドバイスをいただき現在に至っているそうです。




結局「内藤さん」や「経営安定(倒産防止)特別相談室」のPRになってしまった (^_^;)

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