映画と海外ドラマと猫

「私の国」を観てから韓流にハマってます。

ドラマ「ニュースルーム」の新シーズン。

2014-04-24 19:50:08 | 海外ドラマ



世界中から日々刻一刻と大事件の知らせが届く、米TVの報道専門チャンネル。

その最前線で働くプロフェッショナルたちが、

最新ニュース(どれも実際に起こった事件)をどう捉え、どう伝えるか苦悩し、

悪戦苦闘する姿を活写。濃密かつ洗練された極上のドラマ体験を味わえる。


ニュースの裏にある真実をどう捉え、どう伝えるか。時に激しい議論も辞することなく、

彼らは生放送を通じ、本物のニュース番組を生み出していく。




そんな話題の同番組だが、7月29日に全米で放送された第6話“Bullies” では、日本の原発問題と東京電力が取り上げられた。

あらすじは、急遽ニュース番組の司会者の代役を務めることになったオリヴィア・マン演じるスローンが、

旧知の仲である東京電力の広報担当者ダイスケ・タナカを生放送でインタビューすることになる。


放送前のオフレコのインタビューでは、福島第一原発の状況をレベル7と言っていたタナカだが、

いざ放送が始まるとレベル5としか認めない。そこでスローンがある行動にでる・・・というもの。(ストーリーはフィクション)



このエピソードで、東京電力の広報課長ダイスケ・タナカ役を演じたのは、

アメリカ在住の日本人俳優、松崎悠希(30)。


松崎は、高校卒業後、俳優を目指しニューヨークに渡り、映画「ラストサムライ」

「硫黄島からの手紙」「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」などに出演。

着実にキャリアを積み重ねている注目の若手俳優だ。


今回の出演について、松崎はTVグルーヴの取材に対し、

「アメリカのドラマに登場する東京電力の広報役なので、どうしても悪役かと思ってしまいがちですが、

組織と良心との間で板ばさみになり葛藤する、一人の人間として描かれています。

日本人が見ても、怒りと同情とが沸き起こって来る不思議な役ですので、ぜひご覧になって頂けると嬉しいです」

松崎はこの役を演じるにあたり、出演料を全額「福島県災害対策本部」に寄付したそうです。



犯罪ドラマと医療ドラマの多い中、

報道の舞台裏をテーマに視聴率よりも大切なモノを探るドラマです。

1シーズンが終わり、待ちに待った2シーズンが始まりました。

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