今日の内容はちょっと長く、重いです。
でも、是非読んでもらいたい内容です。
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家に新しいクーラーが付きました。
ただ、このクーラーの取り付け工事をするにあたり、
小梅の”音と人に対して、恐がり・神経質” な事がとても心配でした。
安全に隔離してあげられる部屋もなく、
小梅に ”家の中も安心できない”
という大きな恐怖を植えつけてしまう可能性がある・・・。
(脱走してしまった時に、家に戻らなくなる可能性有り)
そんな理由もあって、仕方なく日帰りでペットホテルに預けることにしました。
ホテルを利用するのは初めてだったので、 事前にお店や、店員さんの対応を見に行った上で預ける事を決めました。
預けるお部屋(ケージ)を見せてもらえないのがちょっと気に掛かったのですが、
「ワンちゃんと同じ部屋では恐がると思いますので、2階のお部屋で預かりますね。」という言葉に安心して、お願いしました。
預けたのは、5時間程。
夕方、工事が終って、急いでペットホテルに迎えに行きました。
「では、猫ちゃん達をキャリーケースに入れて連れてきますね。」
と言われ、待つ事20分位だったでしょうか・・
そこには、犬独特のニオイと糞尿の強い臭いがこびり付き、
ベットリと酷く汚れたケージに入れられた、マルが半狂乱になって入っていました。
背中の毛は逆立ち、瞳孔は真ん丸と見開き、耳は平たく伏せ、ウーウーと唸り・・・
こんなに興奮したマルは見たことがありませんでした。
手を出したら噛み付かれそうな位恐怖に怯えてました。
「なんだかすごく興奮して、手がつけられなかったので・・・どうしちゃったんでしょう・・・」
って・・・・
「車の音がしたら急に落ち着きなくなって、騒ぎ始めたんです」
って・・・
マルはちょっと前まで外で生活してたんですよ・・・
車の音なんか普通に聞いてましたよ・・・
虚勢手術の後迎えに行ってもこんなに恐怖を感じてなかったですよ・・・
あぁ・・・
なんでこんな所に預けちゃったんだろう。
「マル、マル、ごめんね、もうお家帰ろう・・」
何度も何度もマルに話し掛け、少し落ち着いた所を私がキャリーケースに移し変えました。
小梅は・・・
「この子は、恐がりで逃げ足もとても速いので気をつけてください」
と、私が事前にお願いしたにも関わらず、
ケージからキャリーケースに戻す際に飛び出して、狭い狭い隙間に逃げ込んだそうです。
鼻には少し擦り傷が出来てました・・・
小梅は家に帰ってから1日半、御飯とトイレ以外は自分の隠れ家に閉じこもっていました。
クリは・・・
背中にごっそりと毛の抜けた後がありました。
白く見えてしまう程でした。
クリは、3匹の中では一番適応能力に優れてます。
ホテルでは御飯も食べれるほど落ち着いてたそうです。
でも、なぜ、毛が抜けてるの??

恐い思いをして疲れてるのに可哀想でしたが、
マルに着いたキツイ獣臭を取る為に、すぐにお風呂に入れました。
不衛生な所なら病原菌が身体についてしまったかも・・・と、クリもお風呂に。
ただ、小梅を隠れ家から無理やり引っ張り出す事は可哀想過ぎたので、身体を拭くだけにしました。
何があったか、解りませんが・・・絶対に何かありました。
なんて可哀想な事をしてしまったんだろう。。。
こんな悲しい事はブログに書きたくなかったのですが、これも現実にあった事として、猫を愛する皆さんにも知ってもらいたく、書く事にしました。
今、ずさんな管理のブリーダーの話を良く耳にします。
身近にあるペットホテルでも、安心できないと強く思いました。
全てのペットホテルが・・・とは思いません。
中には素晴らしいホテルも沢山あると思います。
どうか皆さんの大切な猫ちゃんがこんな酷い目にあいませんように・・・
今はもう、皆、いつもどうりに元気になってますので心配しないでくださいね。



よろしくお願いします