♪雲はわき 光あふれて
天たかく
純白の球 今日ぞ 飛ぶ
若人よ いざ
まなじりは
歓呼に応え
いさぎよし
微笑む希望
ああ 栄冠は君に輝く
ご存知、夏の高校野球大会歌『栄冠は君に輝く』は、戦後の1948年に誕生した。
朝日新聞社が歌詞を募集して、5252作品が集まった。
入選したのは、当時石川県で郵便貯金の仕事をしていた加賀道子さん(当時23歳)。
「職場に電話がかかってきて、びっくり!朝日新聞の方が『宝くじに当ったようなものですね』と言っていた」。賞金は5万円。公務員の初任給の10倍以上という時代だった。
実は本当に歌詞を作ったのは、その頃、道子さんと婚約していた夫の大介さんだった!
短歌や演劇の会を主宰し、脚本を書いていた。
「賞金目当てと思われるのが嫌だった」と道子さんの名で応募し、思わぬ入選に引っ込みがつかなくなった。
「夫は『絶対、本当のことを言っちゃ駄目だ』と。はいはい言うよりしかたなかった」。
道子さんは記者に作詞のきっかけをきかれ、「スポーツが好きですから…」と話し続けていた秘め事は胸にずっと重かった。
それから20年後、節目の50回大会を前に夫・加賀大介さんが真相を公表!
「苦しめたな」と道子さんをいたわり、大介さんは病のため1973年、58歳で死去。
作曲者は、早稲田大学の応援歌『紺碧の空』や阪神タイガースの『六甲おろし』などを手がけた古関裕而氏。
8月9日、夏の甲子園「第96回全国高等学校野球選手権大会」が開幕!!
天たかく
純白の球 今日ぞ 飛ぶ
若人よ いざ
まなじりは
歓呼に応え
いさぎよし
微笑む希望
ああ 栄冠は君に輝く
ご存知、夏の高校野球大会歌『栄冠は君に輝く』は、戦後の1948年に誕生した。
朝日新聞社が歌詞を募集して、5252作品が集まった。
入選したのは、当時石川県で郵便貯金の仕事をしていた加賀道子さん(当時23歳)。
「職場に電話がかかってきて、びっくり!朝日新聞の方が『宝くじに当ったようなものですね』と言っていた」。賞金は5万円。公務員の初任給の10倍以上という時代だった。
実は本当に歌詞を作ったのは、その頃、道子さんと婚約していた夫の大介さんだった!
短歌や演劇の会を主宰し、脚本を書いていた。
「賞金目当てと思われるのが嫌だった」と道子さんの名で応募し、思わぬ入選に引っ込みがつかなくなった。
「夫は『絶対、本当のことを言っちゃ駄目だ』と。はいはい言うよりしかたなかった」。
道子さんは記者に作詞のきっかけをきかれ、「スポーツが好きですから…」と話し続けていた秘め事は胸にずっと重かった。
それから20年後、節目の50回大会を前に夫・加賀大介さんが真相を公表!
「苦しめたな」と道子さんをいたわり、大介さんは病のため1973年、58歳で死去。
作曲者は、早稲田大学の応援歌『紺碧の空』や阪神タイガースの『六甲おろし』などを手がけた古関裕而氏。
8月9日、夏の甲子園「第96回全国高等学校野球選手権大会」が開幕!!