今日は身体の悩みについて書きたいと思う。人並みに身体にコンプレックスというか負い目は感じていて、肩は最近、常に小人がぶら下がってるんじゃないかと思うくらい凝っているし、眼も常に疲労していて、瞼は重く、常に小人がぶら下がってるんじゃないかと思えるほどだ。立てつづけに小人と書いてきたが、小人という言葉を見ると、手足が短く、成人男性の平均身長に達していない俺こそが小人なんじゃないか、とか思ってきて、自己嫌悪を覚えてしまう。もっというと、肩とか瞼にぶら下がっている小人を想像した時に、それはまさに自分の姿をしていることに思い当たり、とても陰鬱な気持ちになってくる。だから、小人のことは考えないようにしよう。そもそも肩が凝っているのも、眼が疲れているのも、恐らく長時間パソコンを操作しているせいだ。背が低いのは、まぁ先天的なものだ。原因が分かっているものとか、先天的なものについて考えてもしょうがない。ここで書きたいのは、冒頭で身体の悩み、とは書いたものの、身体のことにあたるのかどうかはちょっと微妙だ。原因が分からないが、頭の中で爆発音がするんである。
それは眠りに入る直前にやってくる。重い瞼を閉じて、意識がまどろみはじめた時。覚醒と眠りの中間地点、完全に眠りに入ったかと思う、頭が意識していられる最後の時間。前触れもなくとてつもない轟音が頭の中に鳴り響くんである。日によって違うが、爆発音というより、銃声の音に近いかもしれない。鋭くて、短い轟音だ。一瞬自分が死んでしまったのではないかと思えるくらいの衝撃だが、衝撃を感じたり、死んでしまったと思うことは生きていないとできないことであり、冷静になって考えてみると、なにも自分に外傷もなければ、内傷もないことに気付く。
だが、前述したとおり、原因が分からないだけに、ちょっと怖い思いがする。ネットで調べてみると、どうも「頭内爆発音症候群」という症状であるらしい。日本語で書いてもかっこいい症状名であるが、英語でいうと「exploding head syndrome」というらしく、もっとかっこいい。
とにかく症状名がとてもかっこいいことはネットで調べて分かってちょっと安心した。なぜなら人に話す時に「最近、頭の中の爆発音で悩んでてさ、exploding head syndromeって症状なんだけどね」とか言えば、たぶんちょっとかっこいいと思われるからだ。しかし、症状名がかっこいいことは分かったものの、原因は未だによく分かっていないことが多い。ストレスとかが原因らしい、という記述も見たが、「ストレスが原因」というのは相関はあるのかもしれないが、果たして原因であるのかという疑問も浮かぶ。俺は「ストレスが原因」という言葉がどうも信じられない。
しかし、人は何か物事が起きると、そのことに原因を見つけないと気が済まないこともよくわかっている。それによく使われるのがストレスであるし、もう少しスピった感じにすると、陰謀のせいにしたりすることも多い。この「頭内爆発音症候群」も頭の中、爆弾、という二つの単語から、サイバーパンク的な陰謀論が囁かれているのはは想像に難くない。つまり、ナノテクだ。ナノテクのことはよくわからないが、極小の爆弾が何者かの手によって仕掛けられていると妄想してしまう人がいるらしい。そして人は眠りに入る時に爆発音がするたびに、ちくしょう、これがナノテクの力か、ナノテクには敵わないよ、全くナノテクってのは恐ろしいもんだよ、なんて思うかもしれない。そして、その人は、ナノテク爆弾が存在するとして、誰がどうやって仕掛けたんだ、という疑問を抱くようになる。そして、次の瞬間にその人は陰謀の全てを理解するようになる。最近、急に瞼が重くなったことと、頭の中にナノテク爆弾が仕掛けられている事の関係性。頭の中にナノテク爆弾を仕掛けたのは瞼にぶら下がっている小人だった事に気付いんたんである。ちくしょう、小人の野郎め、とにかく頭の中の爆弾を取り除くためには、まず瞼の重みを取り除かないといけないな…。陰謀とは実に恐ろしいものである。
それは眠りに入る直前にやってくる。重い瞼を閉じて、意識がまどろみはじめた時。覚醒と眠りの中間地点、完全に眠りに入ったかと思う、頭が意識していられる最後の時間。前触れもなくとてつもない轟音が頭の中に鳴り響くんである。日によって違うが、爆発音というより、銃声の音に近いかもしれない。鋭くて、短い轟音だ。一瞬自分が死んでしまったのではないかと思えるくらいの衝撃だが、衝撃を感じたり、死んでしまったと思うことは生きていないとできないことであり、冷静になって考えてみると、なにも自分に外傷もなければ、内傷もないことに気付く。
だが、前述したとおり、原因が分からないだけに、ちょっと怖い思いがする。ネットで調べてみると、どうも「頭内爆発音症候群」という症状であるらしい。日本語で書いてもかっこいい症状名であるが、英語でいうと「exploding head syndrome」というらしく、もっとかっこいい。
とにかく症状名がとてもかっこいいことはネットで調べて分かってちょっと安心した。なぜなら人に話す時に「最近、頭の中の爆発音で悩んでてさ、exploding head syndromeって症状なんだけどね」とか言えば、たぶんちょっとかっこいいと思われるからだ。しかし、症状名がかっこいいことは分かったものの、原因は未だによく分かっていないことが多い。ストレスとかが原因らしい、という記述も見たが、「ストレスが原因」というのは相関はあるのかもしれないが、果たして原因であるのかという疑問も浮かぶ。俺は「ストレスが原因」という言葉がどうも信じられない。
しかし、人は何か物事が起きると、そのことに原因を見つけないと気が済まないこともよくわかっている。それによく使われるのがストレスであるし、もう少しスピった感じにすると、陰謀のせいにしたりすることも多い。この「頭内爆発音症候群」も頭の中、爆弾、という二つの単語から、サイバーパンク的な陰謀論が囁かれているのはは想像に難くない。つまり、ナノテクだ。ナノテクのことはよくわからないが、極小の爆弾が何者かの手によって仕掛けられていると妄想してしまう人がいるらしい。そして人は眠りに入る時に爆発音がするたびに、ちくしょう、これがナノテクの力か、ナノテクには敵わないよ、全くナノテクってのは恐ろしいもんだよ、なんて思うかもしれない。そして、その人は、ナノテク爆弾が存在するとして、誰がどうやって仕掛けたんだ、という疑問を抱くようになる。そして、次の瞬間にその人は陰謀の全てを理解するようになる。最近、急に瞼が重くなったことと、頭の中にナノテク爆弾が仕掛けられている事の関係性。頭の中にナノテク爆弾を仕掛けたのは瞼にぶら下がっている小人だった事に気付いんたんである。ちくしょう、小人の野郎め、とにかく頭の中の爆弾を取り除くためには、まず瞼の重みを取り除かないといけないな…。陰謀とは実に恐ろしいものである。