本日、渡辺君が亡くなりました。
昨日の夜から、尿が出ていない様子だったので
圧迫排尿をしてみましたが、3滴ほどしか
出ませんでした。
午前中も、眠れないほど
のたうちまわるような狂った状態が続き、
聞いた事もない声で鳴き始めたので、
昼に病院に行きました。
とりあえず、麻酔をして尿を出してから
尿道の状態を調べて、今後の治療方針を
決める予定でした。
前回麻酔に耐えたこともあり、
それほど心配や不安は無かったのですが、
処置が終わり、渡辺君が麻酔からさめるまでの間、
今後の治療のために手術の方法などの
説明を受けていたところ、
先生が呼ばれて、慌ててどこかへ行きました。
その後、私達夫婦も手術室に呼ばれました。
「処置までは順調だったのですが、
今呼吸が止まってしまいました。」との事。
心電図もまっ平らで、蘇生も出来ませんでした。
先生に「すみません」と謝られてしまいましたが、
麻酔のリスクも承知でしたし、
最善を尽くしてくださったのも、理解しています。
病院を変えようかとも思いましたが、
エギゾチック専門病院のホームページでも
犬猫のような治療はできない。
腎不全・尿毒症などで命にかかわる・・・
と書いてあったので
措置の方法も、これしかなかったのだと
思っております。
ネットで病気を調べていたところ、
老年性の腫瘍で、尿道が圧迫されて
塞がることがあるそうです。
閉塞を起こしやすい餌(ミルワーム種類)
も、たくさん与えてはいないし、
細菌性の膀胱炎では無かったことから
原因は腫瘍かもしれないと、勝手に思っております。
体を綺麗にしてもらい、連れて帰って来ました。
もう、なでなですることができないので
いっぱい いっぱい なでなでしました。
オシッコ出してもらって楽になったけど
楽になりすぎちゃったね。
もう苦しまなくて済むね。
寝てる時に逝ったのであれば
それが一番良かったのかもしれないと思います。
ペット部屋の扉を開けるたびに、
また出迎えてくれるんじゃないかという
気がしてなりません。
冷蔵庫の中も、なべくんのために買った
おいしそうなフルーツでいっぱいです。
寂しくなったケージも、フルーツも
見るだけで涙が出ます。
ペットのご飯を用意していても
渡辺君の分も用意してしまいます。
今日の分は、食べてから
行ってもらうことにしました。
今まで本当にありがとう。
助けられなくてごめんね。
愛してるよ。
今夜は、隅田川の花火大会でした。
家の近くで見ましたが、
こんな寂しい花火と風は初めてです。
「家族だからしかたない」と
高い治療費を出してくれ、支えてくれた
旦那様。
癒してくれた、組長・ふーちゃん。
最善を尽くしてくださった病院の皆様。
コメントやメールなどで、応援してくださった方々。
皆様のおかげで、少しだけ長く生きられたと
思っております。
私も精神的に、だいぶ支えられました。
本当にありがとうございました。