実家のワンコが亡くなったそうです。
実家の仔になったいきさつは、
母が窓の外を眺めていたら、
1匹の野良犬がパタンと倒れたそうで、
仕方なく保護したとのことでした。
落し物として届け出て、
元の飼い主を探しましたが
連絡はありませんでした。
聞き込みで、おそらくここであろう家も
判明しましたが、探している様子は
無かったそうです。
おそらく事故で、
脳や神経がやられてしまったらしく
後ろ足が、きちんと地面につけません。
事故の直後に保護されたのか、
こうなったから捨てられたのかは謎です。
落とし主が現れなかったため、
ボンちゃんは実家の仔になりましたが、
犬とは思えない鳴き声を発することがあり、
声も大きいため、家の人を悩ませました。
後ろ足がまともにつけないため、
散歩も介護用の補助具をつけ、
地面にすった足が血だらけになるので、
母お手製の靴下を履いて行っていました。
意思の疎通もできず、
甘えてくるわけでもありません。
実家に来た瞬間から、介護の日々。
病院にもお世話になりましたが、
状況は悪化し、1年目前にして
寝たきりになり、亡くなりました。
私は亡くなった姿を見ていないので、
未だ信じられず、実家に行けば
ボンちゃんスペースに
まだ居るような気がしてまりません。
元気な犬だって、飼ってもらえない世の中なのに
こんな状態で、面倒を見てもらえたボンちゃんは
幸せだったと思います。
母は、車に轢かれた猫も、息があれば
病院へ連れて行くような人です。
私も見習いたいと思います。
元気な時に逢いたかったね。ボンちゃん。