今日から、数回に分けて箱田氏館及び関連史跡捜索旅ということで、
書いていきたいと思います。
まず、かつて訪問した箱田氏館跡を確認したいと思います。

この写真は、1982年頃のもので、『埼玉県の館城跡』に引用された写真とほぼ同じ場所を撮影したつもりです。
当時の理解では、写真中の水堀が遺構の一部、中央にある幅の広い畦畔が土塁で、写真右の水田含む宅地が館跡内部
という理解でした。
ところが、時代は移り、箱田地区は宅地開発が進むと共に、変わりゆく郷土の姿を記録にとどめようと、
箱田氏関連の記念碑が設置されたそうで、わたくしは、長いこと郷里を離れていますので、そんな事情に全く疎く、
最近そうした動向を知ったのでした。
そこで、今回は、残された箱田氏関連遺跡を可能な限り、探そうと考えたのです。
今回は、上の写真の館跡と、箱田氏顕彰の碑が建てられた御嶽神社付近を訪ねてみました。
調査日は、2018.01.26及び2018.02.03日です。
まず、館跡から見て見ましょう。





同じようなアングルから写したので、何となく昔の面影が残っていますが、背後には大型マンションが建っています。
正直、自転車で入って見ないと、ここまでたどり着けませんでした。
とにかく以前とは変わってしまっています。
館内部に相当する水田に向って撮影します。


正直、館の面影は全くとどめておりません。
今回気が付いたのは、かつて土塁と考えていた畦畔に、導水のための堀がもう一つあったことです。



考えるに、この導水路が館跡本来の水堀の痕跡なのでしょうか。
次に、箱田氏顕彰碑のある、御嶽神社に移動します。
御嶽神社は、熊谷総合病院の道を挟んだ向かい側にあります。

御嶽神社は、お参りのための小さな築山が作られています。



たくさんの石碑がありますが、中に新しい、顕彰碑があります。


さて、この碑の文章を読んでいると、この碑の辺りは武家屋敷だった頃の隠居さま跡と呼ばれ、今も親しまれ・・・との
記述があります。
要するにここも、館跡の一部ということになります。
さすがにこの築山が土塁なのでしょうか?周囲を見ると、水堀が・・・。
実はこの堀は、総合病院脇でほぼ方形をなしております。
この事は以前から知っていたので、「そういうことか」とすぐにピンときました。




この水堀は、既にみた水田中の水堀ともつながっているもので、やはり、この一帯が箱田氏の館跡と考えられます。
書いていきたいと思います。
まず、かつて訪問した箱田氏館跡を確認したいと思います。

この写真は、1982年頃のもので、『埼玉県の館城跡』に引用された写真とほぼ同じ場所を撮影したつもりです。
当時の理解では、写真中の水堀が遺構の一部、中央にある幅の広い畦畔が土塁で、写真右の水田含む宅地が館跡内部
という理解でした。
ところが、時代は移り、箱田地区は宅地開発が進むと共に、変わりゆく郷土の姿を記録にとどめようと、
箱田氏関連の記念碑が設置されたそうで、わたくしは、長いこと郷里を離れていますので、そんな事情に全く疎く、
最近そうした動向を知ったのでした。
そこで、今回は、残された箱田氏関連遺跡を可能な限り、探そうと考えたのです。
今回は、上の写真の館跡と、箱田氏顕彰の碑が建てられた御嶽神社付近を訪ねてみました。
調査日は、2018.01.26及び2018.02.03日です。
まず、館跡から見て見ましょう。





同じようなアングルから写したので、何となく昔の面影が残っていますが、背後には大型マンションが建っています。
正直、自転車で入って見ないと、ここまでたどり着けませんでした。
とにかく以前とは変わってしまっています。
館内部に相当する水田に向って撮影します。


正直、館の面影は全くとどめておりません。
今回気が付いたのは、かつて土塁と考えていた畦畔に、導水のための堀がもう一つあったことです。



考えるに、この導水路が館跡本来の水堀の痕跡なのでしょうか。
次に、箱田氏顕彰碑のある、御嶽神社に移動します。
御嶽神社は、熊谷総合病院の道を挟んだ向かい側にあります。

御嶽神社は、お参りのための小さな築山が作られています。



たくさんの石碑がありますが、中に新しい、顕彰碑があります。


さて、この碑の文章を読んでいると、この碑の辺りは武家屋敷だった頃の隠居さま跡と呼ばれ、今も親しまれ・・・との
記述があります。
要するにここも、館跡の一部ということになります。
さすがにこの築山が土塁なのでしょうか?周囲を見ると、水堀が・・・。
実はこの堀は、総合病院脇でほぼ方形をなしております。
この事は以前から知っていたので、「そういうことか」とすぐにピンときました。




この水堀は、既にみた水田中の水堀ともつながっているもので、やはり、この一帯が箱田氏の館跡と考えられます。
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