秩父線に乗って三峰口に向う。
波久礼から断崖絶壁を張りつくように電車が走る。眼下にブルーの玉淀湖。
家も少なく、見通しの良い車窓には長瀞から続く荒川の瀞場が見える。
そして、対岸の山上に立つ小さな白い天守閣。
40年前の天神山城は、秩父線沿線のシンボル的存在でした。
あそこが、実は観光用の隅櫓であり、実在した天神山城の建築物の再現ですらないと知って
受けたショックはかなりのものでした。
さて、天神山城は野上駅を降りて対岸の白鳥神社背後の山上にあります。
谷川健一先生の『青銅の神の足跡』、『白鳥伝説』などによれば、「白鳥」という地名は
古代金属加工に関連する地名とされており、なるほど、たしかにこの辺りは、結晶片岩由来の
黄銅鉱産地としても知られています。少量ですが金も産出する様です。
さて、私は、例によって自転車で天神山城を尋ねました。白鳥神社の背後ある山道を直登するのが、
良いとされていましたが、私が訪問したのはちょうど5月の暑くなり始めたころで、
当時は、ものすごい羊歯が生い茂った険しいやぶの山道をみて、即座に断念しました。
たしか、大手口が別の場所にあり、そこからならば車で登れると聞いていたので
そちらに回り込みました。
天神山城大手口には、桜の老木がありましたが、肝心の車道が潰れてしまっているのかわかりません。
どうも、この部分は所有権の関係で入れ無いようでした。
結局、白鳥神社の背後以外登る場所がないということで、初めて惨敗を喫しました。
まあ、正直、中学校時代のバカ丸出し、運だけを頼りにした無装備のむちゃくちゃな崖登り、
崖降り歴からみれば、冬ならばあっさり登って行けたでしょうけど、蛾の幼虫などが苦手な私には、
やはり夏場の城館跡探訪はきびしいと思わされました。
今は、体力的にきついですけど(笑)、でも、行かんことにはちょっと納得できませんね。
波久礼から断崖絶壁を張りつくように電車が走る。眼下にブルーの玉淀湖。
家も少なく、見通しの良い車窓には長瀞から続く荒川の瀞場が見える。
そして、対岸の山上に立つ小さな白い天守閣。
40年前の天神山城は、秩父線沿線のシンボル的存在でした。
あそこが、実は観光用の隅櫓であり、実在した天神山城の建築物の再現ですらないと知って
受けたショックはかなりのものでした。
さて、天神山城は野上駅を降りて対岸の白鳥神社背後の山上にあります。
谷川健一先生の『青銅の神の足跡』、『白鳥伝説』などによれば、「白鳥」という地名は
古代金属加工に関連する地名とされており、なるほど、たしかにこの辺りは、結晶片岩由来の
黄銅鉱産地としても知られています。少量ですが金も産出する様です。
さて、私は、例によって自転車で天神山城を尋ねました。白鳥神社の背後ある山道を直登するのが、
良いとされていましたが、私が訪問したのはちょうど5月の暑くなり始めたころで、
当時は、ものすごい羊歯が生い茂った険しいやぶの山道をみて、即座に断念しました。
たしか、大手口が別の場所にあり、そこからならば車で登れると聞いていたので
そちらに回り込みました。
天神山城大手口には、桜の老木がありましたが、肝心の車道が潰れてしまっているのかわかりません。
どうも、この部分は所有権の関係で入れ無いようでした。
結局、白鳥神社の背後以外登る場所がないということで、初めて惨敗を喫しました。
まあ、正直、中学校時代のバカ丸出し、運だけを頼りにした無装備のむちゃくちゃな崖登り、
崖降り歴からみれば、冬ならばあっさり登って行けたでしょうけど、蛾の幼虫などが苦手な私には、
やはり夏場の城館跡探訪はきびしいと思わされました。
今は、体力的にきついですけど(笑)、でも、行かんことにはちょっと納得できませんね。