吾輩は『ちょび』助である。
おやつ制限令により、不満だらけの毎日を過ごしていた『ちょび』助である。
勿論、そんな理不尽な取り決めは三日で実質廃止だったのであるが♪
事の発端は、謎の出血である。
自称・飼い主が帰宅したり、朝目覚めたりすると、床の所々に謎の血痕が残されていたのである。
血痕の原因は・・・吾輩にあるらしい。
何処か怪我をしていないかと吃驚した自称・飼い主であるが原因は掴めないまま。
お散歩が出来ないので、最近は非常に爪が伸び易い吾輩。
爪が伸びすぎて肉に食い込んでいるのでは?
と、自称・飼い主は真っ先に思い浮かべたらしいが・・・それらしき所は見当たらない。
それでも、ワンコ用(失敬な!)爪切りを取り出して爪を切ろうとしたら。
案の定、伸び過ぎていて爪切りが使用できない状態。
新しい、ハサミ型の爪切りを購入してきて嫌がる吾輩の意志など全く無視して爪を切ってみたものの。
床に記される血痕は箇所が増えるばかり。
獣医さんに行こうにも、前回に獣医さんに行く所を帰宅途中のマンションのおっさんに見つかって散々文句を言われたヘタレの自称・飼い主。
躊躇している。
まぁ、吾輩としても絶対に行きたくないけれど。
そうこうしている内に、吾輩がオチン○ンを舐めているのを目撃した自称・飼い主。
昨年の冬にも吾輩が血尿を出したことを思い出したようだ。
あの時は、獣医さんで幾ら調べても、最後まで原因が分からなかった。
ホント。
思い切り、血、抜かれたし。
獣医さんに行く度に定期検査と称して抜かれるより大量に。
あんな思いはもうしたくないなぁ。
大体、もうジジィと呼んでも差し支えない年の癖に、何十年も健康診断一つした事のない自称・飼い主が、なんで獣医さんに云われるからといって、吾輩にだけそんなに検査検査と嫌がらせをするのだろう。
そんなに吾輩が嫌いかぁ!自称・飼い主め!!
兎に角。
何処に異常があるかも分からないままで、出血は続いていたのだが。
元気はあるのだし。また、獣医さんに行っても原因不明と診断されるくらいなら。
と、自称・飼い主が自己免疫力を上げるオマジナイをしてくれた。
煙は出るし。
熱いし。
吾輩、全然じっとしていなかったのであるが。
お腹なんかは気持ちが良いので、もっとしろ!ハゲオロカ!状態だった。
三日ほど続けたら出血は止まっていた。
これで、めでたしめでたし。
と、なる筈であったが。
それで終わらないのが、自称・飼い主のハゲオロカ。と、呼ばれる所以。
点在していた血痕がどれもドロドロな状態だったのを気にかけていたハゲオロカ。
吾輩の食生活の改善を試みようと無謀な挑戦に挑みやがった。
余計なお世話である。
血痕がドロリとしていたのは時間が経過して血液が凝固したのが原因であろう。
そんな、子供でも知っていることが分からないのであろうか?あのハゲオロカ。
ヤツの言い分だと、吾輩が寝て出て場所を移動した時に残された血痕もドロリとしていた。
と、根拠のない主張を繰り返しているが・・・
それは、吾輩が超能力でそうしたのである。
そうしたかったから、超能力を使ってしてみただけの事なのである。
凄いだろう!我輩。
(えっ!?
吾輩、なにか支離滅裂な事、云ってますか??)
だから、主食であるおやつを減らすなんて云わないでくれ!
なぁ~んて、吾輩の崇高な言語を理解出来ない自称・飼い主は、おやつをくれなくなってしまった。
ちゃんと、吾輩用のご飯を食べなさい。
などと、世迷言を繰り返している。
なんぢゃとぉぉぉぉ!!!
御飯用の器に何時も盛り付けられているのは、ドライフードではないか!
こんなもの犬のエサではないか!
食えるかぁ!ぼけぇ!!
と、いくら抗議しても、何故だか今回ばかりは吾輩の命令を聞いてくれない。
これは、下僕としての完全な職務放棄である。
自称・飼い主の存在を意味のないものにしてしまう暴挙である。
三日もおやつ抜きで、不味い犬のエサを食していた吾輩であったが。
もう我慢できない!
と、ばかりに。
おやつが入っていることが分かっている冷蔵庫の前で「くぅ~ん。くぅ~ん」と悲しげな声を張り上げて鳴き続けたら。
如何した?具合でも悪いのか?
と、飛んできた自称・飼い主。
冷蔵庫を前足でガリガリしたら、おやつ貰えた。
吠えると叱られるが、悲しそうに鼻を鳴らすと、言う事を聞いてくれるのか♪
結局、ハゲオロカの無謀な企てなど瞬く間に瓦解したのである。
正しく三日坊主である。
今では、以前同様におやつが主食になった吾輩。
うむ、満足である。
ま、自称・飼い主を意のままに操るなんてこの程度で十分なのである。
チョロイ、チョロイ。
ヤツは絶対に吾輩には勝てないのだから♬
おやつ制限令により、不満だらけの毎日を過ごしていた『ちょび』助である。
勿論、そんな理不尽な取り決めは三日で実質廃止だったのであるが♪
事の発端は、謎の出血である。
自称・飼い主が帰宅したり、朝目覚めたりすると、床の所々に謎の血痕が残されていたのである。
血痕の原因は・・・吾輩にあるらしい。
何処か怪我をしていないかと吃驚した自称・飼い主であるが原因は掴めないまま。
お散歩が出来ないので、最近は非常に爪が伸び易い吾輩。
爪が伸びすぎて肉に食い込んでいるのでは?
と、自称・飼い主は真っ先に思い浮かべたらしいが・・・それらしき所は見当たらない。
それでも、ワンコ用(失敬な!)爪切りを取り出して爪を切ろうとしたら。
案の定、伸び過ぎていて爪切りが使用できない状態。
新しい、ハサミ型の爪切りを購入してきて嫌がる吾輩の意志など全く無視して爪を切ってみたものの。
床に記される血痕は箇所が増えるばかり。
獣医さんに行こうにも、前回に獣医さんに行く所を帰宅途中のマンションのおっさんに見つかって散々文句を言われたヘタレの自称・飼い主。
躊躇している。
まぁ、吾輩としても絶対に行きたくないけれど。
そうこうしている内に、吾輩がオチン○ンを舐めているのを目撃した自称・飼い主。
昨年の冬にも吾輩が血尿を出したことを思い出したようだ。
あの時は、獣医さんで幾ら調べても、最後まで原因が分からなかった。
ホント。
思い切り、血、抜かれたし。
獣医さんに行く度に定期検査と称して抜かれるより大量に。
あんな思いはもうしたくないなぁ。
大体、もうジジィと呼んでも差し支えない年の癖に、何十年も健康診断一つした事のない自称・飼い主が、なんで獣医さんに云われるからといって、吾輩にだけそんなに検査検査と嫌がらせをするのだろう。
そんなに吾輩が嫌いかぁ!自称・飼い主め!!
兎に角。
何処に異常があるかも分からないままで、出血は続いていたのだが。
元気はあるのだし。また、獣医さんに行っても原因不明と診断されるくらいなら。
と、自称・飼い主が自己免疫力を上げるオマジナイをしてくれた。
煙は出るし。
熱いし。
吾輩、全然じっとしていなかったのであるが。
お腹なんかは気持ちが良いので、もっとしろ!ハゲオロカ!状態だった。
三日ほど続けたら出血は止まっていた。
これで、めでたしめでたし。
と、なる筈であったが。
それで終わらないのが、自称・飼い主のハゲオロカ。と、呼ばれる所以。
点在していた血痕がどれもドロドロな状態だったのを気にかけていたハゲオロカ。
吾輩の食生活の改善を試みようと無謀な挑戦に挑みやがった。
余計なお世話である。
血痕がドロリとしていたのは時間が経過して血液が凝固したのが原因であろう。
そんな、子供でも知っていることが分からないのであろうか?あのハゲオロカ。
ヤツの言い分だと、吾輩が寝て出て場所を移動した時に残された血痕もドロリとしていた。
と、根拠のない主張を繰り返しているが・・・
それは、吾輩が超能力でそうしたのである。
そうしたかったから、超能力を使ってしてみただけの事なのである。
凄いだろう!我輩。
(えっ!?
吾輩、なにか支離滅裂な事、云ってますか??)
だから、主食であるおやつを減らすなんて云わないでくれ!
なぁ~んて、吾輩の崇高な言語を理解出来ない自称・飼い主は、おやつをくれなくなってしまった。
ちゃんと、吾輩用のご飯を食べなさい。
などと、世迷言を繰り返している。
なんぢゃとぉぉぉぉ!!!
御飯用の器に何時も盛り付けられているのは、ドライフードではないか!
こんなもの犬のエサではないか!
食えるかぁ!ぼけぇ!!
と、いくら抗議しても、何故だか今回ばかりは吾輩の命令を聞いてくれない。
これは、下僕としての完全な職務放棄である。
自称・飼い主の存在を意味のないものにしてしまう暴挙である。
三日もおやつ抜きで、不味い犬のエサを食していた吾輩であったが。
もう我慢できない!
と、ばかりに。
おやつが入っていることが分かっている冷蔵庫の前で「くぅ~ん。くぅ~ん」と悲しげな声を張り上げて鳴き続けたら。
如何した?具合でも悪いのか?
と、飛んできた自称・飼い主。
冷蔵庫を前足でガリガリしたら、おやつ貰えた。
吠えると叱られるが、悲しそうに鼻を鳴らすと、言う事を聞いてくれるのか♪
結局、ハゲオロカの無謀な企てなど瞬く間に瓦解したのである。
正しく三日坊主である。
今では、以前同様におやつが主食になった吾輩。
うむ、満足である。
ま、自称・飼い主を意のままに操るなんてこの程度で十分なのである。
チョロイ、チョロイ。
ヤツは絶対に吾輩には勝てないのだから♬