『ちょび』助の下僕観察日記

吾輩は『ちょび』助である。吾輩が見た自称・飼い主の自堕落な日常を綴る・・・筈が、完全に吾輩の徒然日記と化している模様。

食欲旺盛なお年頃である!

2010-05-29 22:13:51 | Weblog
吾輩は『ちょび』助である。

最近はプリンやヨーグルトを毎日貰えて御満悦な『ちょび』助である。

でも、プリンは自称・飼い主が駅前まで出かけた時にしか手に入らないので、お休みの日くらいなのである。

ヨーグルトは毎朝、貰えるのであるが……

空になったプリンやヨーグルト専用の器が、一日中、ドライフードやお水の器の並んでいるのが癪なのである。

前足で空の器をガリガリしたり、「くで!くで!」と、自称・飼い主に吠えてやるので、とてもエネルギーを消費するのである。

すると、お腹が減るのである。

自称・飼い主曰く。

「一日に食べるドライフードの量と、飲む水の量が少し前に比べて倍になった」

そうである。

吾輩は育ち盛りだから、仕方がないのである。

うん?

何か、変な事言いましたか、吾輩??

少なくとも、吾輩の年をニンゲンの年齢に換算すると……

まぁだまだ、自称・飼い主よりも若いゾ。

……若干だけれど……

成長期を過ぎても、吾輩は日々大きくなっているのである♪

決してDEBUになっている分でもなし。

何でだろう。

自分でも不思議だw


クンクンしただけなのである!!

2010-05-26 21:50:11 | Weblog
吾輩は『ちょび』助である。

知的探究心旺盛な故に、外の世界には尽きせぬ興味がこんこんと湧き出している『ちょび』助である。

だから、いつも長時間、外に出て色々観察していたのである。

じっと腰を落ち着けて、外を眺めていたいのである。

なのに、あのハゲオロカ=自称・飼い主のヤツは、強引に遠くまで散歩しようと画策するのである。

迷惑な話である。

この薄汚れて擦り切れた、人工芝の四角い範囲だけが吾輩の聖地である。

この範囲内から待ったりと外を眺めているだけで、吾輩は満足なのである。



だが、最近。

吾輩の聖地とも呼ぶべきテリトリー内に、勝手にのさばっている輩が存在する。

不可思議なカホリを撒き散らしながら、様々に色や形を変えるそれは、自称・飼い主が携帯やデジカメで写真を撮っている新入りである。

コヤツの所為で、近頃は吾輩が写真に収められる事がほとんどなくなったのであろうか。

別に写真など盗って貰いたくもないが、他のモノが自称・飼い主の気を引き、それによって吾輩がおざなりな待遇を受けると云うのは、如何にも面白くないのである。



新入りは、仄かな芳香を漂わせて、微妙な円形を維持しながら、宙に漂うが如くに浮いている。

……ように、その時の吾輩の目には映ったのである……

その日は、五つくらいの未確認飛行物体が我が家の玄関先に浮いていた。

未確認飛行物体って……

なんだ?UFOか??

吾輩が正体を突き止めてやるのである!!

だが、吾輩が正体不明の球体に鼻を寄せると。

「コラコラ!食べるんぢゃないゾ!!」

などと、自称・飼い主がお間抜けにして頓珍漢な言葉を掛けてきた。

吾輩をバカにしているのか?オマイ??

口に入る大きさのものなら、何でも食べるヤツだと、吾輩の事を誤解しているのだろうか?



クンクン。

クンクン。

でも、カホリだけ嗅いでいると、何となく美味しそうな匂いが……

宙に浮いていると思った球体は、細い棒の様な物で下から支えられているだけだった。

なんだ、あまり面白くないな。

少なくともUFOではなさそうである。

いきなり宇宙人が出てきて、ギャグの一つも飛ばしたり、吾輩におやつをたくさんくれるなどと云うことはなさそうな、つまらない代物である。

が。

この球体を下から支えている棒が曲者だった。

アタタタタ!!

トゲトゲである。

トゲが一杯生えている、凶悪、極悪な代物である。

「こんなものが玄関先に蔓延っていて、大丈夫なのか?ちゃんと退治しなくて良いのか?自称・飼い主」

吃驚した吾輩が、自称・飼い主に目で訴えたら……

球体は既に脆くなっていたのか、吾輩の鋭く伸びた鼻先の一撃で崩れ落ち、バラバラになって崩れ落ちている。

嗚呼。

吾輩の強さ。

吾輩の凛々しさ。

吾輩、自分で自分の勇敢さに眩暈を覚えるくらいに感動である。

だが、自称・飼い主のアホは、そんな吾輩の姿に心打たれる素振りを見せることもなく、クスクス笑いながら吾輩に携帯を向けてきた。

気が付けば、吾輩必殺の鼻攻撃を受けて崩壊した謎の球体の破片が三つほど、吾輩の鼻先にちょび髭のように付いていた。

自称・飼い主がシャッターを切る前に、吾輩はそれを舌でペロリ♪である。

「あっ!バカ!コイツ、花弁食べやがった!!」

自称・飼い主が慌てているが……

この粗忽者め。

よく見るが良い。

吾輩は、オマイが喜ぶような写真を撮られるのが癪なので、シャッターを切る前に謎の破片を舌で落としただけである。

オマイ……吾輩が、なんでも喰うと思っているだろう……

なんと無理解な同居人だ。

いぁ、下僕だ。

吾輩の事を全く理解していない。



ほら見ろ。

写真には、吾輩が落とした破片がちゃんと写っているではないか!

吾輩の足元に!!

うん。

何だか、数が合わない気がするが(爆)。

「全く、これにはたくさん殺虫剤や薬品がかかっているから、食べるな!」

自称・飼い主はそんな事を言っているが……

そんな、吾輩が口にしてはいけないもの、勝手に吾輩の聖地に置いておくなよなぁ。

そんな物を野良ニャンが齧ったり、此処から溝に流れたような水を飲んだりしてニャンコがお腹壊したら……オマイが責任持つのか?持てるのか??

全く。

何を考えているのやら……自称・飼い主のヤツ……


「お預け」?「まて」?そんな虐待フレーズは却下である!!

2010-05-23 23:07:13 | Weblog
吾輩は『ちょび』助である。

今日は一日中、たった一人きりでお留守番していた『ちょび』助ある。

今朝、自称・飼い主は5時半くらいだと云うのに、珍しく自分一人で布団から起きだし、6時半ごろには家を出て行ってしまったのである。

なんでも、今日は特別な講習会らしく、朝早くから会場入りして色々と準備をしないといけないらしい。

まぁ。ヤツの事だから、参加するだけで何の役にも立たないと思うが(爆)。

吾輩は、水を代えてもらって、あの忌々しいドライフードなる朝御飯を器に盛り付けられただけで、散歩もおやつも、「おはよう」の挨拶代わりのナデナデも一切なしで、一人寂しくお留守番である。

しかも、今日は帰ってきたのが、普段よりずっと遅い時間だったし。

帰って来た自称・飼い主は大きな袋を幾つも抱えていた。

ふん!聡明な吾輩には分かるのである!!

幾つもビニール袋を抱えていたわりに、吾輩のおやつが入ったビニール袋などないことを。

おやつの一つも買ってこないのなら、寄り道して買い物なんかしないで、真っ直ぐに帰って来いよなぁ……オマイ……

荷物を置いたら、そのまま一階に戻ってPCで遊んでいるし……

暫くして、二階に上がってきた自称・飼い主は、持ってきたビニール袋の一つからパンを取り出して食べ始めた。

続いて、朝、会場に向かう途中に車の中で同行者から貰ったおにぎりや、カステラにまで手を出す始末。

その間、二杯ほど珈琲を飲んでいる。

おにぎりに珈琲……吾輩は、オマイのそんな所が大嫌いである。

そう云えば、コンビニなどでパックのお寿司を買って食べる時も……平気でお茶の代わりに珈琲が飲めるヲトコだしなぁ……こいつ(汗)。

珈琲を飲み終わったら、今度は帰ったと同時に冷蔵庫に入れた青いビニール袋を取り出した。

中から出てきたのは。。。

おお!

「なめらかプリン」ではないか♪

これは!!

一日中、お利口さんでお留守番していた吾輩への御褒美だよな♪

吾輩へのお土産だよな♪

久々の「なめらかプリン」ゲットである!!

誕生日に反故にされて、一体、幾日が経過したのであろう。

それでも、貰えるならば、吾輩は文句は言わないゾ。

心が広いからな♪

何だか……

「マテ」

とか。

「お預け」

とか。

そんな言葉を自称・飼い主が喚いているが吾輩は根が大らかなので気にしないのである。

器を目の前に置くと云う事は、「今日一日、お留守番ご苦労様でした『ちょび』助様」と、自称・飼い主が吾輩に感謝の捧げ物をしているのであろう。

途中、何度もスプーンから器へとプリンを継ぎ足していたが……スプーンのものをひったくる様にして食べている吾輩は、ちょっぴり行儀が悪いかもしれないが……

でも、本当にほんのちょっぴりだから、許容範囲なのである。

「お預け」。そんな虐待フレーズは耳に入らないのである!

↑その時の吾輩の様子。

うん。

食べ終わった後の、自称・飼い主の視線が……少しばかり痛いな(爆)。

しか~し!!

食いしん坊の自称・飼い主は、一つプリンを食べ終えた後、即座にもう一つのプリンの封を切ったのである。

今度は、「北海道ミルク生キャラメルのプリン」と云うらしい。

最近、自分でも腹回りを持て余している自称・飼い主。

これ以上メタ坊にならない為にも、吾輩が手伝ってやらねば!!

と、続いて貰ったのであるが……

こちらは暫く食べたら、もう飽きたw

だが、吾輩が「もう要らないもんね」と云う素振りを見せると、自称・飼い主のヤツが器を引こうとする。

なんだ?オマイ??

吾輩の食べ残しが欲しいのか?

今は要らないが、後で欲しくなるかも知れないから、勝手に器を下げるなよ。

と云うか。

オマイに盗られるくらいなら、吾輩がその場で全部食べてやる!!

追加のプリンも貰ったのである!!

ふふふふふ。

吾輩は知っているのである。

この後、自称・飼い主が冷蔵庫に入れた箱の中には、それぞれもう一ずつ「なめらかプリン」と「キャラメルプリン」があることを。

残りは明日の朝だな。

ここは公平に完全に山分けと行こうではないか、自称・飼い主。

吾輩が「なめらかプリン」でオマイが「キャラメルプリン」を一つずつ。

こんな分け方ならば、誰からもクレームは来ないゾ。

これが公正な二等分である。

吾輩って、あったま良~い!!


散歩に行きたくない時だってあるのである!!

2010-05-18 21:58:09 | Weblog
吾輩は『ちょび』助である。

外の世界には興味があるが、遠出するのはちょっぴり苦手な『ちょび』助である。

今日も非常に良い天気だったのである。

自称・飼い主が朝、窓を開けると、気持ちの良い風が部屋の中に吹き込んできたのである。

何も変わらない日常。

昨日の単なる延長の如き、なんの代わり映えもしない今日の始まり。

それでも、朝の空気を部屋一杯に注ぎ込む。たったそれだけの事柄で、何だか新鮮な気持ちになるのである。

外から聞こえてくる、雀たちの鳴き声も新しい一日の訪れを告げるかのように賑やかだ。

空け放った窓から、気忙しく聞こえてくる「ピーチク、パ~チク」と囀る雀たちの声。

朝食を終えた自称・飼い主が、一階のシャッターを開けて階段を昇ってきた。

吾輩は、バニラヨーグルトを食べ終えて満ち足りた気分で雀たちの囀りに耳を傾けている。

ピ~チク。パ~チク。

チッチ、チッチ。

うん。

うんん。

う~~ん!?

何だか、今朝は雀の鳴き声がものすごく良く聞こえるのだが。

聞こえ過ぎるほどに(汗)。

もしかして、いっぱい屯しているのか?

我が家の前に(汗・汗・汗)。

ピ~チク。パ~チク。

チッチ、チッチ。

「さぁ、お散歩の時間だゾォ」

自称・飼い主が、リードとテッシュを入れたセカンドバッグを持ってゲージの脇になってきた。

ピ~チク。パ~チク。

チッチ、チッチ。

賑やか過ぎる雀の鳴き声が吾輩に重圧を掛けてくる。

吾輩、叱られた時意外には滅多に使わないハウスに入り込んで……

「今日は散歩、行きたくないもんね」

である。

だって……

あいつら、いきなり空を飛ぶから反則なのである。

急にバサバサと羽ばたくので、吾輩は吃驚するのである。

ああ云うヤツラとは、吾輩……友達にはなれないのである。


主食はおやつ!である!!

2010-05-16 21:00:16 | Weblog
吾輩は『ちょび』助である。

自称・飼い主の姦計、吾輩ダイエット計画なる無謀な企てなどに決して屈しない『ちょび』助である。

「最近、ま~た太っていないか?お前」

などと、自称・飼い主が世迷言を繰り返しているが、吾輩が太る分けないのである。

何故ならば……

アノ物臭ヲトコの自称・飼い主は、先週の初めに吾輩のドライフードが切れているのに、いつものお店に買いに行くのを面倒臭がり、夕食のお弁当を仕入れに行ったついでに、近くのコンビニで馬鹿でかいドライフードを買ってきた。

これ、吾輩の口には合わないのである。

美味しくないのである。

それを連日連夜、ドライフード用の器に山盛りにするのである。

勿論、吾輩は少し口をつけて……

「あっ。これイラネ」

と、それ以上食べないのである。

すると自称・飼い主は、余っている殆どのドライフードをゴミが子に捨てるのであるが……

「おっ!他の御飯か♪」

と、期待する吾輩を無視して、やはり同じドライフードを、またしても並々と器に注ぐのである。

やってられるか!!

ここ数日、必ず自称・飼い主と繰り広げる日常の遣り取り。



吾輩     「ま~た、この不味い御飯かよ」

自称・飼い主 「ちゃんと朝御飯は食べなさい」

器の中に鼻を突っ込み、一口・二口食べた所で。

吾輩     「なぁ、自称・飼い主。他に御飯ないのか?」

自称・飼い主のヤツは、そんな吾輩の主張を無視して、何やら香ばしいカホリの朝御飯を食べている。

その後、珈琲を飲んだ後にヤツはバニラヨーグルトを食べるが、吾輩のヨーグルト用の器に少し分けて持って来てくれる。

でも、本当にほんのちょっとだけである。

ほんとぉぉぉ~~~~に、ちょっぴりだけなのである。

そんなの、瞬く間に食べ終えてしまうのである。

この美味しくないドライフードは、食べても食べても、なかなか減る気がしないのに、バニラヨーグルトは、あっという間に食べ終えてしまうのである。

しかも、食べ終えるとなくなってしまうのである。

「くで!くで!くでぇ!!」

吾輩は、最初のうちは低姿勢で自称・飼い主にもっとくれるようにお願いする。

当然、自称・飼い主は完全無視である。

「もっと!もっと!ヨーグルトもっと!!」

ヨーグルト用の器を前足でバシバシ叩いて、吾輩はこれが欲しいのである。と、主張しても、自称・飼い主は敢えて知らん顔をしている。

なんてぇ野郎だ、あのヲトコ。

「ちゃんと、自分の御飯を食べなさい」

どうやら、それがヤツの言い分である。

このドライフードか!!

こんなものがあるから、吾輩はお腹一杯になるまで、もうバニラヨーグルトなんて見たくない!と、思えるほど、思い切り食べてみたい物が食べられないのか。

ドライフードの邪魔者め!!

と、御飯用の器を引っくり返してやる。

(ノ`⌒´)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・

(ノ`0)ノ ⌒┫:・'.::・┻┻:・'.::・

(ノ`○´)ノ ┫:・’.::・┻:・’.::・おらっ~

(ノ-_-)ノ~┻━┻こんな飯食えるか!

吾輩、怒りのちゃぶ台返しである。

だが、それをすると……

それまで、幾ら吾輩が泣こうが喚こうが完全無視を決め込んでいた自称・飼い主のヤツがすっ飛んできて、吾輩を叱りつけるのである。



な・な・なんでじゃ!!

吾輩は、自分で食べるものを選べないのである。

自称・飼い主の選択したものしか口にする事が出来ないのである。

ならば、少しは吾輩の好みや嗜好を考慮して、吾輩の口に合うものを用意してくれる事こそ、同居人としての優しさではないのか??

と、云うか。

下僕の癖に、一体何を勘違いしているのか……自称・飼い主のヤツ……

どうせ、嫌いなドライフードならば、以前のものの方が、まだましだったのである。

今日は日曜日だった。

しかも、講習も他に用事のない、完全フリーの休日である。

(なんと言っても、アノ社会不適応者は、仕事のある平日よりも日曜日あたりの方がスケジュールが詰まっていて忙しい事が多いからな)

休みの日の買出しで、きっと今まで食べていたドライフードを買ってくるに違いない。

まぁ、今までのものもあまり好きではなかったが、現状よりはましである。

吾輩はヤツが戻ってくるのを首を長くして待っていたのである。

だが……

お昼ごはんを外に食べに行ったついでに、遊んできた自称・飼い主……

持って帰ってきたのは、自分の夕食用のお弁当だけだった(汗)。

今週も、このドライフードを食べる毎日が続くのかよ!!

これ。

値段の割に量が多いと見えて、まだしっかりと大きな袋にたくさん残っている。

自称・飼い主は、吾輩を見て「まぁ~た、太った」などと言っているが、今週などは驚異的に食べるドライフードの量が少なかったのである。

いつも、器に盛られたドライフードに数回口をつけて、ウンザリ気分だったから。

だから、太る筈などないのである。

太ったように見えるならば、あまりに小食になっているので栄養失調でお腹が膨らんでしまっているに違いない。

な~んて、可哀相なんだろう……吾輩って……

あ~あ。

今週一週間、またしても御飯の器に盛られるのは、あの美味しくないドライフードか(汗)。

でも、物は考えようなのである。

吾輩が余りドライフードを食べていない事だけは、あのハゲオロカ=自称・飼い主も分かっていると見えて。

「お腹空いたよぉ」

と、主張すると、必ずおやつをくれるのである。

ササミジャーキーを巻いたガムをくれる回数が、ドライフードをあまり食べなくなってから、飛躍的に増えたのである。

もう、おやつが主食状態。

これって!

もしかしたら、吾輩的には美味しい状況なのかも♪

これで、バニラヨーグルトの量が自称・飼い主の分まで分けて貰えるようになれば、万々歳なのだが……

そこまでは無理かな。

自称・飼い主のヤツは根がケチだから。