あんなことこんなことがありました。

私は以前上海で仕事をしておりましたが、1年前に大阪に戻りました。身の回りで起きた事を中心に私の感じた事を書きます。

父の旅立ち(合掌)

2013-05-26 11:31:36 | 日記
父は23日の午前0時半頃、永眠しました。
享年93歳、家族に見守られながら眠るように旅立ちましたので大往生と思います。
とても安らかな寝顔でした。

弟が施主として全て取り仕切るのと言うので任せます。
故人の遺志で家族葬に決定。
毎年1回、父の呼びかけで集まる親戚に連絡します。
父の姉の長男様や父の兄の長男様と次男様へお知らせ。
親戚は道内在住ですが、遠方から来るので宿泊施設が備わった葬儀場を探します。
ツインベッドの個室4部屋と大広間、浴室等が有る会館が見つかりそこに決定。20名まで泊まれるとの事。
24日がお通夜、25日に告別式。
親戚3家族と、妹と弟の家族が集まり、総勢16名。
お線香と蝋燭の火守りながらの2日間。酒を酌み交わしながら父を偲びました。
毎年、顔を会わすメンバーなので、父も喜んでくれたと思います。
親戚との泊りがけの会葬は初めてでしたが、とても良かった。
弟や妹の機転に感謝です。
お通夜の食事はシェフが来て目の前でコース料理を作ってくれます。
とても、美味しかった。
近くの公園では桜が満開。

会葬で驚いたこと。
父はお風呂が好きだったので、お通夜の前に「湯灌(ゆかん)」をお願いします。
2名の湯灌師の方が来ます。
いずれも24歳前後のかたでしょうか?女性で2人ともかなりの美人に私は驚きます。
2人で抱きかえお風呂に入れます。
父は点滴の跡が痛々しいぐらいでとて綺麗。
家族が見守るかなお風呂に入れて丁寧に清めます。
一人は父の髭をきれいにそり上げます。お互いの顔が数センチに接近します。
ご遺体は様々の状態が想定されます。なので湯灌師のお仕事はかなり根性がいると思います。
そこに若く美人の方が従事しているのを見てとても驚きました。
使命感でお仕事を選んだのでしょうか?頭が下がりました。
湯灌師のお二人はスタイルも良く、ショールームの受付係や水商売でも十分通用するレベルです。

父も天国で母と出会い喜んでいると思います。
そして、我々を見守ってくれていると思います。
私は父の教えを守り、さらに精進していきます。

父の好きな言葉は「絆」
色紙類は父の直筆で押し花も父の作品。

お父さんありがとうございました。
安らかにお眠りください。合掌


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