12/19日の毎日新聞に体外受精と卵子提供についての新聞記事が載ってました。
世界で初めて体外受精児を誕生させた、ロバート・エドワーズ博士に今年のノーベル医学生理学賞が贈られたことから注目が高まってるかもしれません。
2008年の調べでは50人に一人が体外受精で産まれているそうです。
一方、卵子提供を受けて妊娠した方の平均年齢は45歳とのこと。
妊娠高血圧の合併症、出産時の異常出血が多いことや、低出産体重の赤ちゃんが多いこなどの特徴があった。
これは、卵子提供をしたことよりも、年齢によるものでしょうか・・・。
その辺りのことは書いてませんでした。
体外受精の1回あたりの妊娠率は2割程度。
医師の話として、「年齢が高くなっても妊娠に希望を持つ人が増えたが、実現性の低い夢を抱かせてしまったという面はある。
医師は技術は提供できる。その技術を使ってよいかどうかは社会が決めてほしい。」
ずし~んと心に響いてしまいました・・・。
確かに高度不妊治療の技術がない昔の時代に生きていれば、とっくにあきらめていたかもしれません。
だけど、今はわずかでも希望がある。
これは光の部分。
暗の部分は、高度な技術によっていつか・・。と、どこで諦めればよいかわからない。
とにかく、考えさせられる記事でした。
今後、不妊治療について連載されるようです。