グランドホッグ・デイ

今日、２月２日は「グランドホッグ・デイ」だそうです。
ESLの先生が、「今日はグランドホッグ・デイよ～♪」と楽しそうに話し始め、
私の頭の中は「グランドホッグ？地面に関する何か？」と色々と想像をめぐらせてみたのですが、
全く想像できずにいると、先生がホワイトボードに絵を描き説明し始めました。

「まずグランドホッグっていうのは動物で～」（この段階で先生の絵があまり上手ではなくどんな動物なのかも見当つかず）
そして地面、地面の下に巣穴を描き、巣穴の中にもグランドホッグを描いたのですが、やはりわかりにくい。
「それってモグラ？」と質問すると、「モグラみたいだけど、モグラじゃないのよ～。こんな感じの動物で・・・」と
うまく説明できず、生徒達は「？？？？」となっていました

結局、アメリカに生息する「グランドホッグ（リス科の動物・ウッドチャックとも言うみたい）」が毎年２月２日に巣穴から出てきて、
自分の影を見て驚いて巣穴に戻ったら、あと６週間冬が続くそうで、影が見えなかったら春がもうすぐやってくるという、
アメリカのペンシルベニアで１２５年続く動物を使った占いだそうです。
しかも、そのグランドホッグには名前が付いているらしく、「フィル君」だそうです。

学校から戻り、気になって調べてみたところ、ニュースでも取り上げられていました。
やはり１２５年続いているということで、かなり盛大なお祭りになっていたようで、早朝から数千人が集まり、
シルクハットをかぶり、正装したおじいさんたちが巣穴から「フィル君」を無理やり引きずり出し、
影が見えるかどうか試していました。そして今年の結果は、影が見えたのでまだまだ冬は続くということでした。
すると会場からブーイングの嵐。なんとも自分勝手な人間たちグランドホッグはいい迷惑ですよね
こんなことと言っては失礼なのかもしれませんが、こんなことに数千人集まり、熱くなるアメリカ人って面白いですね

ぜひ映像で見てみてください　下の文章をクリックすると映像が見れます。

こちらがニュースです。

ちなみにこちらは日本で流されたニュースです。