テングメン！

ライブハウスと演劇の街...。東京にはそう呼ぶべき街が2つある。
どちらの街も古くからのごちゃごちゃとした商店街が栄えており、多少の新陳代謝はあるものの小さな商店の集合体によって街の人々やここを訪れる人々の欲求は満たされ、必ずしも大規模小売店舗を必要とはしていない。そして、何よりもこの2つの街には次のものがある。
　・ライブハウス
　・小劇場
　・演劇や音楽のスタジオ
　・演劇や音楽に関する専門書を置いている中小規模の書店
　・バイト暮らしの若者に安くて量の多い食事を提供してくれる飲食店
　・東京なのになぜか「阿波踊りのイベント」…(笑い)

今日は思い立って、そんな2つの街の一つ下北沢に行ってきた。
今日の目的は観劇である。

今日行ってきたのは、TEAM発砲B-ZINの『テングメン』というオシバイ、劇場は演劇ファンで知らないものはいないという、本多劇場だ。

このTEAM発砲B-ZIN。実に才能のある脚本家きだつよし氏がいるのだが、この人がここのところ『仮面ライダー響鬼』の脚本に時間を割いてしまっていたせいか、去年は本公演は年頭の『ツカエナイト』だけだった。そのため、何とこれが1年2ヶ月ぶりの本公演なのだ。

さて気になる『テングメン』ですが、まだ2日めなので内容は書けないけれど、とてもよい出来でしたよ。まぁ若手の役者の演技の技量は正直言ってまだまだだけれども脚本のほうの出来はとてもよく、「1日も早く大好きな人に会いたい！」と思わされました。

あ、そうそう。今日は本多劇場で図らずも、キャラメルボックスを退団された“とある女優さん”に遭遇しました。どうやらこちらの顔を覚えているらしく目が合うなり「見っかっちゃったぁ～」って表情をされてしまいました(苦笑)。誰なのかはここでは書けませんけどねえ～。