
たとえ壮美なドレスがなくても、
あなたの思うわたしに1番似合う色と
あなたの好きな花の名前を
おしえてくれるだけでいいの。
たとえ豪華な食事がなくても、
あなたの好きな紅茶の茶葉と
わたしの好きなベリーのスコーンと
静かな鳥のさえずりさえあればいいの。
たとえ舞踏会や音楽がなくても、
心が踊るような朝の目覚めと
パーティ開く小さな街と
ワルツのような人々の行き交いがあればいいの。
たとえ魔法が解けてしまっても、
あなたがわたしの髪に触れ、
わたしがあなたの髪を撫で、
明日の光を望める夜を
2人だけで祈りながら過ごせればいいの。
でもどうか、おねがい神様、
わたしを灰になんかさせないで。
他には何もいらないから、
わたしを1人にさせないで。
あの童話の少女のように、
ハッピーエンドで笑わせて。
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