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詩集 ゆずりは~愛想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちるという「ゆずりはの樹」。 私はあなたに、何を譲り伝えていこう・・・。

伊勢神宮を参拝して~内宮~

2010年02月12日 | 日記:これも自分 あれも自分
伊勢神宮 それはきっと日本人の心のふるさとかもしれません。

猿田彦神社を参拝して、懐かしい雰囲気に別れを告げて、

大きな交差点を渡り、「おかげ横丁」へ向かいました。

「おかげ横丁」とは、郷土料理屋さんやお土産やさんなどの

お店が並ぶ通りです。

ここで、「伊勢うどん」をいただきました。

お腹を満たして、いざ内宮へ。。。

五十鈴川にかかる宇治橋の手前にある鳥居まで来ますと、

やっぱり少し緊張してしまいました。

大きな鳥居を仰ぐと、ぐっとお腹に力が入ります。


一礼してくぐりますと、美しい宇治橋がお目見えします。



キラキラと光る五十鈴川の向こうに、太陽の光がさんさんと伊勢を照らしています。

まるで銅鏡のような輝きに、目を奪われながら、

新しく架け替えたという宇治橋が、足の下、手の下で柔らかく迎えてくれます。

橋を渡ったところに、もう一つ鳥居があり、

一礼してくぐった先は、

別世界でした・・・。




私は、神宮神苑の玉砂利道の上を歩きながら、

涙が出てきて、仕方がありませんでした。

無性に、心の中からざわついた、うわついた気持ちが流れ出ていくような

そんな不思議な感覚に襲われて、

でも、まったく悲しくないのです。

寂しくないのです。

涙は、頬をあたたかくつたい、声を出すまいと肩が上下に動かしながら、

まるでポンプのように押し流されていきました。


涙が直に乾いてくると、御手洗場(みたらしば)という、五十鈴川の岸辺に出ました。

川を泳ぐ美しい白い鯉を眺め、子ども達はそこから離れようとしません。

鯉は、あちらへ行ったかと思うと舞い戻り、

そして子どもたちの足元にある岩の穴へ顔をうずめました。

尻尾だけが、ヒラヒラと、花の上で休むモンシロチョウのように優雅です。




内宮御正殿(皇大神宮)の前に到着しました。

石段を上がると、そこは最も神聖な場所。

写真撮影は、この石段の下からでしか撮影ができません。

すごい人です。


参拝をしますと、それはそれは忙しそうな雰囲気が内にも外にも感じます。

それでも、「はじめて来ました。今までお守りくださり、ありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。」とご挨拶をしました。

心の中で集中して、手を合わせて。


なんともいえない荘厳な雰囲気と佇まいは、

神聖な森という名前でしか表現できません。

心洗われる瞬間。


そして、池にはまた鯉が、「また来いまた来い」と泳いでいます。



子ども達が写真を撮りまくり・・・。


帰りの宇治橋で、なんともいえない新品の木曽ヒノキを

さわさわとなでて、思わず鼻を近づけてみましたら、

なんともいえない濃厚なヒノキの香が、体中を巡りました。

子ども達にも香のおすそ分け。

みんなで「くんくん」と芳しい香に酔いました。


私の新年が、

私の信念が、

明けました。










猿田彦神社を参拝して・・・

2010年02月06日 | 日記:これも自分 あれも自分
伊勢神宮の外宮を参拝した後、車を走らせること10分程度のところに

「猿田彦神社」という、神社があります。

ここに祀られているのは、猿田彦大神という、万事良い方向へと

「お導き」になる大神様です。

私は、縁あって、ここへ参拝することになりました。


◇猿田彦神社◇

神話(日本書紀)に登場する猿田彦大神。

容姿は背が高く、まるで天狗のような高い鼻を持ち、

「天狗」とも呼ばれているそうなのです。

偶然遊びに行った「八戸市立博物館」の中にも、この「猿田彦」と言う名の

天狗の像が展示されています。

へぇ~、「猿田」って名前、青森にあるんだぁ。。。

その時、懐かしさに震えたのを覚えています。


私の祖母の旧姓は、「猿田」と言います。

家は北海道にあり、実家では昭和の初期から「映画館」を営んでいました。

小さな町にある、小さな映画館でしたが、

子どもの時から、とても大きな建物に見えるその映画館の前の広場で

遊ぶことが好きでした。

建物の横には、小さな川が流れ、道路を挟んで向こうには、

広い海があります。

「猿田のおじさん」と呼ばれるおじさんは、背が高くて、

まるで外人のような彫りの深い顔立ちでした。

私の祖母は、幼い頃からクラシックバレエに親しみ、

大人になってもずっと続けていたのだと、古い写真を見せてもらいながら、

憧れの女性でした。


そんな経緯があって、「猿田」という名前に惹かれたのは言うまでもなく。


ある知る方へ、その話をしましたら、

「それは“猿田彦神社”が氏神様となるから、ぜひ参拝してみてはどうか?」と

薦められました。

「神様の名前を、そのまま苗字に使っているのは、猿田さんともう一つしかないんですよ。だから、ぜひ行ってみて、そこの神主さんに話してみてください。
祖母が“猿田”という姓であると・・・。きっとびっくりなさるでしょう。」

へぇぇ。。。

興奮するその方の前で、私はなんとも平然として、

キョトンとしてしまいました。

「でも、子どもの頃から、祖母の実家に行くのが嬉しくて、

神棚があったことも覚えています。私、きっと2歳か3歳くらいでしたが、

鮮明に覚えています。」

小さい頃から、誰かに守られていると感じていました。

それは、もしかしたらその猿田彦大神に関連するのでしょうか?

この問いには、「行ってみたら分かる。」と答えられただけでした。

では、行ってみましょう!  

猿田彦大神様からの導きで、伊勢神宮へも参拝できる運びとなったのです。



「猿田彦大神」とは、どんな神様なのでしょうか?

日本の神話より紐解くと、

天照大神の孫である、ニニギノ命(みこと)がいよいよ日本という地に

天降りるというお話、「天孫降臨」の中に登場します。

ニニギノ命が、地上へ降りようとすると、天と地の間で光を放っている神がおりました。

その神は、猿田彦大神といい、天孫(ニニギノ命)が高天原から天降りられると聞き、

地上へご案内しようとやってきたのだそうです。

そこで、猿田彦大神は、ニニギノ命の一行の「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」と

対面し、高千穂の峰にお導きになりました。

そのため、「猿田彦大神」は、“みちひらき”の神様、“お導き”の神様と

言われています。ものごとの最初にあわられ、よい方向へ導く神様なのです。


「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」は、天照大神が天の岩戸へ籠もられた際、

天照大神が何事かと岩戸の陰から身を乗り出すように、

岩戸の前で神楽を舞った神様です。

岩戸から天照大神がようやく出てきてくれたおかげで、世の中に再び光が現れて、

平和な世となったというお話。

舞を舞う姿は、祖母のクラシックバレエと重なります。(たいへん、失礼極まりない話ですが。)(どこかで同調したい!という欲が絡んでいます、確かに。。)


猿田彦神社の境内に入ると、右手にその天宇受売命の祭られる「佐瑠女神社」がありました.

境内の中は、やわらかな空気と穏やかな風が包み、

懐かしい雰囲気が目の前に現れました。

拝殿の、シックな赤は、とても優しく、境内の中の大木も、

やんわりと包み込むよう。

私は、すっかりと遠きご縁のつながりを感じることができました。


「はじめまして。ご縁があり、来ることができました。

お会いできて、嬉しいです。」

そんな気持ちで、手を合わせます。

「よく来ましたね。」と温かく迎えてくださったような気がします。

子ども達も、ここでは伸び伸びとしています。

体だけでなく、心も解放されているのが分かります。

なにもかもが、やさしい・・・


神主さんに、祖母の旧姓の話をしましたら、

少し驚かれ、「千葉から来られたのですか?」と聞かれました。

いえ、祖母は北海道なのです。今は先祖が札幌の方へ移住しています。

と伝えると、猿田彦神社の分布を教えてくださいました。

ゆっくりとお話をしたかったですが、参拝者が次々と来られるので、

お時間をとるわけにもいかず、お別れしました。


帰り、鳥居の前で会釈すると、

キラキラキラキラと、境内の中を細かい粒子のような光が

降っているように見えて、帰るのが惜しくて・・・。

でも、いつでもどこにいても、守ってくださっているという、

実体のない、でも確かな実感が胸の中に芽生えました。

「また、来させてください。」

鳥居の外から、鳥居の中へ手を伸ばし、

その余韻を感じながらお別れしました。

去りがたい空間でした。


子ども達も、伊勢神宮ではなくて、ここでおみくじを引きたい!!!!と

やたらに言うので、引かせたら、

二人とも「大吉」でした。

ありがとうございました!!!
感動しすぎて、写真を撮ることさえ忘れました。






伊勢神宮を参拝して・・・

2010年02月04日 | 日記:これも自分 あれも自分
◇外宮へ・・・◇

1月、伊勢神宮を参拝するために旅を計画しました。

どうしても一度訪れてみたかった場所。

本や写真を見るたびに、その空気の清さに入り込んでしまっていた場所。


参拝するには順序があるというので、

友人に聞いたとおり、伊勢神宮の「外宮(げぐう)」を参拝して、

次に「内宮(ないぐう)」へ参拝することに。

同じ伊勢神宮ではありますが、車で10分ほど離れています。


「外宮」とは、豊受大御神を主祭神と祭る「豊受大神宮」のこと。

「内宮」とは、天照大御神を主祭神とする「皇大神宮」のこと。

そして、「伊勢神宮」の正式名称は「神宮」といい、これら「内宮」と「外宮」の

両宮を中心に、別宮14、摂社、末社、所管社の125の社からなる神社なのですって。

奉祭される神々は、なんと141座!!!

日本には、「八百万の神々」がおられると聞きます。

至るところや、多くのものに神様がいて、守ってくださっているということを

表していますね。

ちなみに、エジプトの神様も数百!  

ヒンドゥー教の神様は64000もいらっしゃるのだそうで、

なんだか近しいものを感じて嬉しくなります。



高速道路で向かう途中、快晴の空を仰いでいましたら、

雲の中に虹が見えました。

どこまでも広い空に、緊張している私が投影されるかのように、

大きな雲が太陽の光を遮ります。

虹は、子供達には見えませんでした。私にしか、見えていませんでした。

まぼろしか、錯覚なのかもしれせんが、

少し緊張がほぐれました。


そうです、とても緊張していたんです。

前の晩、夫の実家にいる時から、口数少なく、

そして何を話したらいいのか分からなくなっていました。

会話がどこかぎこちないのです。

いつもの私ではありませんでした。

道中も、緊張のために話が弾みません。

ドキドキドキドキと、早い鼓動。



そんな緊張感の中、とうとう「外宮」に到着しました。

駐車場を降りて、鳥居に向かいます。

鳥居の手前に、手水舎があるので、両手と口を清めます。

そして、鳥居をくぐるまえに一礼。

「初めて来ました。お邪魔致します。」そんな気持ちで。


1月の第二週目ですが、たくさんの人が参拝に訪れていました。

大きく育った木々の中、砂利の音を木の葉に預けて、向かいます。

「外宮」の社殿は、進行方向に向かって右側にあるので、

遠くの側である、道の左側を歩きます。

真ん中は、神様の通る道だから、歩かないのが基本だそうです。


おごそかに、緊張しながらも、平気な顔を装って歩を進めます。

子ども達も、手をつないだり、おしゃべりしながら歩いていきます。


「外宮」に到着しました。

奥の社には進めないようになっていて、

手前の大きなお賽銭箱の前で礼をします。

多くの人が手を合わせていました。


背中の方で、義父が

「何をそんなに神頼みするんだろうかや。」と言っています。

神頼みしに来たのではありません。

私は、ご挨拶と感謝の気持ちを伝えに伺っただけでございます。

心の中で、静かに答えます。


神聖な空気を、思いっきり吸って、「外宮」を後にしました。












This is it

2010年02月02日 | 日記:これも自分 あれも自分
映画館に足を運んで、マイケルジャクソンの「This is it」を観に行き、

そしてDVDも楽しんだ。

もしかして、マイケル、

あなたが他界した方が、

このDVDが世界中の多くの人の目に触れ、

世界ツアーをするよりももっとたくさんの人に、

「愛LOVE」を伝えることになったのではないか?

そして、それは永遠の伝説となって、

伝えられていくのではないか?


あまりに大きな代償だけど

あまりに計算された 天命に

驚愕する

神様のなさりようとは

大きくて 計り知れない

ストレングス・ファインダー

2010年01月28日 | 日記:これも自分 あれも自分
勝間和代さん著の「やればできる~まわりの人と夢をかなえあう4つの力」ダイヤモンド社を読みました。

読後感想は、こちら

その中に、第一番目の力「しなやか力」で紹介されている、

ストレングス・ファインダーという、評価システムに興味を持ちました。


人には、それぞれに資質があります。

その資質の中で、自分の強み(得意とする部分)を注視することによって、

仕事の成果が上がり、満足度をも上げることができるといっています。

その資質の中の強み(34個もある)の内、上位5位までを調べます。

それが、ストレングス・ファインダーというものだそうです。

アメリカのギャロップ社という会社のHPで、インターネットで診断できます。


「やればできる」の中で紹介されている二つの著書、

「さぁ、才能に目覚めよう」(マーカス・バッキンガム+ドナルド・O・クリフトン著)

「心の中の幸福のバケツ」(マーカス・バッキンガム+ドナルド・O・クリフトン著)

を購入すれば、IDが着いてくるというので、

さっそく書店へ行き、購入してきました。


180問という設問を解いていきます。


結果は、「自分だけの特長的な資質」と題し、わたしの強みが表示されます。


ちなみに、わたしの上位5つ・・・

包含 

社交性

共感性

戦略性

成長促進


これを、職場の人や仲間に教え、教えあい、

それぞれの特質による仕事内容の依頼、コミュニケーションの図り方が

分かり合えるのだとか。

会社の上司と部下、ワーキンググループで共有して、

互いの強みを生かした仕事をすることによって、

強みのスパイラル効果で、よい成果を上げられるかもしれません。


今の社会に必要な仕事の仕方、関係性のとり方だなって思いました。


日経ビジネス Associeの中で、勝間和代氏とストレングス・ファインダーの会社、

ギャロップ社のトム・ラス氏との会談が掲載されています。
(アソシエ内で、ストレングス・ファインダーで検索すると記事に行きます)

その中で、

「日本の場合は、才能や強みを伸ばす教育よりも、どちらかといえば弱点を克服することに重点を置いている」

と勝間氏が話しているように、わたしも含め、たいていの人が

自分の欠点や弱い部分を直そう!そうすれば今よりももっとよい仕事ができるはず!って

思っています。

欠点に出会うたびに、落ち込んで、這い上がってるんですが。

そういえば、そんな精神的時間ももったいないですね。


まずは、「やればできる」をお読みいただき、

「さぁ、才能に目覚めよう」もしくは「心の中の幸福のバケツ」を

購入して、どうか自分の強みを知ることをおススメします!


今の自分が見えてきます。

欠点にぶち当たっても、そこに注視し続ける必要はありません。

強みを伸ばそう!

強みを味方にしよう!


もし評価システムをしてみたら、わたしにも教えてください!

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