伊勢神宮 それはきっと日本人の心のふるさとかもしれません。
猿田彦神社を参拝して、懐かしい雰囲気に別れを告げて、
大きな交差点を渡り、「おかげ横丁」へ向かいました。
「おかげ横丁」とは、郷土料理屋さんやお土産やさんなどの
お店が並ぶ通りです。
ここで、「伊勢うどん」をいただきました。
お腹を満たして、いざ内宮へ。。。
五十鈴川にかかる宇治橋の手前にある鳥居まで来ますと、
やっぱり少し緊張してしまいました。
大きな鳥居を仰ぐと、ぐっとお腹に力が入ります。
一礼してくぐりますと、美しい宇治橋がお目見えします。

キラキラと光る五十鈴川の向こうに、太陽の光がさんさんと伊勢を照らしています。
まるで銅鏡のような輝きに、目を奪われながら、
新しく架け替えたという宇治橋が、足の下、手の下で柔らかく迎えてくれます。
橋を渡ったところに、もう一つ鳥居があり、
一礼してくぐった先は、
別世界でした・・・。

私は、神宮神苑の玉砂利道の上を歩きながら、
涙が出てきて、仕方がありませんでした。
無性に、心の中からざわついた、うわついた気持ちが流れ出ていくような
そんな不思議な感覚に襲われて、
でも、まったく悲しくないのです。
寂しくないのです。
涙は、頬をあたたかくつたい、声を出すまいと肩が上下に動かしながら、
まるでポンプのように押し流されていきました。
涙が直に乾いてくると、御手洗場(みたらしば)という、五十鈴川の岸辺に出ました。
川を泳ぐ美しい白い鯉を眺め、子ども達はそこから離れようとしません。
鯉は、あちらへ行ったかと思うと舞い戻り、
そして子どもたちの足元にある岩の穴へ顔をうずめました。
尻尾だけが、ヒラヒラと、花の上で休むモンシロチョウのように優雅です。

内宮御正殿(皇大神宮)の前に到着しました。
石段を上がると、そこは最も神聖な場所。
写真撮影は、この石段の下からでしか撮影ができません。
すごい人です。
参拝をしますと、それはそれは忙しそうな雰囲気が内にも外にも感じます。
それでも、「はじめて来ました。今までお守りくださり、ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。」とご挨拶をしました。
心の中で集中して、手を合わせて。
なんともいえない荘厳な雰囲気と佇まいは、
神聖な森という名前でしか表現できません。
心洗われる瞬間。
そして、池にはまた鯉が、「また来いまた来い」と泳いでいます。

子ども達が写真を撮りまくり・・・。
帰りの宇治橋で、なんともいえない新品の木曽ヒノキを
さわさわとなでて、思わず鼻を近づけてみましたら、
なんともいえない濃厚なヒノキの香が、体中を巡りました。
子ども達にも香のおすそ分け。
みんなで「くんくん」と芳しい香に酔いました。
私の新年が、
私の信念が、
明けました。
猿田彦神社を参拝して、懐かしい雰囲気に別れを告げて、
大きな交差点を渡り、「おかげ横丁」へ向かいました。
「おかげ横丁」とは、郷土料理屋さんやお土産やさんなどの
お店が並ぶ通りです。
ここで、「伊勢うどん」をいただきました。
お腹を満たして、いざ内宮へ。。。
五十鈴川にかかる宇治橋の手前にある鳥居まで来ますと、
やっぱり少し緊張してしまいました。
大きな鳥居を仰ぐと、ぐっとお腹に力が入ります。
一礼してくぐりますと、美しい宇治橋がお目見えします。

キラキラと光る五十鈴川の向こうに、太陽の光がさんさんと伊勢を照らしています。
まるで銅鏡のような輝きに、目を奪われながら、
新しく架け替えたという宇治橋が、足の下、手の下で柔らかく迎えてくれます。
橋を渡ったところに、もう一つ鳥居があり、
一礼してくぐった先は、
別世界でした・・・。

私は、神宮神苑の玉砂利道の上を歩きながら、
涙が出てきて、仕方がありませんでした。
無性に、心の中からざわついた、うわついた気持ちが流れ出ていくような
そんな不思議な感覚に襲われて、
でも、まったく悲しくないのです。
寂しくないのです。
涙は、頬をあたたかくつたい、声を出すまいと肩が上下に動かしながら、
まるでポンプのように押し流されていきました。
涙が直に乾いてくると、御手洗場(みたらしば)という、五十鈴川の岸辺に出ました。
川を泳ぐ美しい白い鯉を眺め、子ども達はそこから離れようとしません。
鯉は、あちらへ行ったかと思うと舞い戻り、
そして子どもたちの足元にある岩の穴へ顔をうずめました。
尻尾だけが、ヒラヒラと、花の上で休むモンシロチョウのように優雅です。

内宮御正殿(皇大神宮)の前に到着しました。
石段を上がると、そこは最も神聖な場所。
写真撮影は、この石段の下からでしか撮影ができません。
すごい人です。
参拝をしますと、それはそれは忙しそうな雰囲気が内にも外にも感じます。
それでも、「はじめて来ました。今までお守りくださり、ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。」とご挨拶をしました。
心の中で集中して、手を合わせて。
なんともいえない荘厳な雰囲気と佇まいは、
神聖な森という名前でしか表現できません。
心洗われる瞬間。
そして、池にはまた鯉が、「また来いまた来い」と泳いでいます。

子ども達が写真を撮りまくり・・・。
帰りの宇治橋で、なんともいえない新品の木曽ヒノキを
さわさわとなでて、思わず鼻を近づけてみましたら、
なんともいえない濃厚なヒノキの香が、体中を巡りました。
子ども達にも香のおすそ分け。
みんなで「くんくん」と芳しい香に酔いました。
私の新年が、
私の信念が、
明けました。