血糖値は上がり下がりが激しく、一喜一憂するのも無意味なので、最近はヘモグロビンA1cが指標としてよく取り上げられるようになりました。
まずは定義からみていきましょう。
◯ ヘモグロビンは、血液の赤血球に含まれているタンパク質の一種で、酸素と結合して、酸素を全身の細胞に送る役割を果たしています。このヘモグロビンは血液中のブドウ糖と結合する性質を持っており、この結合したものの一部分がヘモグロビンA1cと呼ばれています。赤血球の寿命は4ヶ月といわれ、その間、血管の中を全身グルグル回り続けており、血液中に余分なブドウ糖があれば次々に結合していきます。
◯ ブドウ糖はたんぱく質と結びつく性質があり、体内をめぐるヘモグロビンに結合し、ヘモグロビンA1cになる。一度くっつくと寿命がつきるまで離れないため、1〜2ヶ月前の血糖の状態を知ることができる。
(ということは、ヘモグロビンA1cは上がりやすく、下げにくい。この本の中に出てくる体験談でも劇的に下がったというものはありません。)
(この値が高いということはそんなに砂糖を腹一杯食べるわけではないから、炭水化物ですよね。ご飯、パン、麺類が主にブドウ糖の発生元ですよね。あと僕はあまり飲まないですが、缶コーヒーとか。なので、下げたいのであれば、炭水化物を他のものに置き換えるのが一番シンプルです。)
(あと、ちょっと思ったのは悪いアブラからできた粗悪な細胞膜と、酸素を運びにくいかもしれないブドウ糖まみれの赤血球で、酸欠状態の細胞が発生し、細胞が本来の働きが機能しなくなった。ということは、全身もうまく機能しない場合もあるのかなと思いました。)
◯ そこで、チョコレートを摂取する前と後の血液中のBDNFを調べたところ、有意に上昇していることがわかりました。
(こういう本ですから、チョコレートを食べるといいことしか書いてありませんがここはちょっと興味をひかれました。詳しく知りたい方は蒲郡スタディの大澤俊彦先生というのを調べてみると出てくるかもしれません。)
(ならばと、コンビニに行ってチョコレートを買って腹一杯食べると砂糖が爆高なので逆効果ですよね。最低でも72パーセント表示が必要みたいです。)
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