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USB 3.1普及の過程で見えてきた“排他問題”

2015-05-25 19:34:49 | 日記
USB 3.1普及の過程で見えてきた“排他問題” という記事を見つけました

「マザーの土台が追いつかなくなってきているんです」――USB 3.1に排他利用が多い理由

 先週はUSB 3.1に対応したASUSTeKの3つのマザーが登場して話題を集めた。X99チップを搭載した「X99-PRO/USB 3.1」は5万円弱で、Z97搭載の多機能モデル「Z97-DELUXE/USB 3.1」は4万円強~4万4000円弱、スタンダード級の「Z97-A/USB 3.1」が2万2000円強~2万4000円弱となる。いずれも“/USB 3.1”なしのモデルがベースで、専用チップをオンボードすることにより2基のUSB 3.1ポートを装備している。

 オンボードタイプのUSB 3.1マザーはASUSTeKで初めてということで、「本格的に高速規格を使いたいという人に本命視されそうです。ASUSTeKのオンボード、かつ比較的安価なZ97ということで、Z97-A/USB 3.1が売れ筋になるのでは」(某ショップ)といった声が各所で聞かれた。

 ただ、「オンボードはまだ早いのではないか」といった声が同数程度あったのも確かだ。BUY MORE秋葉原本店は「USB 3.1をオンボードで丸ごと受け入れる余裕のないマザーが多いのですよ。M.2もそうですが、PCI Expres系統で接続する場合は何本目かのx16スロットなどと排他利用ということになる。いろいろな高速規格が登場して、マザーの土台が追いつかなくなってきているんですよね」と解説する。

 実際、Z97-A/USB 3.1の場合、USB 3.1は上から3番目のPCI Express x16スロット、M.2はPCI Express x1スロット2本と排他利用だ。Z97-DELUXE/USB 3.1の場合、上から3番目のPCI Express x16スロットとM.2、USB 3.1のいずれか1つを選ぶことになる。X99-PRO/USB 3.1でUSB 3.1を使うときは、UEFIで2番目のPCI Express x16と1番目のPCI Express x1スロットよりも優先順位を上にしなければならない。

 同店は「とにかく現時点では新しい高速規格は排他利用でオンボードしている場合が多いので、一緒に使うパーツや周辺機器の兼ね合いをよく考えて選ぶ必要があります」とアドバイスする。

USB 3.1接続のHDDスタンド「裸族のお立ち台 USB3.1」がデビュー!

 “排他問題”が起き上がるほどに注目されているUSB 3.1。マザーボード以外でも対応製品の普及は順調に進んでいる。デバイス側では、初のUSB 3.1対応HDDスタンド「裸族のお立ち台 USB3.1」がセンチュリーから登場した。価格は6500円弱。3.5/2.5インチのSATA HDDやSSDが1台セットできるスタンドで、PC側とはUSB 3.1/3.0/2.0でつなぐ。

 パソコンSHOPアークは「USB 3.1なら内蔵接続と変わらない速度が出るので、外付けでドライブをさくさく付け替えて利用するなら、コレを導入するメリットはけっこう大きいでしょう」とプッシュしていた。

 USB 3.1カードの新製品も多い。センチュリーからは同時期に「ポートを増やしタイ CIF-U31P2」も4300円前後で登場している。PCI Express x4スロットに接続するインタフェースカードで、背面にタイプA型のUSB 3.1ポートが2基追加可能だ。

 SUNIXからもPCI Express x4スロット接続のカードが2モデル売り出されている。タイプA端子を2基備える「USB2312」と、タイプC端子1基の「USB2311C」があり、価格はどちらも7500円前後だ。TSUKUMO eX.は「タイプCにするほうが余計に製造コストがかかるそうで、それがポート数の違いに反映されているようです」と解説していた。1ポートのみながら、タイプC出力に注目する人は少なからずいるそうだ。

USB 3.0ながら、タイプCとタイプA両対応のUSBメモリがサンディスクから登場!

 タイプCが使えるデバイスも増えている。先週登場したのは、サンディスクの32GバイトUSBメモリ「Dual USB Drive Type-C」だ。価格は8000円前後となる。同社のサイトによると容量違いのラインアップはなく、32Gバイトモデルのみのシリーズのようだ。

 USB 3.0接続ながら、両端にタイプAとタイプCのコネクタを備え、どちらを挿しても使える。入荷したパソコンハウス東映は「新型MacとこれまでのPCを連係させるのにちょうどいいですね。マイクロUSBとタイプAの端子を持ったUSBメモリも人気がありますし、こういう柔軟性の高い製品はけっこう売れそうな気がします」と評価していた。

 そのほかのインタフェース関連では、玄人志向からIEEE1394aカード「1394T-LPPCI」も登場している。背面に3基、内部用に1基のIEEE394aポートを並べたモデルで、背面の左端と内部ポートは排他利用となる。内部接続はPCIで、価格は1500円強。

 TSUKUMO eX.は「PCI接続なのでIEEE1394a本来の速度を求めるのは厳しいと思いますが、ロープロファイル対応ですし、古めのPCに追加するならちょうどいいかもしれないですね」と話していた。

Windows 8.1 with BingとAndroid 4.4.4デュアル搭載の10.6型タブレット「Vi10 DualOS」が出回る

 完成体の端末で目立っていたのは、中国メーカーCHUWIの10.6型タブレット「Vi10 DualOS」だ。Windows 8.1 with BingとAndroid 4.4.4がデュアルブートで利用できる端末で、着脱可能なキーボードドックを同梱している。CPUはクアッドコアのAtom Z3736F、メモリは2Gバイト、ストレージは32GバイトeMMCとなる。液晶解像度は1366×768ピクセルだ。入荷したパソコンショップ東映の価格は2万8800円。

 中国で4月下旬に登場した直後に話題を集めたモデルで、アキバでも好評な様子だった。同店は「キーボードを使ってWindows 8.1を立ち上げれば普通にノートPCのように使えますし、Androidで普通のタブレットとして利用することもできるので、色々ためしてみるのにちょうどいい端末ですよね。それで3万円を切っていますから」とプッシュしていた。

 完璧にUSB3.1を使いこなすには、新しいパソコンを買う必要がありそうだ

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