55.cacciavite(カッチャヴィーテ):ねじ回し(ドライバー)のこと。cacciareは捕獲する、猟するの意。viteはネジである。つまり、これは、日本語のねじ+回しのような造語の道具で、発想が同じだ。aprire(開ける)を使った言葉には、apribottiglie(
栓抜き=開ける+ビン))や、缶切のapriscatoleがある。tagliare(切る)では、ペンチ(または針金切り)のtagliaferro(切る+鉄)、ペーパーナイフ(紙切り)はtagliacarte(切る+紙)、爪きりのtagliaunghieがある。unghiaは爪。stuzzicare(つつく)を使って、stuzzicadenti(スツッティカデンティ=つつく+歯)といってユーモラスな音は、つまようじだ。schiacciare(押しつぶす)を使って、schiaccianoci(くるみ割り)、noceはくるみ。schiacciamosche(はえ叩き)moscaはハエ。asciugare(乾かす)で、asciugamano(タオル=手ぬぐい)、asciugacapelli(ドライヤー)など。尚、歯ブラシ(歯+brush)は純日本語でどういうのか知らぬが、これはspazzolino(小さいブラシ)といい、歯+磨くとは言わない。48で述べたportare+名詞、17のattaccare(掛ける、付ける)+panni(衣類)も同じ種類の造語だと言える。アッ、大事なものを忘れていました。cavatappi(カーバタッピ) cavareは引き抜く、tappoはコルク栓(tappoはコルク栓に限らず一般のふたのことですが)。そうです、これはワインオープナーのことです。ワイン好きには重要ですから、忘れないようにしましょう。
栓抜き=開ける+ビン))や、缶切のapriscatoleがある。tagliare(切る)では、ペンチ(または針金切り)のtagliaferro(切る+鉄)、ペーパーナイフ(紙切り)はtagliacarte(切る+紙)、爪きりのtagliaunghieがある。unghiaは爪。stuzzicare(つつく)を使って、stuzzicadenti(スツッティカデンティ=つつく+歯)といってユーモラスな音は、つまようじだ。schiacciare(押しつぶす)を使って、schiaccianoci(くるみ割り)、noceはくるみ。schiacciamosche(はえ叩き)moscaはハエ。asciugare(乾かす)で、asciugamano(タオル=手ぬぐい)、asciugacapelli(ドライヤー)など。尚、歯ブラシ(歯+brush)は純日本語でどういうのか知らぬが、これはspazzolino(小さいブラシ)といい、歯+磨くとは言わない。48で述べたportare+名詞、17のattaccare(掛ける、付ける)+panni(衣類)も同じ種類の造語だと言える。アッ、大事なものを忘れていました。cavatappi(カーバタッピ) cavareは引き抜く、tappoはコルク栓(tappoはコルク栓に限らず一般のふたのことですが)。そうです、これはワインオープナーのことです。ワイン好きには重要ですから、忘れないようにしましょう。