空(間)論

ロハス・デザインという言葉が注目されています。人にとっての快適な空間デザインを考える不定期ブログを筑波から発信します!

空(間)論へのインビィテーション

2005年12月27日 | Weblog
 ブログの原稿を頼まれてしまった。固辞する間もなく、お世辞の雨あられ……。話下手のぼくは固辞し得なかった。かくなるうえは、ほんとうに文章も下手だと知ってもらえたら、そのうち匙を投げてくれましょうぞ。

 テーマを「空間」と指定された。固い……。ぼくは根が固いんで、性に合っては、いる。得意のはずが、「自分だったら……」と考える。固いものなんか読みたくもない。誰だってそうだろう。でも、ぼくの知ったことじゃない。文句あるなら、そんなテーマを与えた側に言ってくれたまえ。

 それにしても、「空論」とはいいタイトルだ。あれっ、空間論と書くべきが、空論となっちまった――まったく‘間’抜けな話だ! だが、こんなぼくにピッタリな題はないな!――。

 で、空間か……。その対象を「(その空間を)使う側の……」から始めてみようかな。なにせブログだから、これからどう展開するか、自分にも分からない。あらかじめ、こんなことを書いてやろうという綿密な計画は、今、皆無だ(いつ首になるか分からないし……)。それが済んだら、「提供者側の…」へ進んでみようかしらん。

 それから、空間についてぼくなりに、「どんな……」、「どこの……」と疑問を広げてみようかと思う。そのとおりに行くか、先のことは知らない。どだい、空間たって、どんな種類のとか、何のためとか、顧客の需要とかいうものを考えながら、提供してもらう権利が(空間づくりを頼む)客側にはあるはずだろう。

 ぼくは、空間の提供者としての仕事を、これまでして来ている。しかし、今は、その空間を使わせてもらう依頼者側に気持ちは立つわけだ。なるほど、ちょっといい気分である。それで、つぎのシチュエーションは「どんな……」だ。それを、心のか、身体のか、仕事のか、見栄のか、と移ってみたらどうだろう。取っ掛かりから「心の……」はしんどそうだから、その次の「身体の空間」から入ろうかな。

 というところで、いっぱいになった。あとはこの次に……。