まったり日和

乳がんになりました。18才のダックス、ケンチは虹の橋に。 何気ない愛しい日々を綴ります。 

いつかどこかで…

2009-05-28 11:13:35 | 我が家のワンコ
パワは仮ママさんのお家で元気にしているそうです。

やはり我が家で悪い癖をつけてしまったようで、我が家から仮ママさん宅に着いた時に
とても吠えたそうです。

仮ママさんが叱ると今度は唸ったそうなんです

仮ママさんは「唸るのは絶対にいけない事!」と、しっかり躾をされているそうです。

これは、完全に私の責任です。

本当にパワにも仮ママさんにも申し訳ないことをしてしまいました…。

仮ママさんは、我が家でのパワの行動にもパワの事を良く知っている病院の先生にも
相談をしてくれたそうです。

パワは、とても頭の良い子なので、仮ママさんの所では我慢して大人しくしていようと
思っていたのではないか、よここ家では別の姿や行動があったのでは…と、言われたそうです。

パワが頭の良い子だというのは私もずっと感じていました。

私がちゃんとリーダーシップがとれなくて、パワを引っ張っていってあげられなくて
本当にごめんなさい。

私は自覚してるのですが、本当にしつけがヘタで…。

叱っても怒っても相手に伝わってない事が多いようです。

あれはまだ息子が幼稚園児の頃ですが、なにか夫と息子がふたりで話していた時に夫が息子に
「…ママに怒られるよ!」と言ったら、息子は
「ママって怒っても全然怖くないんだよね~」と言っていたと夫が可笑しそうに後から私に
教えてくれました

私は、それがとってもショックで10年近く経った今でも覚えているのです。

自分では真剣に怒ってるつもりでいたのに、まだ幼稚園児の息子に舐められているのですから…。

うぅ…。話が反れてしまいましたが、パワちゃんはこれからは仮ママさんの家でしばらく様子を
見てくださるそうなので、今度はしっかりとリーダシップのとれる素敵な里親さんの元に
ご縁があると信じています。。。

それにしても、仮ママさんはすごいです。

我が家にパワを迎えに来た日もセンターに寄り、一昨日もセンターに行ってダックスを
2頭引き出して来たそうです。

1頭の子は元々引き出す予定の子だったので、その子を迎えに行ったら、今まさに処分される
というダックスの子がいて、これも何かの運命…と一緒に引き出したそうです。

すごい行動力です。 仮ママさんのお陰でたくさんの尊い命が救われています。

「危機一髪で助かりました!」という言葉と共に送られて来た画像には元気で笑っている
可愛いダックスちゃんが嬉しそうに写っていました。

その笑顔も仮ママさんに出会わなければ苦痛に歪んで死を迎えているはずだったのだと
思うと、胸が苦しくなります……。

仮ママさんは今回のパワの件をとても気にしてくださり、
「パワの事で懲りていなければ、またぜひ新し子を迎えてください。」とおしゃってくださいます。

懲りるなんて、とんでもないです。

パワには楽しい思いをたくさんさせてもらいました。

実はパワちゃん… 人気があって、我が家の他にも数件のお問い合わせがあったそうなんです。

でも仮ママさんは、うちのモカチの話(ケンチがいないとお散歩もいかない。オモチャとかでも
遊ばない。等)を聞いて、3頭目を迎える事がケンチのストレスにならないならモカチにお友だちを
作ってあげたいと思われてうちを選んでくださったそうなんです。

優しさに涙です…。

それなのに私ときたら…

パワに幸せの遠回りをさせてしまいました…。



いつかどこかで会いたいな。

赤い糸で繋がってる子と。。。

そして、パワちゃんにも。。。




                                      




歳をとったケンチは首がカクカクしてしまう事が多くなってきて…







何枚写真を撮ってもケンチの顔がブレてしまいます