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まったり日和

乳がんになりました。18才のダックス、ケンチは虹の橋に。 何気ない愛しい日々を綴ります。 

元気です!

2010-06-20 07:49:19 | 我が家のワンコ
モカチもくう太も元気です

今日も朝5時からドタバタと布団の上でプロレスしておりました。



く「何、撮ってるでちかーっ?」



く「モカ兄をやっつけてたところでち



モ「朝から疲れたですもか…



ケンチ、最期の4日間。 5月23日

2010-06-17 09:47:26 | 我が家のワンコ
午前4時過ぎ頃

   夜中、何度も起き上がろうとする。
   吐き気が強いようで、朝方まで3~4回ほど吐くが、あまり量はない。
   朝5時ころにオシッコをして吠えた。
    
    

午前10時頃

   病院に電話。
   当直医の先生に「今から点滴に連れて来てください。」と言われる。



午前10時半ころ

   病院到着。
   「ケンちゃんは、昨夜はよく眠れましたか?」と聞かれる。
   昨夜は何度も起きて自分で起き上がろうとしていた事、吐き気も酷いようで何度か吐いた事を伝え、
   ケンチを預ける。
   また7時に迎えに来るように言われる。忙しいのか、慌ただしい。



午後7時前

   ケンチを迎えに行く。やっぱり自分ではオシッコをしないようだ。
   昨日はオシッコをしていたらしいのに、先生が違ったから嫌だったのか。
   「また明日、点滴に来てください。」という事と、「お会計も明日一緒でいいです。」という事を
   言われて、帰宅。



午後7時半過ぎ

   家に帰って来て、リビングに寝かせる。
   時々、顔を動かすけど、よく眠っている。
   もしかしたら「昨夜は、何度も起き上がろうとしていた。」と伝えたので、安定剤かなにか
   入れられたかな…と思ったりした。
   この日は、子どもたちの夕食がまだだったので、夕食の支度や後片付けなどの家事などの合間に
   ケンチの横に寝て撫ぜたり、手を握ったりしていた。
   可愛いケンチ。



午後10時過ぎ

   10時を過ぎたし、とりあえず外でしかトイレをしないモカチをオシッコに連れて行こうと外に出る。
   モカチのリードを玄関で付けてる時に息子がお風呂から出たドアーの音を聞く。
   娘はリビング隣の和室にいて、この時、数分間だけリビングに誰も居なくなった…。
   この日は雨だった事もあり、モカチは家から出た途端にオシッコとウンチをしたので、
   家に戻るまで数分。。
   家に入り、玄関でモカチの足を拭こうとしていると、息子がリビングから飛び出して来て、
   「ケンチが息をしてないみたいだ!」と言う。
   この時の私は、「なんで~?」とか「ウソでしょー!」とか叫んだように思う。
   だって、ホンの数分前に眠っているケンチの顔を見てからリビングを出たのだ。
   リビングに飛び込んで長座布団の上のケンチを見ると、少し首をのけぞらせ口も少し開いていた。
   ケンチの名前を叫びながら抱きかかえると、舌が横から出てしまっている。
   「ケンチ、舌が出てるっ!」慌てて舌を口の中に戻そうとすると、ケンチがちゃんと自分で舌を戻す。
   ケンチは生きてる!!
   微かに息をして、コトコトと小さく心臓が動いている。
   泣きながらケンチを撫ぜ続けてる娘と息子に「ケンチ。心臓、動いてるよ。」と言うと、
   息子も心臓に手を当てて「本当だ。動いてる。」と。
   でも、私も娘も息子ももうお別れの時が来たのだと、感じていた。
   本当なら「今まで、ありがとう。」「大好きだよ!」って、気がきいた事が言えれば良かったのに、
   「ケンチ、ヤダよー。ケンチ、ヤダよー!」としか言えなかった。
   わずかな時間でケンチの息も心臓の音も静かに止まってしまった。
   私たちに苦しんだ姿も見せずに、ケンチは逝ってしまった。
   本当に眠ったように…。
   
   
    




ケンチは本当に可愛かった。
我が家の天使で、アイドルだった。
ぬいぐるみみたいに抱き心地がよくて、おじいちゃんになってもずっとずっと可愛かった。
なんで、こんなに可愛いんだろうって、いつも思ってた。
ケンチを失う事がずっと怖かった。 


1992年7月4日…
あの日、ケンチと出逢えて良かった。。



ありがとうね、ケンチ!

  
 

ケンチ、最期の4日間。 5月22日

2010-06-14 13:23:09 | 我が家のワンコ
午前4時ころ

    ケンチの吠える声でビックリして飛び起きる。
    その瞬間、左のふくらはぎがこむら返りしてしまった。
    酷い痛みでなかなかケンチを抱き上げる事が出来ない。
    乳がんのホルモン療法をしてる方のブログでこむら返りが酷い。と書かれていた事を思い出す。
    私も薬の影響なのか、今までで一番酷いこむら返りだった。
    吠えてるケンチを助けられずに、情けなかった。
    ケンチはオシッコをしてしまっために吠えていたようだ。
    えらいね、ケンチ。
    お尻の下に敷いていた濡れているトイレシートを交換すると、吠えるのを止めた。
    時間はハッキリ見なかったが、この4時ころまでの間にケンチは2回嘔吐。
    1度目は黄色い胃液のようだったが、2度目は血が混ざっているのか茶色ぽい色をしていた。
    どうせ5時前には起き出さなくてはいけないので、そのまま起きることにする。
    ケンチをリビングの長座布団へ寝かす。そのままケンチは眠ってしまった。



午前7時頃~9時頃

    いろいろケンチの好きな食べ物をあげてみるが食べない。
    水も嫌がって顔を動かす。



午前9時前

    ケンチ、オシッコをする。



午前9時過ぎ

    ケンチを連れて病院へ。
    グッタリしているケンチを見て「目も反応するし、心臓もしっかりしているのになぁ。」と、言われる。
    心臓がしっかりしていると言われて、少し安心。
    夜中に吐いた物が茶色かった事を伝えると、胃の粘膜が荒れているせいとの事。



午後5時過ぎ

    病院に電話。
    今日のケンチはオシッコをよくしていたそうだ。よかった。
    少しづつでも良くなってくれれば…と、思う。



午後7時前

    病院に迎えに。
    やはりケンチはグッタリしていて、また「どのくらいやってあげるか難しい」と言われる。
    「自分で食べれるようになってくれれば…と、思ってたけど、なかなか難しい。
    もう今までのように立って歩くのは無理だと思います。」と、言われてしまう。
    胸が苦しくなった。
    先生が注射器でお水をあげるとゴクッと飲むケンチ。
    「舌も動くんだけどなぁ。」
    「先生。その注射器いいですね。コットンに水を含んであげても嫌がってしまって。」
    「あ、じゃ後であげますよ。お会計の時に。」
    「お願いします。」
    今のケンチの状態を聞く。
    ケンチを見ていると、だるくてしんどそうだが、あまり痛みとか苦しさがないように思える。
    「ケンチは今、痛いとか苦しい状態じゃなくて、ただ体がダルイ…とか、
     そんな状態なんでしょうか。」
    「あ、そうですね。そういう感じです。」との答え。
    これから毎日点滴に通う事を考え、病院嫌いのケンチが少しでも病院にいる時間を短縮出来ないか、
    先生に点滴はどのくらいの時間で終わるのか聞くが、点滴は午前中に終わるが点滴終了後6時間
    経ってから使いたい薬があるんだそうで、やはりお迎えは夕方になってしまいそう。
    「明日は日曜で当直の先生しかいないので、点滴は当直の先生と相談してください。」と言われる。
    会計を待ちながら、起き上がれなくなるなら、床ずれしないようにしないと…。
    他の方のブログでビーチマットが良いと書いてあったなぁ。
    オムツも人間用のを尻尾の所に穴を開けて使うと良いと書いてあったなぁ。
    などと考えていたら、注射器を貰い忘れたので、家にあるスポイトを使う事にする。



午後8時前~

   スポイトで温めた牛乳をあげるとゴクゴク…と飲んだ。
   嬉しかった。
   以前、ムツゴロウ王国で働いていた方の本にご飯が食べれなくなっても、牛乳で栄養を取り、
   生き続けてたワンちゃんの事を読んでから、ケンチに牛乳をあげるようになっていたから。
   あまり一度にあげても吐いてしまうから時間をあけて3回ほどあげる。
   しかし、吐いてしまったので、やはり牛乳は今のケンチには良くないのかと思い、お水に変える。
   ケンチは、目を覚ます度に起き上がろう起き上がろうとする。
   支えて起こしても、だるそうにすぐ横になってしまう…の、繰り返し。



午前12時過ぎ

    いつものように和室に布団を敷き、ケンチをリビングから移動。
    私も隣に横になる。







22日、朝7時ころのケンチ。。
生前最後の写真。

具合の悪いケンチにカメラを向ける事がなかなか出来なかったが、頑張って顔を上げてる
ケンチを慌てて写した5枚のうちの1枚。
この後、すぐに横向きに倒れてしまった。


ケンチ、最期の4日間。 5月21日

2010-06-10 09:30:04 | 我が家のワンコ
5月21日金曜日。。



午前5時前

    私が目を覚ますとケンチの姿がない。リビングのお気に入りの場所に移動して寝ていた。
    寒い頃は朝まで布団にいることも多かったが、暖かくなってからは、こうしてお気に入りの場所まで
    移動して寝ていることの多くなってたケンチ。 いつものこと。
    今日も普段と変わらない一日を過ごせると思っていた。



午前7時過ぎ

    モカチとくう太にご飯をあげる時にケンチも起こしてご飯をあげるが、食べないので、
    温めた牛乳や一番良く食べるオヤツ、他のオヤツをあげてみるが食べない。
    眠いようで眠りつづけてる。
    最近は眠っている時にご飯をあげても食べない事が増えたので、この時もケンチが起きたら
    また食べれる物をあげようと思っていた。



午前9時前

    私がいろいろと家事をしていると、ケンチがいつの間にか起きて玄関前の廊下に横になっている。
    もしかして、私が外に行っていると思って、ここにいたのか…。
    (ケンチが自分の足で歩けたのは、これが最後。)
    今まで玄関前の廊下で伏せの形で居る事はあっても横になって眠るという事はなかったので、
    やはり調子が良くないのか。
    それに、いつもよりやっぱり呼吸する動きも大きいように思える。
    病院に連れて行く。
    車の中でも座席に横たわったままだ。いつもは伏せの形で乗るのに。



午前10時前

    診察時間前で待っている人もたくさん居たが、病院の受付で様子がおかしい事を伝えると、
    すぐに診ていただけた。
    すぐに血液検査をして、点滴もしましょうと言われる。
    その後、病院で様子を見たいので、と、入院を勧められ、お願いをする。
    やはり腎臓がよくないようだ。点滴して薬を入れてもらい、また元気になって欲しい。
    大好きなご飯やオヤツを食べれるようになって欲しい。
    ただ「ケンちゃんは年齢も年齢なので…。どこまでやってあげるか難しい。」と言われる。
    ずっと前から苦しめるだけの延命はしたくないと思っていたが、まだケンチと別れる気持ちにはなれず、
    良くなる可能性が少しでもあるのなら、出来ることをして欲しいと伝える。
    ケンチは病院の診察台の上でも横たわったままだった。
    いつもは、「やだわん。帰るわん!」って、逃げようとするのに…。
    先生が入院の準備をする間、ケンチを抱っこしていると、ジッと私の顔を見つめている。可愛いケンチ。



午後3時過ぎ

    病院に電話をしてケンチの様子を聞く。
    点滴をして、オシッコをたくさん出してもらいたいのだが、見知らぬ場所で我慢しているのか
    オシッコをしない。こういう子は病院にいる事がストレスになるし、夜の管理は難しい。と言う。
    病院が嫌いなケンチを連れて帰って良いなら、願ったり叶ったりだと思い、すぐに
    「迎えに行きます。」と申し出たが、
    「まだ処置とかあるので、7時ころに迎えに来てください。」と言われる。



午後7時前

    病院にケンチを迎えに行く。
    閉院間際のためか、会計を待ってるワンコ連れの男性がひとりいただけだった。
    私の後から来院した女性がすぐに診察室に呼ばれ、中に入った途端泣き声が聞こえてきた。
    明るい顔で診察室に入って行っていたのに、入院してる子の突然の死だったのか…。
    悲しい気持ちで泣き声を聞く。
    自分の近い将来にも同じ事が起こるのかも知れないと思い、怖くなった。
    ケンチはグッタリしていて、点滴や注射をしてもらったのに、朝と変わらないように見える。
    点滴を打って「なんだわん?」と、ケロッてしているケンチを期待してたのに…。
    ケンチを抱っこするとお尻がバリバリしている。
    下痢状のウンチをして、それがお尻や尻尾に固まってしまっているようだった。
    「ウンチを1回して…。洗ったんですが…。」と言っていたけど、どう見ても洗ってくれたようには、
    思えない汚れよう。臭いもすごい。ケンチ、気持ち悪かったね…。
    明日も点滴を打ちに来るよう言われ、家路に急ぐ。


午後8時前

    ケンチを連れて帰宅。
    お尻を洗う。体勢が苦しいのか「グーグー」と鳴く。
    早く洗い終わってあげたいけど、固まったウンチがなかなか落ちない。
    今度ウンチしても大丈夫なようにお尻回りとお尻近くの尻尾の毛を短くカットする。
    (だけど、これが最後のウンチだった。)
    好きなオヤツをあげても食べず、コットンに浸したお水も嫌がる。 
    眠っている時間が多いが、目を覚ますと何度も起き上がろうとする。
    支えて起こしても、すぐに横になってしまう。



午前12時過ぎ

    和室に布団を敷いてケンチを寝かす。
    私も隣で横になる。
    ケンチの寝顔を見て涙が止まらない。 

 
  

ケンチ、最期の4日間。 5月20日

2010-06-04 08:01:51 | 我が家のワンコ
ケンチは、ここ数カ月、ご飯は食べたり食べなかったりでしたが、好きなオヤツや牛乳は食べたり
飲んだりしながら過ごしており、体重も少し減る時もあれば、また少し増える…という感じでした。

5月18日の夕食の時もご飯の食べる場所まで走って行き、それを見て嬉しくて
「ケンチ~! すごいね!」と声をかけたのを憶えています。

そんなケンチがいつもと様子が違うかな? と、最初に感じたのが、20日の夜でした。


ケンチの最期の4日間を忘れないように記録に残しておこうと思います。

忘れてしまっている事や思い出せない事もあるのですが、憶えている事を書きます。





5月20日、木曜日




    デビフの鶏そぼろ&チーズの缶詰を3分の2ほど食べる。



午前9時~10時くらいの間

    おやつを欲しがるのでデビフの「おやつ食べちゃいました」をあげると食べた。



お昼過ぎ

    鶏のささみスープをあげるが少しぺロぺロ舐めただけで食べない。
    オヤツは食べる。 



午後4時過ぎ

    心臓と関節のサプリメントを溶かした牛乳を温めてあげると50ccほど飲んだ。



午後6時ころ

    牛肉と鶏のスープをあげるが、食べない。
    眠気の方が強いようで眠ってしまう。



午後8時過ぎ

    ケンチが起きたので、ササミジャーキーを細かく切った物をあげる。
    モソモソとジャーキー1本分くらい食べる。(これがケンチが生前食べれた最後の固形物となる。)

    その後、リビングやキッチンの中をクルクルと歩き回り出す。
    キッチンの角やダイニングチェアの間に顔を突っ込んんで抜け出せない。
    助け出しても、すぐにクルクルと歩き回り同じ事を繰り返す。
    ケンチのこの行動は、良い時と酷い時を繰り返していて、ここ数日はまたこういう行動が増えていた。



午後9時前

    「ケンチ。あまり歩き回ると疲れちゃうよ。」と、抱っこして長座布団に寝かせると今度はおとなしく
    横になって眠りだす。



午後10時ころ

    寝ているケンチを見ていると、いつもより呼吸するお腹の動きが大きい気がする。
    (これが、私が一番最初に感じた異変。)
    気のせいかな…とも思ったが、なんだか不安になり、ケンチを起こし、大好きな牛乳をあげてみる。
    飲まない。
    だけど、それがキッカケになってしまったのか、また家の中をクルクル回り出す。
    その様子を見て、「いつものケンチだ。呼吸の仕方がおかしいと思ったのは気のせいだったのかな…。」と安心する。

    この時は、トイレやお水がある和室の中をクルクル回ってたので、トイレに行きたいのかな。お水が飲みたいのかな。
    と、思い、何度かトイレシートの上に乗せたり、お水を口の所に持っていったりしたが、トイレもせずに水にも
    口をつけなかった。



午前12時前

    「じゃ、もう寝ようね。」と和室に敷いた布団の上に寝かせると、そのままクークーと眠り出した。
    私もケンチの隣でしばらく様子を見ていたが、いつの間にか一緒に眠る。