20190224
住宅価格、世界で頭打ち
文章論 老いに挑む
日経新聞見出しより
1面
20190224
住宅価格、世界で頭打ち 経済下押し要因に
マネー主導の失速
各国で住宅の価格が頭打ちになっている。中央銀行の利上げで金利が上がり、低金利下でマネーが流れ込み高騰した不動産の魅力が薄れたためだ。一部の国では値下がりに転じ、先進国全体でも3年ぶりの低い伸びにとどまる。ここにきて利上げペースは鈍りそうだが、不動産投資は過熱を冷ます段階にある。住宅の下落が消費を冷やす動きが各国で連鎖す…続き
• 日産、米でエンジン生産拡大 新NAFTAに対応
• 米中、輸入拡大・為替で合意 閣僚協議2日延長
• 無線LAN、速度4倍に IoTや五輪に対応 総務省が新規格
春秋より
夜の学校で窓ガラスを壊して回る。盗んだオートバイで街を走る。世の中とうまく折り合えず、鬱屈を抱える若者たちの代弁者とも言われた尾崎豊さ…続き
> 食べ物を粗末にすればバチがあたる。家や学校でそう教えられてきた若者が、初めて店で働く。体験するのは食品の「大量死」だ。日々棚の売れ残りを集めゴミとして捨てたり、ノルマの季節商品を店主と店員が押しつけ合ったり。心の奥で食への感覚が変容し始めているとしたら、動画公開うんぬんより問題の根は深い。
日経速報より
住宅価格、世界で頭打ち 経済の下押し要因に
経済 南西ア・オセアニア 北米1:31
各国で住宅の価格が頭打ちになっている。中央銀行の利上げで金利が上がり、低金利下でマネーが流れ込み高騰した不動産の魅力が薄れたためだ。一部の国では値下がりに転じ、先進国全体でも3年ぶりの低い伸びにとど…続き
• [FT]米住宅建設株の下落は経済悪化の兆しか
• 中国発 冷え込むアジア不動産市場、域内経済揺るがす
• 佐川急便・荒木社長インタビュー。女性ドライバー増加の理由とその影響とは?
北朝鮮非核化、難路の全容把握 新施設の指摘相次ぐ
北朝鮮 米朝首脳会談 朝鮮半島 北米2:52
27~28日にハノイで開く2度目の米朝首脳会談は北朝鮮の非核化へどこまで具体的な道筋を示せるかが焦点となる。カギを握るのは核…続き
• 北朝鮮マップから見る非核化(ビジュアルデータ)
ロイター
日産、米国でエンジン生産拡大 新NAFTAに対応
自動車・機械 北米1:30
日産自動車は米国で高級車のエンジン生産を始める方針を固めた。北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しで、部品の域内調達率を75…続き
• 車生産、米中摩擦が翻弄
無線LAN、新規格で速度4倍に 今年夏めど
経済 ネット・IT1:31
総務省は2019年夏をめどに、無線LANの通信速度を現行の4倍以上にできる新しい規格を定める。スマートフォン(スマホ)の利用…続き
• 新幹線、全車両に無料Wi-Fi 訪日客の要望多く
GW10連休の海外予約3倍 HISなどチャーター増便
サービス・食品23日 20:29
新天皇即位にともなう4月27日からの10連休を前に旅行業界では空前の特需が続いている。エイチ・アイ・エス(HIS)やJTBな…続き
• GW10連休、空の旅高く ホノルル 2倍以上の50万円
外国人材、東京から地方へ 13道県が転入超過
地域総合23日 16:58
人口の一極集中が進む東京が外国人材を地方に供給する中継地になりつつある。総務省の2018年の人口移動報告によると、都内の外国…続き
• 日本への留学、29万9千人 過去最多を更新
ジム・ロジャーズ氏「経済危機の火種、中国に」
マーケット2:00
「冒険投資家」として有名なジム・ロジャーズ氏は日本経済新聞のインタビューに応じ、「中国の企業破綻が世界的な債務危機のきっかけ…続き
• 朝鮮半島に投資機会 ジム・ロジャーズ氏に聞く
悪質クレーム 対策急ぐ企業 従業員守り休退職防ぐ
経済 小売り・外食1:31
ささいなミスに暴言を浴びせかけ、上司を呼んで土下座を求める。こんな顧客から従業員を守る対策を企業が求められている。執拗なクレ…続き
• クレーム対策、厚労省が指針 配置転換などで守る
金正恩氏、米朝会談へ出発と報道 朝鮮中央通信[NEW]
朝鮮半島7:15
外交からの「総総分離」論
風見鶏 コラム(経済・政治…24日
備蓄米、政府が高値買い入れ TPP対策に食品業界反発
サービス・食品 小売り・外食23日
米中、首脳合意へ詰め急ぐ 関税上げ先送り検討
米中衝突 中国・台湾 北米23日
建材にも食品にも活用 植物由来の新素材CNF
環境エネ・素材23日
企業型保育所、要件厳しく 実績5年や保育士充実
経済 政治 社会23日
いぶき2号始動 温暖化を宇宙から捉える
コラム(テクノロジー) 科学…23日
IT大手のリストラ組 人手不足でも転職難しい?
ネット・IT サービス・食品22日
ベネズエラ、コロンビアとの断交を宣言[NEW]
中南米5:19
小平が総合首位スタート、高木美2位 世界スプリント開幕
スポーツ1:31
文化
エッセイである。
20190224
タイトル、執筆者は次である。
老いに挑む 山本東次郎
冒頭は次である。は次である。
> 初めて「老い」を意識したのは六十三歳の時、趣味の蝶(ちょう)の採集に独りで鳥海山に登った時であった。突然強い風に煽(あお)られ、身体を持っていかれそうになった。足腰の強さにはふだんから自信があったのだが、長い登りで汗ばんだ身体に冷風の不意打ちを食らってよろめき、怖くなって、「ああ、もう年なんだな」と思い知らされたのだ。
段落は次のようである。
> 幸いにも本業の舞台ではつい最近まで老いを感じることはなかった。甥(おい)たちに稽古をつけていると、二十代、三十代の彼らよりも自分の方が身体が利くと思い、「釣狐(つりぎつね)」「射狸(いだぬき)」「花子(はなご)」の大曲にももう一度挑戦してみたくなる。すると密(ひそ)かな心の声を聞きつけてくれたように、国立能楽堂から公演依頼が舞い込み、勤めさせて頂いた。若い頃の気負いはなく、体力的には無論きついが、以前は辛いばかりだったのが、ただ楽しく面白く、余裕を持って演じられる。五十、六十の頃には知り得なかった曲の核心がようやく掴(つか)めたようで、この年齢まで永らえて舞台を続けてこられたからこそと、しみじみ有り難く思う。
> 実は七十歳を過ぎてから四回も手術をしている。慢性硬膜下血腫、前立腺癌(がん)、腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症、内頸(けい)動脈狭窄症、いずれの時も縁あって巡り会った名医のお蔭で完璧に治り、瞬く間に舞台に復帰できた。とはいってもさすがに八十歳を越えると治らないものもある。今は右膝の鵞足(がそく)炎で長く座ることが難しい。黄斑変性症で急激に目が悪くなり、蝶を採るのに難儀している。ついこの間までは、今日鍛えれば明日はもう少し進歩すると思っていたが、無理をすればかえって支障をきたすこともわかってきた。
> 中世に生まれた狂言では「長寿」は誠にめでたいものとされる。平均寿命が三十年ともいわれた時代、それはどれほど尊いものだったろう。長老に贈る末広がり(閉じた時にも先の広がっている扇)を買いに都へ出掛けた太郎冠者が騙(だま)されて傘を売りつけられる「末広」、祖父の寿命長遠を願って、効能があるという蝸牛(かたつむり)を探しに行く「蝸(か)牛(ぎゅう)」等のお馴染みの曲、そして老人自身がシテ(主役)として登場する曲も様々ある。とりわけ「狂言三老曲」と呼ばれ、最も大切に扱われる「庵梅(いおりのうめ)」「比丘貞(びくさだ)」「枕物狂(まくらものぐるい)」は皆、老人が主人公である。平凡だが、彼らを頼りにしたり、案じたり、楽しみを与えてくれる人々、温かに心を通わせて共に生きる若い友を持つ、幸せな老人たちである。
> 狂言方にとってもう一つ特別な役は「三番三(さんばそう)」である。「天下泰平、国土安穏」を祈る「翁(おきな)」の中で「五穀豊穣(ほうじょう)」を祈って舞うと言われるが、私はこれを「稲の精霊の舞」と信じている。前半の「直面(ひためん)」(素顔)で前へ前へと突き進むような、躍動感溢(あふ)れる囃子(はやし)に乗って颯爽(さっそう)と舞う「揉(もみ)ノ段」は稲が青青と伸びていく成長期。後半の「黒式尉(こくしきじょう)」という黒い翁面を掛け、鈴を振りながらゆったりとしたテンポで舞う「鈴ノ段」は、稲の実りの時を表し、黄金色の鈴は稲穂の象徴であろう。稲は生の終わりに豊かな実りを結ぶ。その姿に昔の日本人たちは人の一生の理想をみたのではないだろうか。
末尾は次である。
> 古典芸術の世界には俗にいうピークはない。一生が修業である。父からそう言われ続けた若い頃は、まるで到達点のない山に登らされるようで、苦痛でしかなかった。しかし、八十一歳の今はそれをむしろ有り難く思っている。出来不出来はあっても、心の中にはその時々に精一杯力を尽くした充実感がある。「明日死ぬと思って生きよ。永遠に生きると思って学べ」というマハトマ・ガンジーの言葉のように生きたいと願う。そして身体が動く限り、登り続けることのできる山があることを幸せに思っている。
やまもと・とうじろう 1937年東京生まれ。大蔵流狂言方。72年四世東次郎を襲名。2012年人間国宝。著書に「狂言のすすめ」「狂言のことだま」など。
Chunichiwebより
1面
2019年2月24日
• シベリア抑留、女性名簿 邦人121人、ロシアで発見 2/24
• 「辺野古」きょう県民投票 2/24
• 米中首脳、3月にも会談 トランプ氏、交渉1カ月延長意向 2/24
2019年2月23日
• 米中、3月に首脳会談 貿易協議、決着目指す 2/23
• 日産の取締役、社外を過半数 統治改善委が提言へ 2/23
• <出発進行> 越美北線(5) 2/23
沖縄、県民投票始まる 辺野古移設に民意7:34
2019/2/24 7:34
米軍普天間飛行場の移設先として、埋め立て工事が進む沖縄県名護市辺野古の沿岸部=23日午後1時23分(共同通信社機から)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票は24日、一部の投票所を除き午前7時から投票が始まった。辺野古移設問題にテーマを絞り、県民が直接民意を示すのは初めて。同日夜には大勢が判明する見通しだ。
(ここまで 110文字/記事全文 285文字)
1. 北朝鮮、金正恩氏出発を報道 列車で中国移動、妹ら同行7:29
2019/2/24 7:29
> 【ハノイ、北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、金正恩朝鮮労働党委員長が23日午後、ベトナムの首都ハノイで開かれる米朝首脳再会談のため平壌駅を専用列車で出発したと報じた。列車で中国国内を移動しているとみられ、中国の習近平国家主席と会談するかどうかなど、金氏の動向に注目が集まっている。
(ここまで 144文字/記事全文 265文字)
2. 厚労省、首相官邸参事官にも説明 統計手法見直しで、頻繁に連絡か2:01
2019/2/24 2:01
> 毎月勤労統計の調査対象事業所の入れ替え方法変更を巡り、有識者検討会で議論がされていた2015年9月に、厚生労働省が中江元哉・元首相秘書官(現財務省関税局長)だけでなく、首相官邸の内閣参事官(当時)にも検討状況を説明していたことが23日、分かった。
(ここまで 124文字/記事全文 266文字)
3. 家族4人車にはねられる、東京 60代男性重体0:12
2019/2/24 0:12
> 23日午後7時半ごろ、東京都町田市原町田2丁目の市道で、歩行中の家族4人が後ろから来た乗用車にはねられた。警視庁町田署によると、4人は病院に搬送され、60代の男性が意識不明の重体で、9歳の男児が重傷。30代と10代の男性も負傷したが、命に別条はないとみられる。
(ここまで 131文字/記事全文 253文字)
4. 脳死肺移植、実施100例 岡山大病院が成功、女児に0:08
2019/2/24 0:08
> 岡山大病院は23日、同病院で100例目となる脳死肺移植を実施し成功したと発表した。生体肺移植を含めると190例目。
(ここまで 58文字/記事全文 285文字)
5. 金正恩氏の列車、中国入り 米朝会談でハノイへ出発と報道0:07
2019/2/24 0:07
> 【ハノイ共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は23日午後5時ごろ(日本時間同)、ベトナムの首都ハノイでの米朝首脳再会談に向け、特別列車で平壌を出発した。中国とロシアの国営メディアが報じた。北朝鮮国営メディアは伝えていない。金正恩氏を乗せたとみられる列車は23日夜に国境を越え、中国側に入った。ベトナム外務省はこれに先立ち、金正恩氏が数日中に同国を公式親善訪問すると発表した。具体的な日程は明らかにしなかった。
(ここまで 205文字/記事全文 280文字)
2019年2月24日
中日春秋より
> 驚いているのは長年この順を守ってきた人か。「とりあえずビール」「最初はビール」は乾杯のしやすさもあって酒の席でのならわしになっていた気がするが、どんな順に飲もうと飲みすぎれば、当然ながら気分は悪くなる
若い人の飲酒事故が後を絶たぬ。「さ」かな(肴)も食べる。「じ」ぶんの適量を知る。「す」こしずつ自分のペースでゆっくりと。人には飲酒を「せ」まらない。深酒は避けて「そ」そくさと帰る。何から飲もうと、この「さしすせそ」なら二日酔いも事故もある程度は避けられるだろう。
住宅価格、世界で頭打ち
文章論 老いに挑む
日経新聞見出しより
1面
20190224
住宅価格、世界で頭打ち 経済下押し要因に
マネー主導の失速
各国で住宅の価格が頭打ちになっている。中央銀行の利上げで金利が上がり、低金利下でマネーが流れ込み高騰した不動産の魅力が薄れたためだ。一部の国では値下がりに転じ、先進国全体でも3年ぶりの低い伸びにとどまる。ここにきて利上げペースは鈍りそうだが、不動産投資は過熱を冷ます段階にある。住宅の下落が消費を冷やす動きが各国で連鎖す…続き
• 日産、米でエンジン生産拡大 新NAFTAに対応
• 米中、輸入拡大・為替で合意 閣僚協議2日延長
• 無線LAN、速度4倍に IoTや五輪に対応 総務省が新規格
春秋より
夜の学校で窓ガラスを壊して回る。盗んだオートバイで街を走る。世の中とうまく折り合えず、鬱屈を抱える若者たちの代弁者とも言われた尾崎豊さ…続き
> 食べ物を粗末にすればバチがあたる。家や学校でそう教えられてきた若者が、初めて店で働く。体験するのは食品の「大量死」だ。日々棚の売れ残りを集めゴミとして捨てたり、ノルマの季節商品を店主と店員が押しつけ合ったり。心の奥で食への感覚が変容し始めているとしたら、動画公開うんぬんより問題の根は深い。
日経速報より
住宅価格、世界で頭打ち 経済の下押し要因に
経済 南西ア・オセアニア 北米1:31
各国で住宅の価格が頭打ちになっている。中央銀行の利上げで金利が上がり、低金利下でマネーが流れ込み高騰した不動産の魅力が薄れたためだ。一部の国では値下がりに転じ、先進国全体でも3年ぶりの低い伸びにとど…続き
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• 中国発 冷え込むアジア不動産市場、域内経済揺るがす
• 佐川急便・荒木社長インタビュー。女性ドライバー増加の理由とその影響とは?
北朝鮮非核化、難路の全容把握 新施設の指摘相次ぐ
北朝鮮 米朝首脳会談 朝鮮半島 北米2:52
27~28日にハノイで開く2度目の米朝首脳会談は北朝鮮の非核化へどこまで具体的な道筋を示せるかが焦点となる。カギを握るのは核…続き
• 北朝鮮マップから見る非核化(ビジュアルデータ)
ロイター
日産、米国でエンジン生産拡大 新NAFTAに対応
自動車・機械 北米1:30
日産自動車は米国で高級車のエンジン生産を始める方針を固めた。北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しで、部品の域内調達率を75…続き
• 車生産、米中摩擦が翻弄
無線LAN、新規格で速度4倍に 今年夏めど
経済 ネット・IT1:31
総務省は2019年夏をめどに、無線LANの通信速度を現行の4倍以上にできる新しい規格を定める。スマートフォン(スマホ)の利用…続き
• 新幹線、全車両に無料Wi-Fi 訪日客の要望多く
GW10連休の海外予約3倍 HISなどチャーター増便
サービス・食品23日 20:29
新天皇即位にともなう4月27日からの10連休を前に旅行業界では空前の特需が続いている。エイチ・アイ・エス(HIS)やJTBな…続き
• GW10連休、空の旅高く ホノルル 2倍以上の50万円
外国人材、東京から地方へ 13道県が転入超過
地域総合23日 16:58
人口の一極集中が進む東京が外国人材を地方に供給する中継地になりつつある。総務省の2018年の人口移動報告によると、都内の外国…続き
• 日本への留学、29万9千人 過去最多を更新
ジム・ロジャーズ氏「経済危機の火種、中国に」
マーケット2:00
「冒険投資家」として有名なジム・ロジャーズ氏は日本経済新聞のインタビューに応じ、「中国の企業破綻が世界的な債務危機のきっかけ…続き
• 朝鮮半島に投資機会 ジム・ロジャーズ氏に聞く
悪質クレーム 対策急ぐ企業 従業員守り休退職防ぐ
経済 小売り・外食1:31
ささいなミスに暴言を浴びせかけ、上司を呼んで土下座を求める。こんな顧客から従業員を守る対策を企業が求められている。執拗なクレ…続き
• クレーム対策、厚労省が指針 配置転換などで守る
金正恩氏、米朝会談へ出発と報道 朝鮮中央通信[NEW]
朝鮮半島7:15
外交からの「総総分離」論
風見鶏 コラム(経済・政治…24日
備蓄米、政府が高値買い入れ TPP対策に食品業界反発
サービス・食品 小売り・外食23日
米中、首脳合意へ詰め急ぐ 関税上げ先送り検討
米中衝突 中国・台湾 北米23日
建材にも食品にも活用 植物由来の新素材CNF
環境エネ・素材23日
企業型保育所、要件厳しく 実績5年や保育士充実
経済 政治 社会23日
いぶき2号始動 温暖化を宇宙から捉える
コラム(テクノロジー) 科学…23日
IT大手のリストラ組 人手不足でも転職難しい?
ネット・IT サービス・食品22日
ベネズエラ、コロンビアとの断交を宣言[NEW]
中南米5:19
小平が総合首位スタート、高木美2位 世界スプリント開幕
スポーツ1:31
文化
エッセイである。
20190224
タイトル、執筆者は次である。
老いに挑む 山本東次郎
冒頭は次である。は次である。
> 初めて「老い」を意識したのは六十三歳の時、趣味の蝶(ちょう)の採集に独りで鳥海山に登った時であった。突然強い風に煽(あお)られ、身体を持っていかれそうになった。足腰の強さにはふだんから自信があったのだが、長い登りで汗ばんだ身体に冷風の不意打ちを食らってよろめき、怖くなって、「ああ、もう年なんだな」と思い知らされたのだ。
段落は次のようである。
> 幸いにも本業の舞台ではつい最近まで老いを感じることはなかった。甥(おい)たちに稽古をつけていると、二十代、三十代の彼らよりも自分の方が身体が利くと思い、「釣狐(つりぎつね)」「射狸(いだぬき)」「花子(はなご)」の大曲にももう一度挑戦してみたくなる。すると密(ひそ)かな心の声を聞きつけてくれたように、国立能楽堂から公演依頼が舞い込み、勤めさせて頂いた。若い頃の気負いはなく、体力的には無論きついが、以前は辛いばかりだったのが、ただ楽しく面白く、余裕を持って演じられる。五十、六十の頃には知り得なかった曲の核心がようやく掴(つか)めたようで、この年齢まで永らえて舞台を続けてこられたからこそと、しみじみ有り難く思う。
> 実は七十歳を過ぎてから四回も手術をしている。慢性硬膜下血腫、前立腺癌(がん)、腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症、内頸(けい)動脈狭窄症、いずれの時も縁あって巡り会った名医のお蔭で完璧に治り、瞬く間に舞台に復帰できた。とはいってもさすがに八十歳を越えると治らないものもある。今は右膝の鵞足(がそく)炎で長く座ることが難しい。黄斑変性症で急激に目が悪くなり、蝶を採るのに難儀している。ついこの間までは、今日鍛えれば明日はもう少し進歩すると思っていたが、無理をすればかえって支障をきたすこともわかってきた。
> 中世に生まれた狂言では「長寿」は誠にめでたいものとされる。平均寿命が三十年ともいわれた時代、それはどれほど尊いものだったろう。長老に贈る末広がり(閉じた時にも先の広がっている扇)を買いに都へ出掛けた太郎冠者が騙(だま)されて傘を売りつけられる「末広」、祖父の寿命長遠を願って、効能があるという蝸牛(かたつむり)を探しに行く「蝸(か)牛(ぎゅう)」等のお馴染みの曲、そして老人自身がシテ(主役)として登場する曲も様々ある。とりわけ「狂言三老曲」と呼ばれ、最も大切に扱われる「庵梅(いおりのうめ)」「比丘貞(びくさだ)」「枕物狂(まくらものぐるい)」は皆、老人が主人公である。平凡だが、彼らを頼りにしたり、案じたり、楽しみを与えてくれる人々、温かに心を通わせて共に生きる若い友を持つ、幸せな老人たちである。
> 狂言方にとってもう一つ特別な役は「三番三(さんばそう)」である。「天下泰平、国土安穏」を祈る「翁(おきな)」の中で「五穀豊穣(ほうじょう)」を祈って舞うと言われるが、私はこれを「稲の精霊の舞」と信じている。前半の「直面(ひためん)」(素顔)で前へ前へと突き進むような、躍動感溢(あふ)れる囃子(はやし)に乗って颯爽(さっそう)と舞う「揉(もみ)ノ段」は稲が青青と伸びていく成長期。後半の「黒式尉(こくしきじょう)」という黒い翁面を掛け、鈴を振りながらゆったりとしたテンポで舞う「鈴ノ段」は、稲の実りの時を表し、黄金色の鈴は稲穂の象徴であろう。稲は生の終わりに豊かな実りを結ぶ。その姿に昔の日本人たちは人の一生の理想をみたのではないだろうか。
末尾は次である。
> 古典芸術の世界には俗にいうピークはない。一生が修業である。父からそう言われ続けた若い頃は、まるで到達点のない山に登らされるようで、苦痛でしかなかった。しかし、八十一歳の今はそれをむしろ有り難く思っている。出来不出来はあっても、心の中にはその時々に精一杯力を尽くした充実感がある。「明日死ぬと思って生きよ。永遠に生きると思って学べ」というマハトマ・ガンジーの言葉のように生きたいと願う。そして身体が動く限り、登り続けることのできる山があることを幸せに思っている。
やまもと・とうじろう 1937年東京生まれ。大蔵流狂言方。72年四世東次郎を襲名。2012年人間国宝。著書に「狂言のすすめ」「狂言のことだま」など。
Chunichiwebより
1面
2019年2月24日
• シベリア抑留、女性名簿 邦人121人、ロシアで発見 2/24
• 「辺野古」きょう県民投票 2/24
• 米中首脳、3月にも会談 トランプ氏、交渉1カ月延長意向 2/24
2019年2月23日
• 米中、3月に首脳会談 貿易協議、決着目指す 2/23
• 日産の取締役、社外を過半数 統治改善委が提言へ 2/23
• <出発進行> 越美北線(5) 2/23
沖縄、県民投票始まる 辺野古移設に民意7:34
2019/2/24 7:34
米軍普天間飛行場の移設先として、埋め立て工事が進む沖縄県名護市辺野古の沿岸部=23日午後1時23分(共同通信社機から)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票は24日、一部の投票所を除き午前7時から投票が始まった。辺野古移設問題にテーマを絞り、県民が直接民意を示すのは初めて。同日夜には大勢が判明する見通しだ。
(ここまで 110文字/記事全文 285文字)
1. 北朝鮮、金正恩氏出発を報道 列車で中国移動、妹ら同行7:29
2019/2/24 7:29
> 【ハノイ、北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、金正恩朝鮮労働党委員長が23日午後、ベトナムの首都ハノイで開かれる米朝首脳再会談のため平壌駅を専用列車で出発したと報じた。列車で中国国内を移動しているとみられ、中国の習近平国家主席と会談するかどうかなど、金氏の動向に注目が集まっている。
(ここまで 144文字/記事全文 265文字)
2. 厚労省、首相官邸参事官にも説明 統計手法見直しで、頻繁に連絡か2:01
2019/2/24 2:01
> 毎月勤労統計の調査対象事業所の入れ替え方法変更を巡り、有識者検討会で議論がされていた2015年9月に、厚生労働省が中江元哉・元首相秘書官(現財務省関税局長)だけでなく、首相官邸の内閣参事官(当時)にも検討状況を説明していたことが23日、分かった。
(ここまで 124文字/記事全文 266文字)
3. 家族4人車にはねられる、東京 60代男性重体0:12
2019/2/24 0:12
> 23日午後7時半ごろ、東京都町田市原町田2丁目の市道で、歩行中の家族4人が後ろから来た乗用車にはねられた。警視庁町田署によると、4人は病院に搬送され、60代の男性が意識不明の重体で、9歳の男児が重傷。30代と10代の男性も負傷したが、命に別条はないとみられる。
(ここまで 131文字/記事全文 253文字)
4. 脳死肺移植、実施100例 岡山大病院が成功、女児に0:08
2019/2/24 0:08
> 岡山大病院は23日、同病院で100例目となる脳死肺移植を実施し成功したと発表した。生体肺移植を含めると190例目。
(ここまで 58文字/記事全文 285文字)
5. 金正恩氏の列車、中国入り 米朝会談でハノイへ出発と報道0:07
2019/2/24 0:07
> 【ハノイ共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は23日午後5時ごろ(日本時間同)、ベトナムの首都ハノイでの米朝首脳再会談に向け、特別列車で平壌を出発した。中国とロシアの国営メディアが報じた。北朝鮮国営メディアは伝えていない。金正恩氏を乗せたとみられる列車は23日夜に国境を越え、中国側に入った。ベトナム外務省はこれに先立ち、金正恩氏が数日中に同国を公式親善訪問すると発表した。具体的な日程は明らかにしなかった。
(ここまで 205文字/記事全文 280文字)
2019年2月24日
中日春秋より
> 驚いているのは長年この順を守ってきた人か。「とりあえずビール」「最初はビール」は乾杯のしやすさもあって酒の席でのならわしになっていた気がするが、どんな順に飲もうと飲みすぎれば、当然ながら気分は悪くなる
若い人の飲酒事故が後を絶たぬ。「さ」かな(肴)も食べる。「じ」ぶんの適量を知る。「す」こしずつ自分のペースでゆっくりと。人には飲酒を「せ」まらない。深酒は避けて「そ」そくさと帰る。何から飲もうと、この「さしすせそ」なら二日酔いも事故もある程度は避けられるだろう。