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無煙喫煙冶具に関するブログです。

愛用のフィルター付紙巻煙草を使い、喫煙が憚れる所・場所でも、ニコチンが摂取出来る治具の開発に関する話です。

glo 入手しました。分解していきたいと思います。その2

2016-12-19 20:56:05 | 日記
その1においては、外観、仕様等について、記述しましたが、その2では、NeoStiksを加熱する温度を測定しましたので、報告します。
 本体を挿入口から覗き込むと、NeoStiksの加熱用の筒状の物があり、NeoStiksは、この筒状の加熱器の中に納まるようです。
 そこで、まず、加熱用の筒の表面温度を測定するために、測定用の熱電対を、NeoStiksの側面に、埋め込み(埋め込まないと、外形が太くなり、本体に挿入できない)テープで固定しました。下記写真がその様子を示しています。

測定は、1秒毎に自動測定する OM-EL-USB-TC-LCD を使用して、行いました。
 次に、NeoStiksの煙草葉のほぼ中心辺りに、熱電対の測定部が来るように、フィルター部から、熱電対を挿入し、測定部が煙草葉のほぼ中心に来る位置で固定したNeoStiksを本体に挿入し、電源ONの、60秒後から、15秒に一回 約2秒間 吸引して、喫煙を行いました。熱電対とNeoStiksの位置関係を示した写真です。

 測定結果を次表に示します。

 この測定結果より、下記の事がわかりました。
1)加熱温度は、時間の経過と共に、3段階で行われている。最後の加熱温度は、約240℃位で、アイコスの加熱用ヒーターの表面温度と、ほぼ同じくらいである。
2)吸引しても、すぐに煙草葉の中心温度は、元の温度(加熱筒の表面温度)に復帰する。加熱筒は、かなり熱容量が大きいようである。

 私は、非喫煙者なので正確なコメントは出来ないが、喫煙した感想としては、
1)電源ON後、1分位から、かなり 喫煙時 独特の「におい」が発生する。
2)発生する煙(蒸気)の量は、通常喫煙時に比べて少ないように思われるが、充分である。
3)フィルター部は、唇に少し熱いと感じる。
4)電源OFF 後も、約1分位は、煙(蒸気)は、出る。
5)全体としては、アイコスよりも、火をつけての通常喫煙に、近い商品に出来上がっている。

 しかしながら、非喫煙者としては、通常喫煙時の 「いやなにおい」 まで、再現できているようで、NeoStiksを使っての、無煙喫煙をやっても、「におい」 で 喫煙がばれるように思われます。

 喫煙者は、遠慮して他の場所で喫煙して、帰ってきても、この喫煙時 独特の「におい」で、非喫煙者には、喫煙してきたことが、バレバレ なのを、ご存知でしょうか?

 次回は、外装のアルミケースをはがして、内部を観察する予定です。

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