KSF

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74勝66敗4 分

2007-10-03 23:15:33 | Weblog
クライマックスシリーズは公式戦ではないため、これが今シーズンの阪神の成績。

最大12ゲーム差をひっくり返して1度は首位に立ったが最終的には3位でフィニィッシュ。
8連敗を1シーズンで2度もやってしまうチームはさすがに優勝できないやろう。

優勝できるチームには、連敗を止めるエースという存在がかならずいるはず。
たとえ打線が打てなくても、エースが抑えて1-0で勝つという試合がいくつもあってええはずや。

今シーズンの阪神はどうか?
規定投球回数に達した投手がいない。もちろんエースと呼べる存在はいない。

日本ハムにはダルビッシュがいる。読売には内海、高橋尚がいる。

連敗の悪い流れを止めることができるエースがおらんかったことが、優勝できんかった最大の理由やとオレは思う。
井川の抜けた穴が最後まで埋まらんかったわけやからな。

優勝はできんかったが、3位に滑り込めた理由もあると思う。
それはクライマックスシリーズの存在。

優勝だけをめざしていたら、果たして1度でも首位に立ててたんやろか?

とりあえず3位!
という身近な目標があったことで、一つずつ借金を返し、上位チームとの差を詰めることができ、気づけば首位にも立てたんやろ。
オレが生まれて31年がたったわけだが、その間では初めての3年連続Aクラスらしいやん。

優勝を逃した阪神だが、球界に誇れることが1つある。
もちろんそれはJFK。

Jは防御率0点台、Fは46セーブで日本タイ記録樹立、Kは90試合登板で日本記録樹立と、3人ともすさまじい記録をうちたてた。

9回の投手を1人で固定する従来のシステムではなく、7回からの投手を3人で固定。
久保田は同点や僅差の負けでも、球児はリードしていればセーブがつかない場面でも投入される、3年前に岡田監督が考えた新システム。これはかなりのヒットでしょ。

この3人が揃って投げればそうは負けない。
7回以降はJFKというアドバンテージを持って戦うことができ、かなり精神的に優位に立てたのではないだろうか。

来シーズンに目を向けると、やはり先発投手陣の整備が急務であることは容易にわかる。
愛工大・長谷部、関学大・宮西といった有望新人の獲得や、思い切ったトレードが絶対必要やろ。
そして現有戦力の底上げ。
来シーズンこそ安藤にはエースと呼ばれる活躍をしてもらいたい。

そして、そんな願いとかすかな期待を持ちクライマックスシリーズを観てみたい。

言ってみれば敗者復活戦だが、日本一になれるチャンスがまだあるんやから、持てる力を出し切って戦ってほしい。

もし日本シリーズに進んだらもちろん応援いきまっせ!

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