おつぼねの赤裸々日記

柏崎市社会福祉協議会の奮闘日記

目からウロコ日記

2019-07-04 17:31:48 | Weblog
午前中、成年後見ワーキング。

今回は、病院の方と、入所施設の方に集まっていただいて、話し合いをしました。

昨年度から、「身寄りのない方の支援」について、毎月話し合いを重ねてるわけですが、その中で感じているのは、これをしておけば万全!という方法はなくて、様々な方面から準備をしておく必要があるということ。

例えば、成年後見人がついたとしてもオールマイティではないし、例えば、万が一のときのための意思表示を書面に残していたとしても、それが見つからなければ機能しないわけで、いろいろな場面を考え始めたらキリが無いけど、やれることはやっておくことが大切。

支援者が準備しておかないといけないこともあるし、病院側、施設側としても、準備しておかなければいけないこともあるだろうし。

そして、さらに大事なのは、支援者の顔が繋がっているということ。
なので、話し合いをして得策が出なかったとしても、こういう機会をセッティングすることは必要だと思いながら今日を迎えました。

とかいうと、なんかかっちょいいけど、実際にいろいろ資料を準備しはじめたのは昨日でして(^_^;)

今日の話し合いのネタになればと思って、だしておいたキーワードは、こんな感じ↓

◎身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン  から
・身元保証や身元引受等に求める機能と役割
・医療行為の同意については、一身専属性が極めて強いので、第三者の同意の権限はないこと
・後見開始の審判前の保全処分の申立て
・本人の意思が確認できない場合のプロセスガイドライン
 本人の意思が推定できる場合はその推定意思を尊重
 推定できない場合は、本人にとって何が最善であるかケアチーム等で十分に話し合い
 本人にかかわる人が、繰り返し最善の方法に関して話し合いを行い、その都度文書にまとめておく


◎「身元保証等」がない方の入院・入所にかかるガイドライン  から
・保証人、連帯保証人、身元保証人、身元引受人 の違い


このあたりをネタに、みなさんから話をすすめてもらいました。

グループワークをはじめてすぐに、「おおっ!なんと目からウロコ!!」というような話題が、あちこちから聞こえてきて。
今日も、本当に貴重な声をたくさん聞くことができました。
病院さんからは、「なんか、ズバズバいいすぎちゃってすみません」といわれましたが、なんのなんの、それがききたいために、この会をやってるんです!またいろいろズバリご意見、聞かせてねとお伝えしました。



さてさて。
いろいろご意見いただいたので、すすむ方向も少し修正しないといけないかも?
柏崎で使える事前ききとりシートなるものを目指してましたが、もう少し別のアプローチがいいかも???
また、みんなとよく相談して、次のステップにすすみたいと思います。


今日は、市民後見人養成講座の3日目。
よい時間になりますように。


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