沢田研二「還暦だぞ!! ROCK'N ROLL MARCH」＠渋谷C.C.Lemonホール

今年も上手い具合にチケットが取れたので、2年続けての沢田研二のライヴコンサートへ。


小雨が降ったり止んだりの寒い中、ワールドディスクとディスクユニオンプログレッシヴロック館をハシゴしたあと、毎度御馴染みの渋谷C.C.Lemonホールへ。


平日午後3時から開演とかってどれだけの人が来れるのでしょうか、と思っていたけどあっさり完売当日券無しだったようで超満員。

まあ、さすがに男性の姿は少なかったけど(たぶん全体の5%くらい)。

今年もまた、たぶんわたくし年齢低いほうから10人以内には入れているのではないか、というくらい年齢層は高め。というかヘタすると母親と同じかチョット若いか、くらいのおば様がたの波に一人ぽつんと囲まれるという状況にまだちょっと慣れません(笑)。

昨年のライヴは知ってる曲少なくて正直キツかったけど、今年は還暦記念２Daysだし、過去のヒット曲を惜しげもなく披露していただけるのではないか？などと希望的観測しつつ開演を迎えてみましたら、これがまあ新作「ロックン・ロール・マーチ」収録曲以外は「Greatest Hits Live」みたいな構成で、序盤から「君だけに愛を」「サムライ」(最後のほうを歌い間違えて、直後のMCで「ゴメンネ」連発)「ス・ト・リ・ッ・パー」「TOKIO」「君をのせて」「憎みきれないろくでなし」等などを織り交ぜてくださいまして。

新作のタイトル曲で本編を締めくくったあとのアンコールでも、一曲終わるたびに「まだあの曲がありますッ」とか煽りながら「カサブランカ・ダンディ」「勝手にしやがれ」「あなたに今夜はワインをふりかけ」「時の過ぎゆくままに」「ヤマトより愛をこめて」「追憶」「危険なふたり」などをアンコールとかいう分量じゃねえよ(笑)、というくらい立て続けに叩き込んで、気が付けば3時間に及んだライヴが幕を閉じたのでした。


MCでは飽食を止めて痩せたとか、12月のドームライヴまで断酒するとか、小田正和小田和正と五木ひろしを引き合いに出してあれこれとか、「還暦になってこんな格好(真っ赤な衣装＋Like a 酋長な真っ赤な羽飾り)していていいんでしょうか」とか、「ディナーショウのためにネタ取っとかなアカンねん」とか言いつつ喋りまくる沢田さん。素敵です。うちの父親より年上です。


東京ドームのライヴも、都合がつけば行きたいところです。



それにしても午後3時からのライヴなんかだと、アンコール中に「今何時くらいなんだろう」とか最悪終電に間に合うか心の片隅で薄々不安になりながら気持ち半分で眺めなきゃならないようなことも無く、ライヴに集中できるのが良いですな(笑)。





七月は小林旭とリック・ウェイクマンのライヴに行く予定ー。