スペインの抱える最大の問題の一つ。
失業率? はい それももちろん。なんせ この国の失業率はあのギリシャよりも高いのだから。 いつ経済破綻になるのだろう、いつユーロから 又昔のペセタに 貨幣がかわるのか・・そんなことがしょっちゅう話題にのぼる。 それよりも・・
実は DVでの女性の死亡事件が実に多い。 ほぼ毎日といっても過言ではないほどニュースでみかける。
スペインの男性はけっこう ”machista” とよばれる 男性上位、女は従うものという考え方を持っている。 従わすには暴力(精神的・肉体的)も使う。
よく聞くのは 付き合っているうちはやさしくて 結婚したとたん真の顔が出てくる というもの。それが原因で離婚した友達もいる。
まったく 21世紀の発展途上国ではない国で いまだにこういうニュースがほぼ毎日あるのが信じられない。
今朝 ちょっと小耳に挟んだのは EUをあげて ’アンチ・DV ’のキャンペーンをやるとかやらないとか。。とにかく もうちょっと真剣に 取り組んでいこうということなのだろうけど。
これってむずかしいよなあ。
声を上げて助けを求める勇気が女性には必要だし 男性のほうはそんな大人になってから意識の改革なんて可能なんだろうか?
だってこういうモラルの問題は 家庭とか回りの環境によって培われるるものであると思うから 大の男にいまさら 暴力はいけません なんていっても効き目があるとは思えない。 自分は正しい、使ってもよしと思って殴ったりしてるんでしょ・・・願わくば 逮捕されたあかつきには ただ刑務所に入るのではなくて 思いっきり苦痛を与える罰則を! と 友達と話したのだが・・
そこででた いくつかの候補。
1.鞭打ち・・・オーソドックス。 かなり痛いことは痛いだろう・・
2・ 自分が妻にしてきたことと同じことをそっくりそのままお返しする。・・・言葉で攻撃するのはあんまり効き目なさそう。殴る場合、本人より体も力も倍くらいある人に頼まないと。
3・ シベリヤあたりの極寒の地に閉じ込めて一生出られないようにする。
4・ 男性にとって一番いたいのはやっぱり急所。だからそこを切ってしまえ!
ひゃ~ 皆まるで自分が被害者のようにエキサイトしてきた。
一応昔から 愚息子共には ’なにがあっても 絶対女性には優しく!暴力反対! あんたたちをそんな馬鹿に生んだ覚えはないんだからね!’ と言い聞かせてはいる。 ほんとに ほんとに 馬鹿な男にはなってくれるな!