開成パンション かいぱん通信!

下宿が進化すると楽しくなる。
開成パンションは、盛岡の街中で学生さんから社会人まで幅広くご利用頂ける現代風下宿屋です。

岩手の人 沈深牛の如し!

2009-02-02 23:57:31 | 暮らし・パンション生活
2009年(平成21年)丑年!
その昔、高村光太郎は、岩手の人を次のような詩で表現しました。
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      岩手の人

  岩手の人眼静かに、鼻梁秀で、
  おとがひ堅固に張りて、口方形なり。

  余もともと彫刻の技芸に游ぶ。
  たまたま岩手の地に来り住して、
  天の余に与ふるもの
  斯の如き重厚の造型なるを喜ぶ。

  岩手の人沈深牛の如し。
  両角の間に天球をいただいて立つ
  かの古代エジプトの石牛に似たり。

  地を往きて走らず、企てて草卒ならず、
  つひにその成すべきを成す。

  斧をふるつて巨木を削り、この山間にありて作らんかな、
  ニツポンの背骨岩手の地に
  未見の運命を担ふ牛の如き魂の造型を。
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やすらぎと豊かさをはぐくむ快適な生活空間を創造するという
当社の理念を一歩一歩誠実に、成すべきを成し、より一層進め
て参ります。今年も皆様の変わらぬご厚情を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。尚、HP更新は牛歩にならない
よう努めます(苦笑)

*高村光太郎(1883~1956)
 彫刻家・画家・詩人・評論家。詩集「智恵子抄」他
 昭和20年宮澤賢治の実家を頼り疎開。自炊独居した小屋
「高村山荘」が現在も花巻(高村記念館)に保存されています。
                     (管理人:兄)

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