2009年(平成21年)丑年!
その昔、高村光太郎は、岩手の人を次のような詩で表現しました。
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岩手の人
岩手の人眼静かに、鼻梁秀で、
おとがひ堅固に張りて、口方形なり。
余もともと彫刻の技芸に游ぶ。
たまたま岩手の地に来り住して、
天の余に与ふるもの
斯の如き重厚の造型なるを喜ぶ。
岩手の人沈深牛の如し。
両角の間に天球をいただいて立つ
かの古代エジプトの石牛に似たり。
地を往きて走らず、企てて草卒ならず、
つひにその成すべきを成す。
斧をふるつて巨木を削り、この山間にありて作らんかな、
ニツポンの背骨岩手の地に
未見の運命を担ふ牛の如き魂の造型を。
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やすらぎと豊かさをはぐくむ快適な生活空間を創造するという
当社の理念を一歩一歩誠実に、成すべきを成し、より一層進め
て参ります。今年も皆様の変わらぬご厚情を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。尚、HP更新は牛歩にならない
よう努めます(苦笑)
*高村光太郎(1883~1956)
彫刻家・画家・詩人・評論家。詩集「智恵子抄」他
昭和20年宮澤賢治の実家を頼り疎開。自炊独居した小屋
「高村山荘」が現在も花巻(高村記念館)に保存されています。
(管理人:兄)
その昔、高村光太郎は、岩手の人を次のような詩で表現しました。
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岩手の人
岩手の人眼静かに、鼻梁秀で、
おとがひ堅固に張りて、口方形なり。
余もともと彫刻の技芸に游ぶ。
たまたま岩手の地に来り住して、
天の余に与ふるもの
斯の如き重厚の造型なるを喜ぶ。
岩手の人沈深牛の如し。
両角の間に天球をいただいて立つ
かの古代エジプトの石牛に似たり。
地を往きて走らず、企てて草卒ならず、
つひにその成すべきを成す。
斧をふるつて巨木を削り、この山間にありて作らんかな、
ニツポンの背骨岩手の地に
未見の運命を担ふ牛の如き魂の造型を。
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やすらぎと豊かさをはぐくむ快適な生活空間を創造するという
当社の理念を一歩一歩誠実に、成すべきを成し、より一層進め
て参ります。今年も皆様の変わらぬご厚情を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。尚、HP更新は牛歩にならない
よう努めます(苦笑)
*高村光太郎(1883~1956)
彫刻家・画家・詩人・評論家。詩集「智恵子抄」他
昭和20年宮澤賢治の実家を頼り疎開。自炊独居した小屋
「高村山荘」が現在も花巻(高村記念館)に保存されています。
(管理人:兄)