あれから１年・・・「3.11」を向かえて

　あの東日本大震災から早いもので一年が経ちました。
「この先一体どうなるのか？」昨年は「3.11」を境に不安を抱えながら
春の訪れを待っていたことを思い出しました。
　余震や停電が続く中、館内のお客様にもお手伝い頂き、
みんなで寄り添い、力を合わせながら、過ごした震災数日間・・・。
　停電中にも関わらず、食事を提供できたこと！そして館内誰一人として、
病気や怪我もなく過ごせたことが当館の自信となりました。
　一つ一つ日常を取り戻し、お陰様で無事に今日を迎えることができました。
自然のへ畏怖・災害の脅威はもちろんのこと、人間の慢心や傲り、
如何に人任せだったのか、備えあれば憂いなし、普通がどれだけ大事か、
そして人とひととの絆・・・忘れかけていた大事なものをたくさん再認識
できたそんな一年になったのではないでしょうか？！
　一人生活では決して体験できない人とひととのつながりや心の温もりを
パンション生活では体験できる！下宿・パンションの良さはそこにあります。

　「あの日を忘れない！」本日、本来は食堂休業の日曜日ですが、夕食時あの日
皆さんと食べたメニュー、熱々の雑炊を振る舞い、この一年を振り返ると共に、
館内の新たなる絆を確認できた夕べとなりました。
　　　

　改めて心より、犠牲になられた皆様のご冥福をお祈りし、被害に遭わた皆様に
お見舞いを申し上げます。
　復興元年！これからも開成パンションは復興へ向けて、微力ながら支援を
行って参ります！　2012.3.11（管理人：兄）