仏像彫刻と共に歩む侊慶の記録

仏師 紺野 侊慶の記録

台座の修理3

2011年05月31日 | 侊慶の作品制作

完成した写真を投稿いたします。


正面
阿弥陀如来立像の台座


向かって右側

裏の部分は見えない為、金箔を貼らない事が多いです。


向かって左側

台座の部分にはそれぞれ名前があり、時代によって形やデザインが異なっております。

その為、いつ頃につくられたか台座で分かるのです。

ただし、前回もお話いたしましたが、台座は後から作り直された事が多く本体と別々に考えて時代を推理する事が必要です。

お寺にある仏像を拝観なさる時はこれらを考虞して見比べてみて下さい。

より一層興味深いものになる事と思います。


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