時々アメトークで”運動神経悪すぎ芸人”って企画がある。
あれ芸人だから笑わせようとしているでしょ?
って思う人もいるかもしれない。
確かに少しサービスは入るかも知れないがあのレベルは本当にいるんだ。
身体的な障害がある訳では無いが何故か運動が苦手、昔は”うんち”(運動神経音痴)と言った。
小学校の同級生がこのうんち君で彼は中々すさまじかった。
走るのは誰よりも遅く、反応速度もピカイチ悪い。
ドッジボールでふわっとゆるゆるのボールが飛んで来る。
ボールは自分の横をふわふわと進んでいるのにそれを避けようとしてあたるという全く考えられない身のこなしが出来る男。
想像を遥かに超えるうんち君だった。
水泳も勿論駄目でクロール一掻き目でプールの底に沈むという離れ業をやってのける。
一番凄かったのは体力測定。
これは彼の独壇場で体の小さな女子よりも全てが劣るという快挙。
特筆すべきはソフトボール投げ。
投げたボールの到達点までを巻き尺で計測するあれだ。
彼も必死の形相でボールを投げたが…
後ろに飛んだ…
記録ゼロメートル、いやマイナス3メートル。
誰も笑わないし笑えない。
しかしどうやったら投げたボールが後ろに飛ぶんだろう??
未だに謎である。