goo blog サービス終了のお知らせ 

Enjoy アコギ! Love Guitar!

アコースティックギター 弾き語り ライブ などを気の向くままに書いてみます。

手持ちギターのご紹介 (第3回) Gibson Hammingbird 1968 Vintage

2025-03-04 08:30:59 | アコギ
第1回目は Martin D-28CTSM 第2回目は Gibson J-45 True Vintage を紹介しました。
第3回目は私が所有する唯一のVintageである Gibson Hamming Birdを紹介しようと思います。

私は以前友人からGuild D-55の1976年製を譲ってもらって所有していましたが既に手放して
しまったため、Vintageと呼ばれるギターには縁がないままでした。

このGuil D-55も譲ってもらったときはブリッジ剥がれ、ブレーシング剥がれ、ネックの元起きがあって
大阪にあった楽器店で修理してもらいました。でも元起きはアイロン矯正では完全に治らなかった
ため若干弦高が高い状態でたまに弾く程度でした。音は気に入ってましたが、やはり不完全な状態で
所有し続けるのはあまり気乗りしなかったのでやむを得ず下取りに出して手放してしまいました。
たしか委託で27万円で手取り19万円だったと思います。

で、しばらくの間Vintageギターとは無縁のまま、近年物の本数だけが少しずつ増えていきました。

転機は2022年5月。いつも参加させてもらっているLive仲間から突然メールで写真が送られてきて
「このギターどうお思います?」との問い合わせがありました。
その時の写真がこれです。




質問は①これはGibsonの本物か?②持ち主は70年代のGibsonだと言っているがどう思うか?③個人売買で買っても
大丈夫か?
概ねこんな質問でした。

写真で見る限り、ピックガードがねじ止めされているという特徴から68年頃のハミングバードであることは間違いないと判断
しました。ポジションマークもパラグラムインレイなので70年代ということはあり得ません。
購入の是非については現物を見ないと何とも言えないので一度見せてもらってからアドバイスすることにしました。

でも一見してなかなかの貫禄を備えた堂々たるVintageだなーとの印象でした。

それがなぜ私の手元にくることになったのか?
続きは次回お話させて頂きます。

つづく。。。




田舎の楽器店事情

2025-02-27 16:46:06 | アコギ
私の現住所は四国の愛媛県です。
四国の人口は2024年の統計で364万人。
県別では、愛媛県 131万人 香川県 95万人 徳島県 71万人 高知県 67万人という内訳です。
私のもう一つの居住地である千葉県は628万人なので四国の人口は千葉県の約60%程度
ということになります。以前は400万人以上が住んでたんですけどね。

ということで、このような田舎ではどのような楽器店があるのか?楽器好きの人たちは
どこで楽器を購入するのか?というのが今日のテーマです。

四国にある楽器店は島村楽器が比較的メジャーで、イオンモールなんかにはテナントとして
入っています。香川県と愛媛県にはありますが、高知県、徳島県にはなかったような気がします。
でも、GibsonやMartinの現物を見たい、弾いてみたいとなるとこのような大手楽器店に行かないと
見ることも触ることも出来ません。
お店に行くだけでも大変なのに試奏させてもらうにはかなりの勇気と度胸が必要です。

では中古店はどうか?というと県庁所在地には何軒かずつあるようですが一般的にはあまり
知られていません。
私は高松市と高知市の中古屋さんに行くことがありますが、在庫本数は限られています。
ただし、高松のリペアショップ 中村さんはそこそこの本数が展示されており、それ以外にも
多くの在庫を持っているようです。
何より、本当に気軽に試奏をさせて頂けるのが本当にありがたいです。
お店のオーナーさんも気さくでとても居心地のいいお店だと思います。

私はちょっとした修理はこのお店にお願いしていますが、料金も大変良心的で助かります。

千葉の自宅に帰る時は一日をかけてお茶の水、渋谷あたりの楽器店をめぐることが習慣に
なっており、とにかく大変な数のアコギを見ることが出来ますが田舎ではそうはいきません。
やはり都会はいろんな意味で恵まれてますよね。

でも田舎ならではの個人売買はとってもいいですよ。
同じライブで知り合った方とのぶつぶつ交換みたいなこともありますし、安価に譲って
もらえるケースもあります。

楽器店が少ない地域にお住いの皆さんはどのようにしてギターを購入されているんでしょうね?
ほとんどがネットなのかな。
ヤフオクとかメルカリ以外に趣味の仲間で売買が出来るサークルのようなものがあればいいのになと
思います。いろいろトラブルの元かな?





手持ちギターのご紹介 第2回 Gibson J-45 True Vintage

2025-02-26 10:01:27 | アコギ
現在所有しているアコギの紹介の第2回目です。
今回は何を紹介しようかなと考えたんですが前回がMartin D-28だったので
今回は西の正横綱であるGibson J-45にしようと思います。

Gibson J-45は私が最も好きな機種です。このギターに憧れていた高校時代が
つい昨日のように思い出されます。

ところで、J-45という機種ですが、私が始めてこのギターを知ったのはやはり
吉田拓郎さんがきっかけでした。私の世代ではごくごく一般的なことでは
ないでしょうか。
ですのでJ-45と言うのはサンバーストカラー、ラージピックガード、アジャスタブルサドル
仕様であるものだと思っていました。それ以外のJ-45の仕様があるということは1970年代
の私には知識すらありませんでした。

20世紀から21世紀に自ぢが変わってさらに10年が経過した2010年。私は30年ぶりにアコギ
を再開することになりました。きっかけは以前にブログでも触れたとおりです。

この時に最初に買ったのはMartinでしたが、2012年には人生で初めてGibson J-45を手に入れ
ることになりました。
その時に入手したのが J-45 True Vintageという機種です。
残念ながらこの機種は今では廃版になっていますが、近年あいみょんがステージで Tru Vintageを
使っているのをよくみます。ヘッドのロゴやOnly a Gibson is enough のロゴで通常の Standard品
との違いが確認出来ます。

このTrue VintageがStandardと違うところはどこか?
①TopがRed Spruceになっていること。
 Gibsonはアディロンダック スプルースのことをレッドスプルースと呼んでいます。
 これはレッドスプルースはアディロンダックスプルースの産地から少し離れた地域から産出されるので正式には
 アディロンの表記が出来ないためとのことです。ただし、両者は同じ樹種ということです。
②ヘッドのロゴが違っている点
③ネックが通常より太い仕様である点
④VOS仕様がされている点
⑤40年代と50年代のJ-45のいい所を寄せ集めた仕様である点
上記3点が主要な相違点ですが、手に取ってみるとスタンダードと比べてかなり軽い印象があります。

音はというとアディロンらしい前に前に出てくる音で歯切れの良さを感じます。
実はこのギターは購入後1回だけしか弾いてなくてずっとケースの中にしまっているので音の印象も
記憶の彼方と言う感じですが、明らかにスタンダードとは異なった音であることは間違いありません。

近々ケースから出して音の確認をしてみようかなと思い始めました。

最後に、このギターは私が高校時代にイメージしていたJ-45とは明らかに異なる外観をしています。
いわゆるスモールピックガード仕様という点、そしてスロットサドルである点は大きな外観上の
違いと言えます。このギターとの出会いがあってJ-45の歴史、仕様変化の変遷等に興味を持つように
なり、その後J-45 の本数が増えていくきっかけになりました。

次の機会には50年第、60年代の復刻品の紹介をしてみようと思います。


社交ダンスグループの皆さんとコラボ

2025-02-25 07:58:38 | アコギ
2月23日(日)は徳島県阿南市の仁尾料理店という会場でフォークソングを社交ダンスの
コラボ企画に参加させていただきました。
ちょっと遠くて往復の移動が大変でしたが初めてみる生の社交ダンスに圧倒されました。

フォークソングのグループはいろんな会場でよくお目にかかる方々でしたので気軽に
お話をさせて頂きながら皆さんの演奏を楽しませて頂きました。

そして社交ダンスグループの皆さん。
これは驚きました。
おそらく年齢的には私達と同じかそれ以上の方々ばかりで中には80歳を超えている
のではないかと思われる方もめちゃくちゃお元気。ライブとダンスタイムあわせて
約4時間、ほとんど踊りっぱなしの方もいらっしゃいました。
さすが阿波踊りの県民性だなと感心しきりです。
そして衣装。これも絢爛豪華。相当なコストがかかっているだろうことは一目瞭然。
趣味にはお金と時間は惜しまないという意気込みが感じられました。
そういう意味では高級ギターを数多く所有している皆さんも同じだと思います。

そして何より驚いたのは、フォークソンググループの演奏に合わせて皆さんが自由に
ダンスを繰り広げたことでした。突然目の前で繰り広げられる社交ダンスにフォークソングチームは
びっくり仰天でした。

私達もそうですが趣味を楽しむということがいかに健康に有益であるかということを
つくづくと考えさせられる一日になりました。


江古田スケッチ

2025-02-20 14:33:02 | アコギ
竹内緑郎と旅行カバンというグループがリリースした「江古田スケッチ」という曲をご存知でしょうか?
1978年のリリースされた曲で懐かしい響きが哀愁をそそるフォークソングです。
この曲が発表された頃になるとフォークソングの勢いは下火になっていて、歌謡界はいわゆるニューミュージック
と呼ばれる新しいステージに入っていたと思います。
サザンオールスターズがデビューしたのもこの頃だったと思いますし、「ザ ベストテン」の上位をニューミュージックが
席巻していたと思います。
私はというと高校生、いよいよ憧れの大学生活が目前に迫っていたころです。

で、この竹内緑郎と旅行かばんというグループが発表したのが「江古田スケッチ」という曲です。
歌詞は大学卒業を間近に控えた仲のいい学生たちが学生時代を過ごした江古田という街に自分の青春時代を
映したものでものすごく哀愁、郷愁をそそるものです。じっくり聞いてもらいたいものです。

私はこの曲が発表された数年後に京都で大学生活を過ごしましたが、この歌詞の疑似体験をしたことも
沢山あり、いい思い出になっています。
私自身この曲をタイムリーの知っていた訳ではなくて10年ほど前にYouTubeで偶然聞いたのが初めてなの
ですが、とても懐かしい気持ちにさせてもらいました。

かなりマイナーな曲なのでご存知ない方が多いと思いますが、私がYouTubeにUPしている中では再生回数が
相当伸びていて、今も確実に聴いてくれる方がいます。

昔の隠れた名曲との出会いもいいものです。