この週末は花粉症の中でのゴルフだったのでトッピクスがありません。
こういう時は手持ちギターのご紹介で場をつなぎたいとおもいます。
今回で4回目。
第1回 Martin D-28CSTM 第2回 Gibson J-45 True Vintage 第3回 Gibson Hamming Bird 1968でした。
いろいろと考えた結果、今回は Gibson J-45 The59 をピックアップすることにしました。
The59 は2012年に大手楽器店である黒澤楽器さんの企画で誕生した機種で、黒澤楽器の社員さんが実際に
所有している1959年製のVintageをキャドで採寸して図面に落とし込み忠実に実機を再現したという逸品です。
日本初の企画物カスタムショップ製ということで他のJ-45(カスタム品)とは一線を隠しているものだと思います。
それ以降、数年にわたって何回か限定100本程度の販売が行われていましたが、いずれも完売するという人気商品です。
最新版はネックジョイントなどがニカワ接着になるほどの拘り方で、年々グレードアップしていました。
ということで、中古品もそこそこの高値で取引されており、新品価格を上回る金額が当たり前になっています。
それではここで、The59と通常のJ-45との違いについて少しだけ触れてみます。
①まずは59ネックと呼ばれるちょっと太めのネック。
確かに太いですが決して握りにくいという感じはなくて、むしろしっかり感があって手に馴染みます。
ネックの太さは音にも影響するということなので、この点でもThe59のキャラクターに大いに貢献していると思います。
②ジャンボフレット
ネックの関連として、当時採用されていたジャンボフレットが採用されており、見た目的にも少しアクセントがあります。
③サウンドホールのパーフリング
通常のJ-45はサウンドホールのネックよりのパーフリングはネックが覆いかぶさっているので完全な円形は見ることが出来ません。
しかし、The59はパーフリングが完全に見えます。これはサウンドホールが少しだけ(2~3ミリ)後方に下がっているためです。
The59はこの点も忠実に再現しています。
④アジャスタブルサドル両脇のネジ(スタッド)が極端に大きい。
これは1958年~59年頃の特徴です。
実は、このネジはアメリカで作れなかったため日本で制作したものをGibsonの工場に送って取り付けたという拘りの部品です。
余談ですが、実際弾いてみるとブリッジミュートの際かなり左手親指の付け根辺りに当たるので演奏中結構気になります。
これも所有感を満たすという意味でちょっとした快感です。
通常のJ-45とThe59の違いは概ね以上ですが、音はかなり違うと思います。
音に関してはあくまでも主観なので何ともいえませんが、ジャキジャキ感が相当強いのは間違いないです。
単音弾きでの音もクリアーでいろんな使い方が出来る機種だと思います。
私が所有しているThe59は。。。
実は2本持っています。それほどこの機種が大好きということです。が、2本ともほとんど弾いていないのが現実です。
まあ、今のところ手放すつもりはないのでシリアル番号を紹介させてもらいます。ここに感動があります。
①J-45 The 59 10553002 2013年の55日目(2月24日)に2本目に制作されたもの。
②J-45 The 59 10553011 2013年の55日目(2月24日)に11本目に制作されたもの。
※Gibsonのシリアル番号(8桁)の読み方は YDDDYNNN(年日日日年番番番)と読みます。
私の10553002 は 13年(2013年)の55日目の2番目に生産されたものというように解読します。
10553011 は 13年(2013年)の55日目の11番目に生産されたものということです。
2本とも新品同様の中古品をそれぞれ2014年と2015年に購入していますが、なんとシリアル番号がめちゃくちゃ近い。
なんと両方とも2013年2月24日に生産されたものと言うことが分かりました。
おそらく同じ日に同じ工場で生産されて出荷を待つために並んでいたんだと思います。
Gibson工場ではThe59以外にも生産される訳ですから、もしかするとThe59としては連続で生産されたものである
可能性が高いかも知れません。その2本がはるばる海を渡って一旦は誰かの手に渡って、そして今は私の部屋にある
という不思議。なんという偶然でしょう。
このブログを書きながら久しぶりに弦を張り替えて2本を並べて弾き比べでもしようかなという気になりました。
なにせ1本はまだピックガードの保護シールも貼ったままの新品状態で購入後も1回鳴らしたくらいなので状態も気になって
きました。


宅録で使用した際の写真しかありませんでした。
写真のThe59は以前は年に1回は宅録で使う時に弾くことがありましたが、最近は全くさわってないですね。
こういう時は手持ちギターのご紹介で場をつなぎたいとおもいます。
今回で4回目。
第1回 Martin D-28CSTM 第2回 Gibson J-45 True Vintage 第3回 Gibson Hamming Bird 1968でした。
いろいろと考えた結果、今回は Gibson J-45 The59 をピックアップすることにしました。
The59 は2012年に大手楽器店である黒澤楽器さんの企画で誕生した機種で、黒澤楽器の社員さんが実際に
所有している1959年製のVintageをキャドで採寸して図面に落とし込み忠実に実機を再現したという逸品です。
日本初の企画物カスタムショップ製ということで他のJ-45(カスタム品)とは一線を隠しているものだと思います。
それ以降、数年にわたって何回か限定100本程度の販売が行われていましたが、いずれも完売するという人気商品です。
最新版はネックジョイントなどがニカワ接着になるほどの拘り方で、年々グレードアップしていました。
ということで、中古品もそこそこの高値で取引されており、新品価格を上回る金額が当たり前になっています。
それではここで、The59と通常のJ-45との違いについて少しだけ触れてみます。
①まずは59ネックと呼ばれるちょっと太めのネック。
確かに太いですが決して握りにくいという感じはなくて、むしろしっかり感があって手に馴染みます。
ネックの太さは音にも影響するということなので、この点でもThe59のキャラクターに大いに貢献していると思います。
②ジャンボフレット
ネックの関連として、当時採用されていたジャンボフレットが採用されており、見た目的にも少しアクセントがあります。
③サウンドホールのパーフリング
通常のJ-45はサウンドホールのネックよりのパーフリングはネックが覆いかぶさっているので完全な円形は見ることが出来ません。
しかし、The59はパーフリングが完全に見えます。これはサウンドホールが少しだけ(2~3ミリ)後方に下がっているためです。
The59はこの点も忠実に再現しています。
④アジャスタブルサドル両脇のネジ(スタッド)が極端に大きい。
これは1958年~59年頃の特徴です。
実は、このネジはアメリカで作れなかったため日本で制作したものをGibsonの工場に送って取り付けたという拘りの部品です。
余談ですが、実際弾いてみるとブリッジミュートの際かなり左手親指の付け根辺りに当たるので演奏中結構気になります。
これも所有感を満たすという意味でちょっとした快感です。
通常のJ-45とThe59の違いは概ね以上ですが、音はかなり違うと思います。
音に関してはあくまでも主観なので何ともいえませんが、ジャキジャキ感が相当強いのは間違いないです。
単音弾きでの音もクリアーでいろんな使い方が出来る機種だと思います。
私が所有しているThe59は。。。
実は2本持っています。それほどこの機種が大好きということです。が、2本ともほとんど弾いていないのが現実です。
まあ、今のところ手放すつもりはないのでシリアル番号を紹介させてもらいます。ここに感動があります。
①J-45 The 59 10553002 2013年の55日目(2月24日)に2本目に制作されたもの。
②J-45 The 59 10553011 2013年の55日目(2月24日)に11本目に制作されたもの。
※Gibsonのシリアル番号(8桁)の読み方は YDDDYNNN(年日日日年番番番)と読みます。
私の10553002 は 13年(2013年)の55日目の2番目に生産されたものというように解読します。
10553011 は 13年(2013年)の55日目の11番目に生産されたものということです。
2本とも新品同様の中古品をそれぞれ2014年と2015年に購入していますが、なんとシリアル番号がめちゃくちゃ近い。
なんと両方とも2013年2月24日に生産されたものと言うことが分かりました。
おそらく同じ日に同じ工場で生産されて出荷を待つために並んでいたんだと思います。
Gibson工場ではThe59以外にも生産される訳ですから、もしかするとThe59としては連続で生産されたものである
可能性が高いかも知れません。その2本がはるばる海を渡って一旦は誰かの手に渡って、そして今は私の部屋にある
という不思議。なんという偶然でしょう。
このブログを書きながら久しぶりに弦を張り替えて2本を並べて弾き比べでもしようかなという気になりました。
なにせ1本はまだピックガードの保護シールも貼ったままの新品状態で購入後も1回鳴らしたくらいなので状態も気になって
きました。


宅録で使用した際の写真しかありませんでした。
写真のThe59は以前は年に1回は宅録で使う時に弾くことがありましたが、最近は全くさわってないですね。