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Enjoy アコギ! Love Guitar!

アコースティックギター 弾き語り ライブ などを気の向くままに書いてみます。

2025年3月30日(日)ライブに出演させていただきます。

2025-03-18 15:22:07 | アコギ
2025年3月30日(日)香川県財田町にある「道の駅 たからだの里」で開催されるライブに出演させて
いただくことになりました。

「大黒屋一門と愉快な仲間たち」という集まりで、主催者様は香川県内で定期的にフォークソングの
ライブ活動を行っておられます。
開催場所が自宅から近い時には私もよく観に行っており、昨年の秋のライブも楽しませて頂きました。
今回関係者とのつながりで初めてこのライブに出演させていただくことになり喜んでいます。
当日は道の駅に併設されている野外ステージでのライブということなので天候が心配ではありますが、
何といってもちょうど桜の見ごろと重なりますので大勢のお客様がいらっしゃるのではないかと思います。
(ここは桜の名所でもあり、毎年花見のシーズンは交通規制がかかるほど混雑するほどです)

ところで、たからだの里には「環の湯」という温泉施設が併設されており、このお湯が最高に良質なんです。
かなり白濁しててぬるぬるすべすべ。いわゆる「美人の湯」というやつです。
自宅からは少し距離はありますが、ちょこちょこお湯に入りに行く所でもあるので馴染み深い場所です。
また、車で5分くらいの所にはエリエールゴルフクラブもあり、ゴルフ好きの方なら土地勘がある地域でも
あると思います。
是非フォークソングの弾き語りと温泉で一日を過ごすというのはいかがでしょうか?

私の持ち時間は30分ということなので5曲程度は充分唄えるかなと思って選曲を考えています。
本番まであまり時間がないので演奏し慣れた曲をピックアップして気持ちよく唄えればいいかなと思っています。

やっぱりライブの予定があるというのはいいですね。



アコギの保管方法と保管場所

2025-03-13 13:53:54 | アコギ
アコギの保管方法は人によって異なると思います。
ただ、とにかく場所を取るということは皆さん共通の悩みではないでしょうか?

私は弾かないギターはハードケースに入れて保管するということを徹底していますので、
常時部屋の中に出ているのはいつも手に取って弾いているギター1本だけです。

よく壁に吊るしている方や、5本くらいを立て掛けることができる専用のギタースタンド
を使っている方をお見掛けしますが、湿度管理などはほとんどしない私にとっては、やはり
ケース内の収納しておくことが最も安心できるというのが理由です。

幸いなことにこれまで一度もギターを倒すというような事故、アクシデントには遭遇していませんが、
ちょっとした油断でこうした事故の当事者になる可能性は誰にでもあります。
そういう意味からも弾かないギターはハードケースで保管するという方法に勝るものはないと思います。
ちょっと面倒くさいですけどね。

そこで問題になるのがハードケースの保管場所です。
私の場合、以前は全てハードケースをべた置きにして保管していましたが、これにはとても広いスペースが必要です。
このため、一部屋だけでは足りなくなって家中のいたる所にハードケースが場所を取っていました。
それでも足りないスペースは嫁さんの実家の一部屋を借りていたくらいです。

今はハードケースを壁にもたれ掛けて保管する方法に変えたのでかなりスペースは削減出来ましたが、片付いた
という訳ではありません。何かいい方法はないものでしょうか?

残りは別の部屋と嫁さんの実家に預けています。

アコギの修理とメンテナンス

2025-03-12 09:36:32 | アコギ
皆さんはギターのメンテナンスはどうしていますか?
メンテナンスと一口に言って範囲が広すぎるので漠然としてしまいますが、日常的に行うクリーニングや
弦交換もメンテナンスに含めてという考えで書いています。

私が自分で行っているメンテナンスは概ね次のとおりです。
①指板のメンテナンス これは蜜蝋を塗るくらい。
②フレット磨き フレットがくすんで来た時に専用の治具で市版を保護した上でピカールで磨きます。
        フレットの擦り合わせではありません。
③ロッド調整  目視して順ぞり傾向が確認出来ればロッド調整をします。
        でも数年に一回程度で頻繁に行うものではありません。
④サドル調整  サドルの底面をサンドペーパーで磨いて調整します。
        これはサドルの材質を変える時等に行います。頻繁ではありません。
⑤ナット交換  何回かトライしましたがいずれも失敗しました。
        これはプロのお任せした方がいいです。

自分でトライ出来るのはこんなもので、全然メンテナンスと言えるものではありません。

過去にはGibsonのピックガードの再接着やペグの緩み等で修理をお願いしたことはありますが、
それ以外には定期的にメンテナンスに出すようなことはしたことがありません。

では修理は?
修理とメンテナンスは少しニュアンスが違いますので分けて考えた方がいいと思っています。
私が過去に経験した修理は。。。
①Guild D-55 1976年製
 友人が10年以上ケースで放置していたものですが、弦を張ったまま放置していたため悲惨な
 状態でした。
 まず、ブリッジ剥がれ、そしてネックの元起きが致命的でした。
 結局アイロン矯正とブリッジ再接着で何とか復活しましたが、元起きは完全には治らなかったです。
 今は手放してしまったので手元にありません。
②Gibson J-200
 こちらはピックガードの剥がれ。
 このギターの手放してしましました。これは後悔しています。
③Gibson Hamming Bird
 これは以前このブログで紹介したとおりで、個人売買で入手した後フルメンテナンスをしました。

やはり専門の楽器店で修理やメンテナンスを行うと安心ですし、とても弾きやすくなって帰ってきます。
ギターは長い付き合いになる場合は多いので大切に扱っていきたいものです。
そして次の世代にきっちり引き継いでいければいいなと思っています。


今週末はLiveを見に行きます。

2025-03-11 15:55:16 | アコギ
毎年3月の土日は新年度にむけた会議が目白押しでなかなか週末の予定が立てられません。
でも今年からは会議本数が減ったこともあり、少しだけ時間が自由に使えるようになりました。

ということで、来週(3月16日 日曜)は徳島県東みよし市で開催されるLiveを観に行く予定です。

私も過去に2回出演させて頂いたLiveで、ものすごく音響に拘ったPAをやってもらえるのでとても
唄いやすいLiveです。


2025年1月に出演させて頂いた時ののものです。

会場は徳島県東みよし市にあるパパラギという喫茶店の貸切です。
お客さんは最大でも30名程度しか入らない小さなお店ですが、お客様の耳が肥えていることこの上なくて
とても緊張感を持って演奏が出来ます。

今回はO.A.に加えて2組のゲストさんが出演予定で、いずれも70年代のフォークソングを演奏されると
思います。吉田拓郎さん、井上陽水さんが中心かなと思っています。

お休みの日にじっくり同年代のLiveを見に行ける。そして音響にはとても拘ったサウンドとくれば言うことなしです。

同じ趣味を持つ仲間の音楽に触れていい刺激を貰えれば最高です。

楽しみです。

アジャスタブルサドルとノーマルサドル

2025-03-10 16:39:16 | アコギ
アコギの構造にはいろんな部分でメーカーによっていろんな部位で違いがあります。

例えば見た目で言えばボディーサイズが最も違いが際立ちますし、ヘッドの形状も
フォークギタータイプとクラッシックギタータイプ(スロッテドヘッド)では違います。
さらに弦長もメーカーによって異なります。
目に見えない所では、ボディー内のブレーシング(力木)パターンもメーカーによって微妙に異なります。
アコギではMartinのエックスブレーシングが代表的ですが、最近のTaylorはV Class Bracingを採用してて、
内部構造は全く異なります。

そういう違いは置いておいて、今回私がお話したいのは、Gibsonが1950年代の後半にアコギに初めて
搭載したアジャスタブルサドルについてです。

Gibsonは1970年に経営が変わったことから、アコギ部門は大きな変革期を迎え、それ以降1995年頃
まではアコギの暗黒時代と言う風に表現される方もいますが、Vintageギター界隈で最も人気があり、高値で売買
されているのが1950年代(それ以前はもちろんもっとお高いのですが)から1969年までのアコギたちです。
Gibsonで言えばアジャスタブルサドル全盛の時代ということになります。

この時期はもちろん固定式サドルも同時に販売されていましたが、アジャスタブルサドル独特のパーカッシブな
サウンドはとにかく弾き語りにはぴったりのサウンドということで人気を博していました。
吉田拓郎さんが使っていた1967年製のJ-45ももちろんアジャスタブルサドル仕様のギターでした。

私の好みもやはりアジャスタブルサドル仕様のJ-45ということになります。
前回紹介したThe59もアジャスタブルサドルですし、その他にもアジャスタブルサドル仕様のJ-45を持っていて
好んで弾いています。

では、アジャスタブルサドル仕様と固定式サドルは何が違うのか?
ずばり、アジャスタブルサドル仕様のものはサドルがブリッジに圧着していないという点が最大の違いです。

ではそれによってサウンドはどう違うのか?

アコギの弦振動はサドルを通してブリッジに伝わります。そしてブリッジがボディーを振動させることで音が
鳴るという仕組みです。
もちろん、弦の振動による音はサウンドホールで共鳴もしますしギター本体のいろんな部分で共鳴した音の集合体が
そのギターの音ということになるんだと思います。もちろんネックも重要な要素の一つです。

そうすると、アジャスタブルサドル仕様のギターはサウンド面では劣るのではないかという考え方も出てきます。
そのとおりです。そのため、一部のミュージシャンはアジャスタブルサドルを固定式に変えて演奏していました。
実は拓郎さんもある時期に例のJ-45を固定サドルに変えていたという話もあります。

私もアジャスタブルサドルを固定式に変更したらどのような音になるのかは非常に興味がありました。
しかし、サドルを交換するということはブリッジも造り直すということになりますので大がかりな改造になる上に
オリジナリティーが失われるというリスクもあります。

そこで購入したのが簡易的にアジャスタブルサドルを固定式に変更出来るパーツです。

アジャスタブルサドルを取り外して固定式のサドルをブリッジにはめ込みます。
サイズはピッタリで全く隙間がない状態になりますので音の伝達性に優れているのではないかと思います。

これはなかなかの優れものです。予想してた以上に音色の変化が確認できました。
実に楽しいパーツです。

改造は嫌だけど固定式に興味のある方は是非試してみる価値があると思います。

アジャスタブルサドルを取り外す際には中に入っている板バネが跳ねないように注意する必要があります。
また、固定サドルは弦高調整のために若干サドルの底面をサンドペーパーで削って調整する必要があります。


また別の機会に書こうと思いますが、セラミックサドルは凄いですよ。
The59もセラミックサドルに交換したら音がめちゃくちゃクリアーになったように感じます。
このお話はまたの機会に。