さてと・・・・
ここからは、もりたへえ黒田節編。

早くも福島家の後ろには、怪しげな槍が鎮座しています。
(笑)
福島正則は、官兵衛が太閤殿下に再び1970石の小禄で
召抱えられた事をなじります。
母里太兵衛(もりたへえ)は、
「大殿には大殿のお考えがござる。」
と言うのですが、

更に正則が大殿の事を馬鹿にするので、
腹が立ったのか、
『お酒』のことで逆に切り返し、
何故か、お酒対決になってしまいました。

なみなみに注がれるお酒・・・・
ちゅうか・・・・・
「なんでこんな所に『巨大盃』が
あるんやねんっ!!用意周到すぎるやろ・・・・」 (笑)
しかし・・・・先週お酒のことで不覚を取っている
正則相手のお酒勝負です。
最初から勝負は見えていました。
「勝ったら、日本号を頂こう!!」


あっさり大勝利!!

「さすがはたへえ!!」

官兵衛夫妻もにこにこしています。
さて・・・・

明が秀吉を日本国王にすると使節を送ってきました。

なんやとぉ~~~~、お前らに任命されんでも、
わしは日本国王やぞ!!
出兵や出兵!!
呆けた秀吉でも、明の侮辱は理解できることが
一般国民にとっては不運でした。
自分の最後の戦なので、見事な戦にしたいと
思う秀吉。
官兵衛に、今回は諫言をしないのか?と問う
秀吉。
官兵衛 「お止めすれば、聞き入れてくださりますか」
秀吉「聞かぬ。」
相変わらずの名コンビです。
官兵衛は覚悟を決めます。
秀吉に朝鮮への渡海を求め認めてもらいます。
そう、彼は
「傷は出来るだけ小さくするしかない。
負けない戦をする。」
苦戦必死の戦いをなんとかしようともがいて
いました。
そして・・・・秀吉が呆けたのをチャンスとして、
虎視眈々と時期をうかがう家康。

「わしはあと何年生きると思う」
「あの男も長くはもたぬぞ。持って後2年じゃ・・・・」

「長生きはするものじゃ」
と、悪役を一手に引き受ける勢い!!
家康の充実振りが見てとれます。
ただ・・・・いつも薬を作っているのは
野心を隠す為の煙幕??
気になるところです。
ちなみに、くまのすけが16歳になり、朝鮮に渡り初陣を
あげたいというのですが、
「(朝鮮は)そちのようなものが、
初陣を飾る戦場ではない」
と長政。
長政も立派な武将になったものです。
そして

14万人がまたまた朝鮮に渡りました。
(写真を撮り損ねましたが、なぜかくまのすけも
混じっておるようです・笑)
そして、

備中高松城で戦った盟友・智将・小早川隆景も・・・・
いよいよ潮時のようです。
官兵衛に「良い知恵が浮かんだときこそ
よくよく吟味せよ。」
と言い残し、
官兵衛も、
「毛利との戦が一番難儀しました。
だが、あのころが一番楽しかったな。」
といい、永遠の別れを惜しみました。
殿下の命は長くなく、家康が天下を狙っている。
だが、そのころにはわし(隆景)はこの世には
もう・・・・。
予言者ばかりだな。ほんと・・・・(笑)
寂寥感が漂う、後半なのでした。
