かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史

かおりん(南かおりさん・関西のMCタレント)ふぁんのこてくんの独り言が書いて あります。将棋「も」大好きです。

本物の凄み・・・・・・こてくん観戦記(朝日新聞社・毎日新聞社主催・第66期名人戦)

2008-05-09 20:39:00 | いっつ将棋たーいむ
第66期名人戦第3局。2日目。
5月9日午後5時半な話・・・・・・・


むか~しむかし。K-1グランプリで、
初めてグラウベ・フェイトーザさんが出ていた
試合がありました。

あの時の凄みと殺気。
そして、なんとなく近寄りがたい間合いとオーラに
こてくんはついついテレビの前に
近づいて、至近距離で
観戦したものです。

さて、今日の名人戦もそんな感じの一戦です。

羽生先生の途方も無いくらいに、
強力なオーラ・・・・・・・

「ほおっ、ここまで伝わってくるとは・・・・・・。


やるなっ。後輩っ!!(笑)
そのオーラ、故・大山康晴15世名人クラスだなっ!!」

こてくんは、一瞬生ツバをごくっと飲み込むと、
局面を眺めました。

森内名人(十八世名人保持者)の陣、は妙な違和感が
ありました。
7六に鎮座した『銀』は、2七方面からわざわざ
『長征』してやってきた『銀』

まるで、小説『銀河英雄伝説』のアーレ・ハイネセンみたいな
銀です。
妙ちくりんだなぁ~~~~~。

そして、戦いはまだ・・・・・・・。

始まってもいません・・・・・。

森内先生が繰り出す『遠大な構想』

そして、それを迎え撃つ、将棋界の頂点を極めつくした男羽生。

だが、テレビ画面に映る羽生先生は、
『眼鏡をはずして』
更なる深みをじっくりと覗こうとしている感があった。

羽生のオーラが、こっちにも波紋のように
広がる。

少し油断をしたら、五体が切り刻まれそうな感じだ。

こてくん、そのオーラを横に流す。

「これはもう・・・・・・・・アレだなっ。戦場だなっ。
従軍カメラマンだなっ。

やっぱ俺は、将棋の手順よりも、
対局しているふたりそのものが見たいらしい。
はははっ。」

(笑)

技術の『巧緻』など、もはや関係なかった。

人間対人間。
プライド対プライド。
生き様対生き様。


だからこそ、わたしは人間界の最高峰が
『大好き』なのだろう。


今、改めてそう感じた・・・・・・。

ほんと、心地よい風だなっ。



5時半から見たので
たった30分しか、テレビでは堪能できなかったが、
なんか1年分の将棋を凝縮して感じたような、
そんな一瞬でした。

ふうっ。やっぱ凄いや。『本物は』。


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2 コメント

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お見事! (こぱんだ)
2008-05-10 09:20:44
羽生さん勝ちましたね。^^

今期、絶対に逃すわけにはいきません。
ここから第2期羽生黄金時代の幕が開けるのだから…。
返信する
あの局面から?? (こてくん)
2008-05-10 20:20:20
こぱんださん、書き込みありがとっす。

いやぁ~~~。あの局面から
勝ちますかぁ~~~~??

やりますねぇ~~~。
羽生先生。

やっぱ、裏18世名人だけの事は
あります(ぉぃぉぃっ)

それにしても・・・・・・・
凄いオーラでしたよ、ほんとに・・・・・。
実際に現場で見たかったような・・・・・
返信する

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