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個性の強いこどもを地域で支える会

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「ここすけ」になりました

2014-03-12 03:10:00 | 平成25年度の活動記録
延期になっている、
発達障害のある子の防災・減災準備、災害時対応の冊子の
名称が決定しました。

個性の強い子の防災準備冊子 「ここすけ」 です。

お察しの通り(?)「性の強いける」という意味です。


内容は、

・東日本大震災時に起きたこと

・「実際にやってみた」防災講座や体験ルポ
 (いどばたリクエスト、防災ワークショップ、地域の防災訓練など)

・豊田市の施策制度
 (耐震診断などの建物に関するものやブロック塀撤去補助・
  災害時要援護者登録制度・防災マップ作成補助 など)

・防災、減災に役立つ情報

・準備アイデア集

・サポートブックや書き込みシートなど


発行時期については延期していることもあり
3月中に発行したいのですが、
制度の変更が4/1以降に決定しているものがいくつかあるため
悩ましく思っているところです。

発行時期についてはまたこちらのブログでも更新していきます!





平成26年5月15日までの活動予定

2014-02-26 11:14:00 | 平成25年度の活動記録
今後の活動日(予定)


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『あったかフェスタ出展』

3/2(日)10:00~15:00
高橋コミュニティにて。
どなたでも参加できます


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『運営会議』

3/6(木)10:00~12:00
豊田市福祉センター31会議室にて。
正会員のみ参加可


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『おしゃべり会』

3/14(金)10:30~12:30
とよた市民活動センター会議室にて。
参加費100円
どなたでも参加可

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『発達障がいのこと、ちょっと話そうよ』

3/16(日)9:30~11:30(受付9:10~)
豊田市福祉センター34会議室にて。
※どなたでも参加可、要予約(デグチ090-9896-5857)


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『運営会議』

3/18(火)10:00~12:00
豊田市福祉センター32会議室にて。
正会員のみ参加可


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学校春休み中は休暇です

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『事務運営会議』

4/8(火)10:00~12:00
総会資料印刷も行います。
豊田市福祉センター32会議室にて。
正会員のみ参加可


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『総会』

4/11(金)10:30~12:30
とよた市民活動センター活動室2にて。
正会員・賛助会員のみ参加可。
正会員の方はなるべくご出席ください

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『総会後の交流会』

4/11(金)12:30あたり~15:00
昼食持参していただき、交流会をします。
とよた市民活動センター活動室2にて。
主に総会参加者を予定しています



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『運営会議』

4/17(木)10:00~12:00
豊田市福祉センター31会議室にて。
正会員のみ参加可


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『おしゃべり会』

4/25(金)10:30~12:30
とよた市民活動センター会議室にて。
参加費100円
どなたでも参加可


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『おしゃべり会』

5/9(金)10:30~12:30
とよた市民活動センター会議室にて。
参加費100円
どなたでも参加可


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『運営会議』

5/15(木)10:00~12:00
豊田市福祉センター31会議室にて。
正会員のみ参加可


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2014.1.24.「発達障がい者の成人期の生活を話そう」報告

2014-01-27 09:23:00 | 平成25年度の活動記録
1/24(金)に開催した「発達障がい者の成人期の生活を話そう」のご報告です。

参加してくださった皆様、ありがとうございました!









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「発達障がい者の成人期の生活を話そう」


日時:平成26年1月24日(金)

午前の部10:00~12:00、

午後の部12:30~14:30(開場受付9:30)

※一般参加者は午前の部のみ参加


場所:豊田市福祉センター 42.43会議室(予備35会議室は利用せず)


参加者:一般17名、会員11名、ゲスト4名

(ゲスト…みどりがおかコスモス:小西浩文氏、玉沢満馬氏、
     まほうのらんぷ:谷澤雄樹氏、
     障がい者就労・生活支援センター:市井壽一氏、長坂真理子氏)


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アンケート集計 (回収21名分)


Q1.内容はどうでしたか?

大変良い10名、良い10名、普通1名、期待外れ0名



Q1.の答えはどんなところ?

【大変良い】と答えた方

(家族)

・ゲストがたくさん来てくださったこと。個別に話を聞くことはあっても、一緒に話を聞ける機会はなかなかないので

・相談できる所、どんな小さなことでも良いことがわかった

・働く、本人がこれからを生きていくとはどういうことなのかという観点を大事にしていきたいと思った

・いろいろな話が聞けた

・自分の子どもとは診断が違う方々が多かったのですがとても良い情報をいただきました。ありがとうございます。

・本人が成人でも相談するところがいくつもあったこと 相談のための情報

・いろいろな方の話が聞けた

・就労生活支援センターについて知れたことが良かったです。熱心な説明、親切な人柄、すばらしい

・具体的に知りたかったことを知ることができて本当に良かったです。ありがとうございました。


(家族兼当事者)

・未知の世界を知れたこと


【良い】と答えた方

(家族)

・本人を病院へ連れていく前に、まずは支援の相談をすることが大切だと理解できました。

・親からの考え方ではなく、本人の視点からも(価値観)も大切にしなくては。あと、声かけも言葉を変えるだけで本人が答えられる ex.「困ったことある?」ではなく「ヤバイこと」というふうに。

・他の方々の悩みを聞いて、いろいろ考えさせられる事、知らなかったことの情報などを知れて良かった。

(家族兼保育士)

・相談できる窓口があることがわかってよかった

(当事者)

・様々な顔ぶれがそろっていた


【普通】と答えた方

(家族)

・時間が短かった→自己紹介に時間がかかる


Q2.参加してよかったこと、今後に活かしたいことはありましたか?

①あった 21名  ②ない 0名


Q2.の答えはどんなところ?



(家族)
・普段はなかなか聞けない話が聞けた。

・いろんな人がいることがわかった。今後考えたいと思う。

・つながることが大事だと思った。ちょっとしたことでも相談していいんだとわかった。

・発達障害について幅広く勉強したいです。

・他の人の情報を知ることができた。

・具体的で相談窓口なども勉強になりました。ありがとうございました。

・このような集まりに参加したことが初めてでしたが今後も積極的に情報収集のため、交流のために参加したいと思います。

・本人のペースで家族と本人の共通認識の部分を増やしていってから、病院で診断を受けることの重要性がわかりました。

・成人になってから診断の疑いのある方の家族とめぐりあえたこと(声は出せなかった人たちと知りあえた)

・対応の仕方

・成人の発達障害をみてもらえる病院の病院名を直接教えてもらえたところ。相談所に行くと具体的な病院名は口をにごされて自分で調べて的な感じだったので、今日は本当によかったです。

・とにかく、相談できる場所の存在を知れたので、小さなことでも相談していきたいと思っている。

・リアルに子どもが近い将来必要である内容だったので


(家族兼保育士)

・同じ世代の子どもを持っている方達の悩みがきけてよかった

(家族兼当事者)

・相談しようと思いました

(当事者)

・困りごとが様々であることが知れた


Q3.イベントでの改善点、今後知りたいこと、感想などご自由にお書きください

(家族)

・なかなか濃い内容だったと思います。午前も午後も余分な時間ロスもなくいろんな話が聞けました。勉強になりました。

・一般の方達で教育関係者など(医師でもない人)から「あなたは発達障がい(アスペetc)ではないか」と言われて悩んでいる、という人がたくさんいると思った。(そんなに簡単に診断名を言うことはできないと思うのだが)

・実際の制度の様子がわかった。

・谷澤氏の話が、当事者の気持ちをよく考えて深いなぁと思って聞きました。大事なことだと思います。

・「個性の強いこどもを地域で支える会」「まほうのらんぷ」会の存在は知っていたが、今一歩関われなかった。福祉フェスティバルの時、話したこともあった。ふみ出すことができそうだと思った。

・個別の困りごと(成人してから診断、疑いのある人)をグループ別に話し合い、対応策、情報を得たかった。

・成人の発達障害の本人、家族の苦悩を話し合える場がないので定期的に参加したいので開催してほしい。

・ペアトレの必要性は感じていたので情報を得て受けたいと思う。

・ゲストをもう少し少なくピンポイントな内容にすれば

(家族兼保育士)

・やはり時間が決まっているので、どうしても発言する人に時間が集中してしまうので、自分の聞きたかったことが聞けず、とても残念でした。もっと突っ込んでお話が聞きたかった。

(当事者)

・車座は悪くなかったと思う。常に試行錯誤しながら、企画は洗練されていくものだと思います。
 しかし…発達しょうがいとひとくちに言っても、知的なしょうがいがあったりなかったり、あるいは家庭環境の影響?によっても本当にさまざまだなと思います。自分の苦労を話せる人の苦労、話せない人の苦労、それぞれあることでしょう。
 私に関していえば、自己肯定感もだんだん上がってきて、人とのかかわり方が前より安定してくるにつれて、私が発達しょうがいであることを驚かれることが段々と増えてきているなぁと感じます。「えっ!?あなた発達しょうがいなの!?違うと思うけどな…」と思われてしまうことは最近むしろ悩みではあります。
 そんな私の悩みと他の方の悩みとでは何かこう、「ここを相談したい!」というポイントがちがうことがあると思います。きめこまやかな対応に、相談機関が対処できるかどうかはいかにして「ステレオタイプをやわらかくできるか」というところにかかっているのかもしれません。
 いわゆる“「普通」の影を生きてきた”そこは発達しょうがいの人にある程度共通することだと思うんです。「普通」の影にかくれてきてしまったその人の苦労、いったい何なんだろうと、想像力を働かせることが必要でしょうか。
 ぜひ「支援者」の方たちはそこのところ「あたたかく見守ってもらえなかった十数年の思い」というものが当事者ひとりひとりにはあるのだということ、ぜひ知っていて、心にとめていてほしいかなと思います。


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【代表の個人的なまとめ】


 「本人の思い」を大切にしながら、支援者やいろんな方と「つながり」、「相談する」ことが成人期も重要である、という内容になったような気がします。

 具体的な話も多く出たので、これから成人期を迎えるケースでは成人期の生活を想像しやすくなったのではないでしょうか。

 すでに成人期を迎えている方は、なかなか成人期の話をする場がない(つながりがなく、相談場所も相談内容もどの程度かわからず医療に救いを求めているが、医療だけでは日常につながらない)というところで困っていらっしゃる方が多かったように思います。

 参加してくださったゲストのところやハローワーク・障がい福祉課などでも「相談する」ことの重要性(どこかとつながれば、他のところともつなげてもらえる)、第3者の介入によって違う視点からの支援や考え方が入って来る、という点は大きなポイントだと感じました。