Google Chromeのウィンドウの色は初期設定では白になっている。
まぶしいと感じるときはまず、ディスプレイの輝度を下げてみる。
それでもまぶしいときは背景色を変えてみるとよい。
Google公式の「ハイコントラスト」という拡張機能を使うと、ウィンドウの色を白から黒に反転できるが、画面遷移時や新しいタブを開くときに一瞬白になるので、かえって目に負担がかかる。
聞くところによると、背景色は . . . 本文を読む
※本記事は2015年5月に公開し、2020年6月に修正した。月日の流れは早く、5年前のことを思い出すのにだいぶ苦労した。
外れ値の検定方法にスミルノフ・グラブス検定というものがあるらしい。Wikipediaによれば、外れ値が複数ある場合この検定法を再帰的に用いてよいとある。さらに調べていくと、外れ値が複数ある場合に最適化した方法があることを見つけた。これをgeneralized . . . 本文を読む
Excelには対数正規分布を取り扱うLOGNORMDIST、LOGINV関数が実装されています。
引数に「平均」と「標準偏差」を入力する必要がありますが、対数正規分布自身の平均と標準偏差を入力するわけではないことに留意が必要です。
たとえばExcelヘルプのLOGNORMDIST関数の説明を参照すると
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書式LOGNORMDIST(x,平均,標準偏差)
LOGNORMDIST 関数 . . . 本文を読む
Microsoft Office Outlook 2010で、メールを開くたび以下のエラーメッセージが発生することがあります。
「フォーム領域"DPOfcX"を開けません。フォーム領域の記憶データを読み込み中にアドインからエラーが返されました。戻り値の型は、フォーム領域の記憶ファイルのパスであるか、フォーム領域の記憶データの内容である必要があります。」
また、予定表を開くと以下のエラーメッセー . . . 本文を読む
Excelで化学式や数式を入力するとき、下付き文字や上付き文字を入力したくなることがあります。
ところが、Excelではこうした添え字を設定するのは一苦労です。
なんとか楽に入力する方法はないかとGoogle先生に聞いたところ、あるブログを紹介されました。
DeltaTECH: Excelで下付き文字と上付き文字をLatex風に入力できるマクロ作ってみた。
実際に使ってみて、とても便利でした。
こ . . . 本文を読む
Microsoft WordでCO2等の化学式を書くとき、2を下付きにする場面があります。
数が少なければ手作業で済みますが、数が多いときやどこに書いたかわからない場合には手作業では苦労します。
そこで、この作業を自動化するマクロを作成しました。
ダウンロードはこちらから
画面上部の「フォルダーの操作」をクリックし、「フォルダーのダウンロード」をクリックするとダウンロードできます。
(ウィルス . . . 本文を読む
Excelに備わっている統計関数ではできない計算を行う必要に迫られたため、関数を自作しました。
簡単な解説書も含めてアップロードしておきます。
Excelに備わっている統計関数を組み合わせた簡易なものです。
あくまで自分用に作ったものですので、バグがあるかもしれません。
今後時間の余裕ができたら随時修正、機能追加をしていきたいと思います。
現時点で実行できる統計処理
一変量
・変動係数
・標準誤 . . . 本文を読む
Excelの回帰分析に関係する関数は種類が多く、似たものも多いので混乱しがちです。
整理して以下にまとめます。
Excel 2007の場合です。
1.単回帰分析専用(説明変数はひとつだけ)
式形: y = ax + b
(y:目的変数、x:説明変数、a:傾き、b:切片)
SLOPE関数 単回帰直線の傾きを求める。
INTERCEPT関数 単回帰直線の切片を求める。
RSQ関数 . . . 本文を読む
以前SAMOVAを紹介しました。
SAMOVAは遺伝子の空間分布を調べる手法でした。
こうした手法を景観遺伝学(landscape genetics; Manel 2005)と言います。
景観遺伝学に言及した国内の研究は今のところほとんどありません。(立田ら2008くらい)
立田らはSAMOVAとBarrierというソフトウェアを使って景観遺伝学の解析を行いました。
これらの手法は経緯度を使います . . . 本文を読む
国家公務員試験森林・自然環境区分は林野庁技官・環境省自然系技官・国土交通省造園系砂防系技官を主に志望する人のための試験です。
この区分を受ける人は農学部の森林科学科や造園学科の人がほとんどです。
しかし環境省の採用ページの「内定者の声」を参照すると、専門外から挑戦する方もいらっしゃるようです。
同じ森林・自然環境区分でも総合職は科目を選択できる一方、一般職は全科目必須です。
したがって専門外の方は . . . 本文を読む
Arlequinでは、距離行列同士の相関を見るためにMantel検定を実行できます。
(ユーザーマニュアルp.95)
説明変数に使う行列は.arpの末尾に記載します。
書き方はマニュアルのpp.35-39を参照してください。
SettingsタブのMantel test欄には以下の注意書きがあります。
「距離の計算に関する設定はAMOVAタブで行います。」
(Note that the set . . . 本文を読む
SAMOVA (Spatial Analysis of Molecular Variance)は入力ファイルに不備があると動作を停止してしまうことがしばしばあります。
エラーメッセージが表示されることもありますが、そのメッセージから原因を類推するのは困難でもあります。
動かなくなってしまった時どこをチェックすればよいかを以下に列挙します。
参考になると幸いです。
なお、動作検証はWindows 7 . . . 本文を読む
AMOVA (Analysis of Molecular Variance)は集団間の分化の大きさを計算でき、
かつ分化の程度が0より有意に大きいか検定できる手法です。
AMOVAは集団を複数まとめてグループ化し、グループ間の分化も調べることができます。
ただし、どのように集団をグループ化すればよいかは判断が難しいところです。
SAMOVA (Spatial Analysis of Molecul . . . 本文を読む
Structure 2.3は遺伝子型のデータから個々の個体がどの先祖集団にどの程度の割合由来するのかを推定するソフトウェアです。
このソフトウェアでは先祖集団の数Kをソフトウェアの利用者が与える必要があります。
ただ、Kを知る由もないので、Kをいろいろと変化させて最もふさわしい値を決めることになります。
Structure Harvesterは、今まで研究者たちがKを決めるために手作業で行ってい . . . 本文を読む
系統樹作成ソフトウエアにはPhylipやPopulationsがあります。
が、今回ご紹介するのがPOPTREE2です。
POPTREE2は遺伝マーカーから得られたデータから集団系統樹を描画するソフトです。
このソフトの機能は
1. 5種類の遺伝距離(根井の遺伝距離Da, 根井の標準遺伝距離Ds, Fst*, デルタミュー2乗, Dsw)について、
計算、系統樹の作成、ブートストラップ検定
. . . 本文を読む